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三木さんは真竹の竹林を見せた。真竹はじょうぶでしなやかなため竹垣に一番多く使われている。竹の根は短いため枝で支え合わないと倒れてしまう。支えとなる竹は切らずに残すのが鉄則。マークさんも3年目の貴重な真竹を切らせてもらったが力技だった。竹は切った後にすぐに枝を切り落とす。修行では竹を運ぶのが3年間で見習いをする。切り出した竹は水洗いして割っていく。菊割りという専用の道具を使って行う。僅かに出っ張っている竹の芽に道具を当てて割っていく。マークさんは光悦寺垣を作ることが夢。曲線部分は竹を組み直す精密な構造になっている。本阿弥光悦が曲線を描く優美な竹垣を好んでつくらせたのが由来となっている。