ワールドビジネスサテライト (ニュース)
トヨタ自動車・日本航空・LINEヤフーの株主総会が行われた。トヨタ自動車の株主総会では、株主が相次ぐ認証不正への対応について指摘した。アメリカの議決権行使助言会社2社は、グループでの不正が続く責任は豊田会長にあるとして、再任に反対を推奨している。トヨタは明日、各役員の賛成比率を公表する予定。日本航空の株主総会では、鳥取三津子社長が、旅客機が滑走路に誤って進入するなど多発するトラブルについて謝罪をした。そのため、国土交通省から厳重注意を受けて再発防止策を提出したばかりだった。事前質問では、安全対策について質問が集中し、去年以上に動議を求める声も相次いだ。INEヤフーの株主総会では、50万人分を超える情報漏えいが発覚し、原因となったのはLINEヤフーの親会社に50%出資する韓国のIT大手ネイバーだったとしている。総務省はネイバーとの資本関係の見直しなどを含む行政指導を4月までに2度も実施している。LINEヤフーは今後、サービス開発などのネイバーへの委託を終了する方針だが、資本関係の見直しについては。決定できる立場にはないとした。株主からは不満の声があがった。さらに総会では、低迷する株価について経営陣の責任を追及する場面もあった。