グッド!モーニング (ニュース)
米ロ首脳会談を受けてゼレンスキー大統領が18日に緊急訪米し、停戦に向けてトランプ大統領と会談すると明らかにした。世界が期待したアメリカ・トランプ大統領とロシア・プーチン大統領の直接会談は「停戦に向けた合意」には至らなかった。アメリカCNNは「進展についてのあいまいな発言があるだけ」、ウクライナメディアは「停戦合意も新たな制裁もなかった」などとした。マスコミは「プーチン大統領の勝利」の見出しとともにトランプ氏に成果がなかったと報じている。トランプ氏は会談前、ロシア側が停戦合意に応じなければ追加の経済制裁など厳しい措置を取るとしていた。会談後のFOXニュースのインタビューでは、当面は見送る考えを示し、今後の交渉はゼレンスキー氏次第だと指摘した。トランプ氏はアラスカからワシントンに帰る6時間のフライト中、ウクライナ・ゼレンスキー氏や欧州各国の首脳と電話会談をしたという。ニューヨーク・タイムズによるとトランプ大統領はウクライナがドンバス地方から自国軍を撤退させロシア側に明け渡すことを引き換えにロシアが侵略を終結させる計画を指示していると伝えたと報じた。トランプ氏はSNSで「和平協定に直接進むことであると全員が判断した」などと投稿した。ゼレンスキー氏はSNSで「アメリカ、ロシア、ウクライナの三者会談を支持する」などとした。ロシア国営メディアは三者会談の実施の可能性について議論はまだと報じた。