LBS “名古屋らしい土産” 意外と少ない!?

2025年8月1日放送 6:37 - 6:42 テレビ東京
モーサテ LBS

名古屋の人気味噌カツチェーン店が出した新作土産は小さな箱。これが地元産の人気商品が少ない名古屋土産で存在感を高めている。
名古屋駅で「名古屋ならではのお土産は何?」と聞くと「赤福」「うなぎパイ」などトップ5に県外の商品が3つもランクインしている。この不名誉な状況に名古屋めしの老舗が立ち上がった。創業78年の味噌カツの「矢場とん」は、トンカツに甘辛い味噌ダレをかけた「みそかつ」にサクサクした衣の「みそ串かつ」、みそですじ肉を煮込んだ「どて煮」が名物。今年4月に販売開始したという新作土産を名古屋駅の「矢場とん」のショップで探すと、並んでいたのは「おうちde矢場とん」と書かれた小さな箱。名刺入れより一回り大きいサイズ。中には二次元コードが付いたカードが入っている。コードを読み取ってアクセスできるサイトに必要な情報を入力すれば、指定した場所に名物3種類のいずれかの冷凍食品が届く仕組み。「矢場とん」はこれまでにも冷凍食品を販売していたが、保冷バッグに保冷剤を入れても夏場だと持ち運びに耐えられるのはせいぜい2時間ほど。しかもかさばるため客が敬遠し、売り上げが伸び悩んでいた。そこで時間もカサも気にならない新しいお土産用の商品「あと配土産」を開発。2~3人前で送料込みの3,800円とお土産としては少々高めだが、年間目標の1,000個に対し3か月で約300個が売れ滑り出しは上々。メリットは他にも。冷凍食品はこれまで店舗ごとに販売。各店舗で在庫管理する手間がかかる他、賞味期限が切れた商品のロスが課題だった。その点「あと配土産」では通信販売専門のセンターが客からの受注・在庫管理・発送を一括で行うため、負担やロスの軽減につながる。日本経済新聞社・山名さんは「矢場とんは2023年に中部電力出身の奥村与幸さんが創業家以外で初めて社長に就任。策定した中期経営計画で現在約60億円の売上高を2027年度までに75億円に高める目標を立てている。達成に向けた1つの柱が通販事業。『あと配土産』を起爆剤に県内外で『矢場とん』の認知度を高め売り上げの底上げにつなげたい考え」と話す。いま「あと配土産」を販売しているのは愛知県を中心に11店舗のみ。今後、取扱店舗を増やすとともに注文できる商品ラインナップの拡充を検討している。LBSは「日経電子版」で視聴可能。


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