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原爆投下から80年、広島では夜明け前から平和への祈りが続いている。「平和記念式典」には被爆者や遺族代表、石破総理大臣のほか、過去最多となる120の国と地域の大使などを含む約5万5000人が参列した。この1年に亡くなった人や死亡が確認された人合わせて4940人の名前が書き加えられた34万9246人の原爆死没者名簿が原爆慰霊碑におさめられた。そして原爆が投下された午前8時15分、黙祷が行われた。被爆者数は今年初めて10万人を下回った。後世に語り継ぐという使命をより強いものにする活動も続いている。小学校で行われたのは被爆者に代わって伝承者が体験などを語り継ぐ授業。