Nスタ (ニュース)
気象庁によると東京都心では今日、最高気温17.6℃を観測した。関東各地は4月上旬の温かさとなった。先週大雪に見舞われた群馬県みなかみ町でも気温が上がり、除雪作業が進んでいた。注意が必要となるのが「落雪」。きのう新潟県十日町市では、屋根から大量の雪が一瞬で滑り落ちる映像が撮影された。長野県小谷村ではきのう、雪かきをしていた81歳の男性が屋根から落ちてきた雪に埋もれ死亡した。気象庁によると、あす以降は更に気温が上がり、東京都心では日曜に最高気温が21℃となるなど、全国的に4月下旬並みの暖かさになると予想されている。気温が上がると気になるのが花粉。週末は関東を含めた太平洋側で、非常に多くの花粉が飛散するおそれがある。症状がある人にとっては、花粉を家の中に持ち込ませないことも大事。東京・西東京市にある、来年3月に引き渡し予定のマンション「ルピアコート花小金井」のモデルルームを取材。中央住宅・西牟田奈津子さんは「花粉をストレスなく除去することに特化したマンションになります」と述べた。部屋に持ち込まれた花粉は踏まれることで粉々になり、空気が動く度に舞い上がる。粉砕花粉は通常の花粉より長時間空間に漂い続けるため、体に取り込まれるリスクが高くなるという。このマンションには、外出先で付着した花粉を吹き飛ばす「エアシャワー」がエントランスに設置されている。部屋の中にも工夫があり、目の細かい特殊な網戸は普通の網戸に比べて花粉を80%カットする。西牟田さんは「来場者の7〜8割は自身や家族が花粉症で、室内の『まどマスク』に関しても高評価をいただいている」などと述べた。