首都圏ネットワーク (ニュース)
能登半島地震の発生から1年となり、被災地に再び思いを寄せてもらおうと地震の被害や人々の営みを伝える写真展が港区で始まった。地震で大規模な火災が起きた輪島市の朝市通りの様子や。地震の影響で結婚式が延期となり5月にようやく式を挙げることができた新郎新婦の様子などが撮影されている。写真展は地震のあとから能登に通い続けてきた報道写真家の渋谷敦志が開いた。この1年間に撮影した写真およそ60点が展示されている。去年7月に珠洲市で撮影された写真では畑仕事の合間に笑顔を見せる3人の姿など能登の自然とともに生きる人々の様子をありのままに映し出している。写真展は今月12日まで港区の「NINE Gallery」で開かれその後、金沢市でも行われる。