ニュース (大雨関連)
活発な梅雨前線の影響で山形県では猛烈な雨が降ったと見られるほか、秋田県では記録的な大雨となり川の氾濫や土砂災害の危険性が非常に高くなっている地域がある。東北の日本海側を中心にあすにかけて雨が続く見込み。自治体の避難情報や周囲の状況をよく確認し、安全な場所で過ごすように。気象庁のレーダーによる解析で午前9時までの1時間に山形県の酒田市南部付近でおよそ100ミリ、午前9時10分までの1時間には山形県の遊佐町付近でおよそ110ミリ、酒田市北部付近でおよそ100ミリの猛烈な雨が降ったと見られ、気象庁は災害が発生する危険が迫っているとして記録的短時間大雨情報を相次いで発表した。正午までの1時間に山形県が遊佐町に設置した雨量計で65ミリの非常に激しい雨を観測した。今も活発な雨雲が山形県の北部を中心にかかり続けている。この大雨で由利本荘市を流れる子吉川水系の石沢川ではきょう未明に堤防が決壊し氾濫したとして国土交通省が氾濫発生情報を出した。消防によるときょう午前9時20分ごろ、山形県真室川町青沢地区の国道344号で土砂崩れで車3台が立往生していると通報があったということだ。消防が現在、現場に向かっていて確認を進めている。山形県に特別警報、大雨の特別警報が発表された酒田市と遊佐町に大雨の特別警報が発表された。