連続増配企業に再注目

2025年4月1日放送 6:43 - 6:52 テレビ東京
モーサテ アメ株Update

野村証券・村山誠氏の解説。テーマ「経済の不透明感が高まる中連続増配企業に再注目」。S&P500指数とS&P500配当貴族指数(S&P500指数構成銘柄のうち過去25年以上連続増配している企業)のグラフ参照。S&P配当貴族指数の方がS&P500指数を上回っている。2020年春−2022年末、2023年−2024年では配当貴族指数はS&P500指数をアンダーパフォームしている。FANGやGAFAMなどの銘柄が株式市場をけん引した。情報型銘柄の株価情報を示す株価指数はNYSEFANG+指数がある。Appleやマイクロソフト等の情報技術10銘柄が含まれる。2020年〜2022年末にかけてと2023年〜2024年にかけては株式市場で超大型情報技術銘柄が先行された結果、NYSEFANG+指数はS&P500をアウトパフォームしている。超大型企業はS&P500の構成企業だがS&P配当貴族指数には入っていない。NYEFANG+指数が上昇した局面ではそれに伴いS&P指数も上昇したが配当貴族指数はそうではなかったためアンダーパフォームした。今後はNYEFANG+指数は大きく下落している。大手情報技術銘柄への一極集中が解消されつつある。連続増配銘柄:マクドナルド、IBM、プドクター・アンド・ギャンブル、アッヴィ、ウォルマート。マクドナルドは2024年12月期まで48年連続増配。ポイントは業界屈指の収益性。好立地店舗を多数確保。高い収益性。リスクは新興外食企業との競合。健康志向など消費者志向の変化もリスクとなる。安全、品質問題とブランドのイメージへの影響。食中毒の問題等を経験してきた。マクドナルドは過去3年間、株価は一進一退の推移。2024年1−3月期は既存店売上高はマイナスに転じた。その際に株価は下落した。ボトルパックなどの価格を訴求した商品提供を行ったことで売上高は回復。IBMはIT企業大手。2024年12月期まで29年連続増配。ポイントは既存顧客のITインフラ更新を商機になっている。オープンソフトウェアと言われる分野のサポートを手がけるレッドハットを買収。事業再構築を続けていることが連続増配できている要因。IT業界は技術革新が激しく競合激化もリスクになる。2010年代、2023年の前半にかけて株価は上値が重い状態が続いた。2023年後半以降は上昇。直近は株価は足踏みとなっているが四半期決算を通して今後業績が拡大していくとの見通しを株式市場に伝わると株価は上昇する。午前7時8分ごろ〜モーサテプレミアムで野村松証券・村山誠氏の解説。


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