広島で授業続ける教員が講演 水俣病

2024年10月2日放送 13:37 - 13:39 NHK総合
列島ニュース (熊本局 昼のニュース)

広島で授業続ける教員が講演を行った。自主講座の一環で行われ、水俣市のホールには20人余りが参加した。この中で、広島県の中高一貫校の教員で、3年前から水俣病に関する授業を続けている加藤弘輝さんが「『水俣』を学ぶ意味・学ばせる意味」と題して講演した。加藤さんは、生徒たちが患者などの証言を、単に資料として読むだけでなく、実際に水俣を訪れてフィールドワークを行って、その被害の歴史を学んできたことを紹介した。また、水俣病と広島の原爆の被害を重ね合わせ、いずれも差別が生まれたり、被害が認められない人がいたりすることなど、生徒たちが共通点を見いだしたことも報告した。加藤さんは「社会的な名声を得るための学びではなく、弱い立場にいる人たちにどう寄り添えるかの学びを水俣病から得られると思います。公害が起きた歴史を語り継ぐ視点も大事に学んでいきたい」と話していた。


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原子爆弾水俣市(熊本)広島県水俣病加藤弘輝

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