満天☆青空レストラン (満天☆青空レストラン)
名人はみずみずしい青首大根を使用。いぶりがっこは大根を囲炉裏で燻してぬか床に漬けた郷土料理。冬の間に1年分のいぶりがっこを仕込むため今が生産のピーク。収穫した大根は新鮮なうちに燻す。雪が多い秋田では天日干しができず囲炉裏の上で乾燥させたことが始まり。秋田でも地域によって燻す木が異なる。名人は桜の木を使用し桜ならではの優しい甘い香りに仕上げている。煙に含まれる成分が表面をコーティングするなどし保存性も増す。煤を落として味付けに移る。食品衛生法の改正で2024年6月以降、許可を得た施設以外での漬物の製造販売が禁止となり3割のいぶりがっこ生産者が引退を考えた。名人は共同加工所を整備しいぶりがっこを救った。
宮川大輔らはいぶりがっこの漬け込み作業を体験。40日以上ぬか漬けにすることで水分が出る。味にムラができないよう隙間なく並べることが重要。大根の種をまいてから約半年で完成。宮川らは樽あげしたてのいぶりがっこを試食し絶賛した。いぶりがっこはクリームチーズと相性抜群。いぶりがっこは地理的表示保護制度に登録されている。