Eyes on 工夫で“再配達”減らせ

2025年1月15日放送 6:46 - 6:50 NHK総合
NHKニュース おはよう日本 おはBiz

深刻な人手不足にあえぐ物流業界。課題の1つが、受取人が不在の場合にもう一度届けることになってしまう「再配達」。今、さまざまな工夫で再配達を減らそうという動きが広がっている。年間50億個に上る宅配便。国土交通省のサンプル調査によると、1割が再配達になるという。再配達を減らす鍵となるのが、玄関先などに荷物を置いて届ける「置き配」。ただ、壁となっているのがオートロックのマンション。宅配ボックスがなかったり、埋まったりしている場合、荷物を持ち帰るしかない。そこで東京・中央区にあるマンションが設置したのは、仕切りがなく棚の幅も変えられる宅配ボックス。住民はQRコードを持っていて、それをかざさずに取り出すと、警告音が鳴る設定もついている。
一方、名古屋にあるインターホン専門メーカーが開発したのは、オートロックを荷物で解錠するシステム。届ける荷物が置き配に指定されていた場合、配達員は荷物の伝票番号や部屋番号をインターホンに入力する。情報が一致すればオートロックを解錠することができ、受取人がいなくても置き配ができる仕組み。このシステムを導入している大手宅配事業者も、再配達の減少につながると期待を寄せている。荷物が再配達になってしまう割合は、去年4月の時点で10%ある。国は今年度中に6%まで下げる目標を掲げていて、官民を挙げた取り組みが求められる。


キーワード
中央区(東京)国土交通省名古屋(愛知)置き配

TVでた蔵 関連記事…

黒石市が被害把握へ 農道の除雪開始 (列島ニュース 2025/1/16 14:05

訪日外国人最多 カギは「地方誘客」 (ストレイトニュース 2025/1/16 11:20

スキーバス事故から9年 遺族など慰霊碑訪れる (ニュース・気象情報 2025/1/15 14:00

”海の巨大クレーン”起重機船 (解体キングダム 2025/1/14 1:20

LRT西側延伸 来年度中に国に工事認可申請へ (ニュース(関東・山梨・長野) 2025/1/11 12:10

© 2009-2025 WireAction, Inc. All Rights Reserved.