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陸上自衛隊の化学学校は化学兵器や核兵器に備えた教育や研究を行う施設で、先月、OPCW(化学兵器禁止機関)から国際標準の分析能力がある研究機関として指定された。さいたま市の大宮駐屯地にある化学学校できょう、記念式典が開かれた。今後、日本政府がOPCWとの技術協定の手続きを終えると、化学兵器の使用が疑われる地域の土や水などの試料の分析について化学学校が依頼を受ける。防衛省によるとOPCWから試料の分析を行う機関に指定されたのは日本国内では初めてで、世界では化学学校を含めて25か国の30機関が指定されている。