NHKニュース おはよう日本 (ニュース)
石破総理大臣は臨時国会会期末の今月9日に衆議院を解散し、衆議院選挙を15日公示、27日投開票の日程で行う方針を表明した。政治部・米津絵美記者のスタジオ解説。石破政権が発足してすぐに選挙が行われることとなった。政治不信などにどう対応していくのかがポイントとなりそうだが、石破総理の昨夜の会見の中で収支報告書に不記載があった議員を公認するかどうか、この点にも言及があった。この点、どうなると考えるかについては「石破総理は公認を判断するにあたり、不記載があった議員に対して再発防止に向けた認識などを書面で提出させ、聴取も行う考えを示した。可能なかぎりの対応を取ることで、政治とカネの問題の選挙戦への影響を最小限にとどめる狙いがあるものとみられる。ただ、公示まで2週間を切って時間的な制約もあることに加えて、何を基準に判断するのかなど明確になっていない点もある。石破総理は公認権者として自らも説明するとしているが、この不記載があった議員の公認を巡る対応が政権にとって最初のハードルとなりそう。石破総理大臣が解散の日程を表明。与野党の論戦はどうなると見ているかについて。今後、想定される日程を紹介。解散総選挙を前に双方が自分たちに有利になるよう世論をリードしたという思惑もかいま見えて、与野党の対立が激しさを増すことが予想される。