モーサテ (経済情報)
岡三証券NYの荻原裕司さんは「全米小売業協会によると、11月23日から27日の買い物客数は2億40万人と過去最多を更新しましたが、前年比では店舗が1.1%減少、オンラインが3.1%上昇となりました。また、店舗への来店客数は、ブラックフライデー当日以外は来店客数が前年より減少しています。消費者がセールなどのプロモーションに慣れて、一番安くなっている時期以外はわざわざ店に出向かない傾向が強まっているとみられています。実際、ターゲットやウォルマートは前倒しでセールを開催していましたが、来店客数は前年よりマイナスになっています。一方、オンラインを見ると、今年の値下げ率は幅広い分野で去年より拡大しており、今後も実際の店舗は集客に苦労すると予想されます」などと話した。