モーサテ (経済情報)
大和証券キャピタル・マーケッツアメリカのシュナイダーさんはAI需要について「劇的なコストの削減や効率化を可能にするAI導入の動きは今後も広がっていくと見られる。AIは対話型『ChatGPT』のフェースから次の段階に入り、人間が介在せずにAIがタスクをこなす『エージェントAI』がビジネスに確信をもたらす。」、政府がIT支出を減らす懸念については「まず企業に取材すると政府効率化省の影響は4-6月期以降に出てくるようだ。ただ7-9月期は連邦政府の予算が9月〆なので余った予算を使い切るプラスのちからがDOGEのマイナスを相殺するとの見方もある。また、そもそも連邦政府のITシステムはいまだに8割以上が政府内のサーバーなどで管理される旧来型のオンプレミスなので政府機関がクラウドかAI導入を進めるのはこれから。」などと述べた。また、AI関連企業の決算発表で気になることについては「『スノーフレーク』が先週発表した2-4月期決算は26%増収、営業利益は2.5倍と市場予想をお幅に上回り通気の売上高見通しも引き上げた。スノーフレークは企業が持つ膨大なデータを管理し、AIとの接続をスムーズにする。こうしたクラウド上で使われるソフトウェア企業の業績にAIではずみがついた。新規顧客の獲得や既存顧客によるAI新機能の追加購入も好調。さらに6月2日から開催される「スノーフレークサミット」での新製品発表も投資家の関心を集めそうだ。」などと述べた。