THE TIME, THE TIME,マーケティング部
新成分・トステアの発見で注目される最新くせ毛対策をマーケティング。日本人のくせ毛の割合は男性61%、女性73%。街で70人に話を聞いたところ50人がくせ毛に悩んでいた。大人になってからくせ毛になった人も。神戸大学大学院・辻野義雄徳明教授は「年齢を重ねていくとくせ毛になりやすい。」と話した。辻野教授は偶然くせ毛に効く新成分を発見した。50人のくせ毛に悩む人のうち22人がやってみたことがある縮毛矯正は、傷んだ髪の人はNG。健康な髪の毛は酸性寄りで一般的な縮毛矯正はアルカリ性だが、弱酸性の縮毛矯正が誕生し対応の幅が広がった。弱酸性の縮毛矯正は人に合った薬剤やトリートメントを調合するなど、専門知識が必要。縮毛矯正は1万7600円。お金も時間もかかるため、部分縮毛も人気。部分縮毛矯正は前髪のみで6000円。
くせ毛の50人に聞いた対策で9人がトリートメントと答えた。トリートメントは髪のダメージを補修するもので、髪を有効成分で埋めることで強くしなやかな髪になり広がりを抑える。東京・南青山・Siiで行っているのが去年認可された「トステア処理」。トステアは従来のトリートメントと同じように使い、トステアは中性の原料でどんな髪質の人がやっても効果が期待でき、熱で効果が高まり長持ちする。うねりは戻るが、広がりは約1ヶ月抑えられる。トステアを発見した神戸大学大学院・辻野特命教授は美容師向けのトリートメント講習会で「2つの薬剤を混ぜて使うとよい」と教えた。その際、1人の美容師が混ぜるだけではなく煮込んだ。煮込んだことで成分が変化しトステアが発見された。
くせ毛の50人に聞いた対策で4人がくせを敢えて強調して見せると答えた。くせ毛アドバイーのYukariさんはヘビーなくせ毛だが、オシャレなカーリーヘアを作れるという。くせ毛のスタッフで実践。濡らした髪にトリートメントをつけ、持ち上げて握ることでくせ毛のウェーブを強調させる。ジェルを塗って握りドライヤーで乾かし固め、オイルをつけて握ると前髪がカールして明るい印象になった。Yukariさんは元々くせ毛がコンプレックスだったが、親になったら子どもには自分らしさを大事にしてほしいと、くせを活かすようになった。