ZIP! TOP NEWS 解説
上水道管の破損は、地下浅い水道管・強い圧力で地上に水が吹き出す。一方、下水道管の破損は、地下深い可能性・傾斜で水が流れるため、地下で被害が進行している(陥没被害の恐れ)とのこと。事故が相次ぐ原因は、全国各地で寿命を過ぎた水道管が増加しているという背景がある。設置から40年を過ぎてくると、事故件数が大幅に増加しているという。水道管の耐用年数は、約40~50年だと伝えられた。高度経済成長以来、下水道・水道の設置をしているので、そういうものが今耐用年数を迎えようとしている状況だという。取り替え費用(水道管1キロ当たり)は、都市部で約2億円、地方で約1億円。鎌尾樹教授は「人、お金が不足している。全部交換するのは難しい状況が現状。」「点検が大前提。八潮市の事例では点検しても気づかなかったこともある。そういうところを、技術開発などで確実に老朽箇所を見つけられることが今後望まれる。」と話した。国土交通省によると、おととし時点で約136.9万戸のマンションが築40年を超えているという。水道管の異変に気づくには、水道代の請求が高額だったときには水道管から老衰の可能性があるとのこと。水道管が漏水したら、1「水道の止水栓をしめる」、2「修理会社に連絡」呼びかけられた。また、訪問詐欺に併せて注意。