- 出演者
- 蓮見孝之 八代英輝 森朗 山内あゆ 恵俊彰 伊藤隆佑 小林よしひさ 副島淳 松嶋尚美 熊崎風斗 井上咲楽 来栖良依 良原安美 篠原梨菜 若林有子 皆川玲奈 御手洗菜々
早期・希望退職を募集する企業の1つがパナソニック。パナソニックはここ12年連続で黒字となっている。しかし、過去には世界恐慌で売り上げが半減し、倉庫に在庫があふれるということもあり、従業員の半減が提案されるも創業者の松下幸之助氏は「1人も解雇したらあかん」と言って製造を半減させ1人の従業員も解雇せず成長していったという過去がある会社。パナソニックは今月9日、国内・海外それぞれ5000人の人員削減を発表。パナソニックホールディングスの売り上げを見ると多くを占めているのは家電。グループ再編の方針として、白物家電などを統括するパナソニックを今年度中に解散し、複数の事業会社に分割し、テレビ事業は売却や縮小も検討するという。加谷氏はパナソニックは黒字ではあるがライバルとなるソニーや日立と比べ株価は横ばいで資本市場からはこのままではまずいという声もあがっていると指摘。
このような動きは他の企業にも出てきている。今年4月にはマツダが車の製造現場以外の勤続5年以上50歳以上の正社員を対象にリストラ実施を発表。計4回500人の募集を行うという。2023年には塩野義製薬、2022年には富士通が50歳以上の社員を対象に募集したという。企業と従業員の関係も変化。これまでは新卒一括採用、終身雇用、年功序列型賃金だったが、バブル崩壊の1990年代からリストラが一般化。カルロス・ゴーン氏は日産リバイバルプランとして大規模リストラを断行し、2万1000人を削減、国内5工場を閉鎖し、破産寸前だった日産をわずか1年で過去最高益となる黒字に転換させた。これがきっかけとなり、リストラは企業再生の手段として定着していった。ただ、本来のリストラとはリストラクチャリングの略で再構築の意。
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リストラよりもポジティブな響きのある早期希望退職は定年を迎える前の社員に対し、通常の退職よりも退職金の割増しや再就職支援など有利な条件を提示す、定年前に退職を促す制度のこと。大手企業の場合、早期退職をすると普通の月収×勤続年数よりも1000万円割増金が出る所もあるという。そして、再就職先のサポートもしてくれるのだそう。企業が再就職支援サービス会社に委託金を支払い再就職支援をを行うというもの。シニア世代は再就職が心配・不安という人もいるというが、そこの悩みに特化した会社があるという。それが「BEYOND AGE」。この会社はシニア世代に特化し、転職・独立を支援する人材会社で50歳以上が対象。早期希望退職制度で退職した後に転職活動をする人がこの数年で増加している。しかし、1つの会社に勤め続けていたことで履歴書や経歴書の書き方がわからない人も多いという。どんなサポートをするのか。もともと不動産会社に勤務していたというAさんの例を紹介。52歳のときに早期希望退職制度を利用し転職。不動産コンサルティングとして独立。退職金を元でに独立し、人脈を活かして活躍することができている。元製造会社勤務のBさんは59歳の時に早期希望退職制度を利用し製造業からコンサルティング会社に転職。海外との交渉などを多く担当していたBさんは他業種でも得意の英語のスキルを活かして活躍している。こうしたマッチングを行っているのが「BEYOND AGE」だという。
「BEYOND AGE」市川大和代表はこれまで勤めていた大企業の水準を下げられない、仕事内容も下げられない人とのマッチングが難しいという。元医療系メーカー勤務のシニア世代Cさんの例。Cさんは約9カ月で400社ほどの求人に応募も1社も決まらず、決まらない理由は希望条件が高いということ。前職と同じくらいの年収を求めていたのだそう。前職は1000万円近く、求人先の中小企業では500万円程度。加谷珪一さんは「日本はいままで長く勤めていた人はできるできない関わらず給料が高め、会社の規模が大きいだけで給料が高めというちょっと歪んだ体系だった。これからはジョブ型といって仕事に対してお金を払う時代になっていくと思うので、大分緩和されると思う」などコメント。
早期希望退職制度について街の声を取材。肯定派の60代会社員は「転職もしやすくなってきていると思うし、1つの会社に長くいることがそんなにいいことなのかっていう気は最近している」などコメント。肯定派の60代会社役員は「いい環境のところに移るっていうのは今はあるんじゃないか」などコメント。否定派の50代会社員は「安易に一時金に目がくらんで辞めるのはちょっと大変かな」などコメント。また別の否定派50代会社員は「しがみついている感じであればある程度の年齢まで収入が約束されるが、早期希望退職してしまうと退職した後どうなるんだろうっていう不安がある」などコメント。企業として早期希望退職はどういう影響があるのか加谷珪一さんは「人件費削減「社員の若返り」「円満に人員の整理」という利点があるとしている。一方で「優秀な人材が流出してしまうリスクもある」という懸念材料も指摘もしている。
シニア世代の就職をサポートしている「BEYOND AGE」市川大和代表は「人生100年時代、シニアになっても働き続けるなら50代~60代が転職をして次のキャリアに進むことは長い目で見ればプラスになる選択肢。早期希望退職はいいきっかけを会社から作ってくれたという捉え方でポジティブに考えてもいいと思う」などコメント。加谷珪一氏は「価値観やライフスタイルは人によって変わってきている。選べる社会が良い。早めにセカンドキャリアを考えたいという人はそれでも良いだろうし」などコメント。
きのう発表された日本の外国人観光客の数。過去最多となった。香港のとある航空会社は日本への便を減らしている。たつき諒著「私が見た未来 完全版」(飛鳥新社)が原因だという。作者が見た予知夢の記述。「今年7月に日本列島の太平洋側が大津波にのみ込まれる夢を見た」という。香港では風水師が日本に行っちゃダメだと予言。香港で何が起きているのか。現地を取材した。
4月の訪日外国人客数は390万8900人で、前年同月比で28.5%増加。単月過去最多を記録し、単月では初めて390万人を超えた。鳥海は、桜効果によって増加したとし、コロナ前も300万人は1回も超えていなかった、今のペースでいくと、年4200万人ほどの訪日外国人客数が見込めそうなどと話した。香港から日本への航空機の減便が相次いでいて、香港から仙台が週4便から週3便になるなどしている。背景にあるのは、ことし7月に日本で大災害が起きるという噂だという。たつき諒作の漫画「私が見た未来完全版」が噂の元。作者本人の予知夢の体験などが描かれていて、1999年に刊行され、2011年の東日本大震災を予言したと話題になった。中国語版も刊行されていて、香港などでも販売されている。漫画には、「大震災の夢を見た、災難が起こるのは2025年7月だ」などといった内容が描かれている。香港の風水師がこの内容をもとに、日本には行ってはいけないなどと呼びかけ拡散している。鳥海は、日本への便を減便する国はない、増便したくても、飛行機や人員の不足で増やせないという状況で減便するのは、予約数に影響が出ていることが明らか、風水文化が根づいていることがわかるなどと話した。航空会社担当者によると、99%の人が噂を信じていて、減便後の搭乗率は50%強だという。宮城県の村井知事は、非科学的な根拠で情報が広がっていて、観光面で影響が出てくるのは由々しき問題などとし、徳島県の後藤田知事は、災害時には、自国民のみならず観光客もちゃんと守れる態勢を整えていると発信することが大事などとしている。香港では、地震が怖い、予言を信じないより信じたほうがいいなどといった声が聞かれた。
うわさが広がったのには風水の影響があるという。香港は風水を信じる場所で、風水師が言うことは信じた方がいいという考え方があるという。香港では家を買う時や子供の名前、出産のタイミングまで風水師が指定することもあるという。企業でも風水を活かそうとするところが少なくないという。
香港では風水戦争というものがあった。1985年、香港上海銀行のビルが完成。これは世界的に有名な風水師をコンサルタントに招き建設したもので、風水最高の開運ビルだったという。その5年後、近くに中国銀行が風水師に相談せず尖ったビルを建設。すると「周囲の幸運を切り裂く刃物」として批判があった。実際に、風水最高のビルをもっている香港上海銀行は、中国銀行が完成すると株価が急落したという。そこで、中国銀行が建った翌年、大砲に見立てたクレーンを設置し、中国銀行の尖った刃物に対し火砲で打ち勝つ様子を表すと業績は翌年に回復したという。八代氏はこの問題について、7月がすぎるのを待つとコメント。鳥海氏はこうした情報が香港から中国本土に広がるのか広がらないのかについて注目だとした。内閣府はXで「日時と場所を特定し地震を予知することは現在の科学的知見から困難。」などと投稿。たつき諒氏は「読者の皆様に高い関心をお寄せ頂いていることは防災意識が高まっている証拠」などとし、この関心が安全対策につながることを願っていますなどとしている。鳥海氏は日本嫌いになっていないのが唯一の救いなどとコメント。
天気クイズ:アジアの気象機関で雨予報に傘マークを用いる国は?A日本のみ。B日本と韓国。
問題。アジアの気象機関で、雨予報に傘マークを使っている国は、「日本のみ」か、「日本と韓国」か。正解は、日本のみ。栗栖らが正解した。他の国は、雲から雨が落ちている絵を使っているという。明治時代に福沢諭吉が発行した「時事新報」で初めて掲載された天気報告では、雨を表すイラストに傘を差す人が描かれていた。
皇居前の情報カメラの映像を伝えた。東京の気温は現在27.1℃。東京はきょう27.9℃まで上がり、大阪府ではことし初めて30℃を記録。森は、いまかかっている前線が涼しい空気を連れてきて、次の前線がかかると、肌寒い雨になりそう、土曜日は暖かい空気が残るが、日曜日には気温が下がりそうだなどと話した。土曜日は、昼過ぎには関東に雨雲がかかり、日曜日午後には止んでくる予想。西日本でも、土曜から日曜にかけて雨の予想。来週は25℃前後の日が続く予想となっている。東日本と北日本でも気温は上がらない予想。日曜日は、東京で最高気温19℃予想などとなっていて、気温差に注意。
今夜のTBSの予告。
自民党が選択的夫婦別姓導入の是非をめぐる会合を開いた。現時点での基本的な考え方として旧姓の通称使用拡大に法的効力を持たせる案を示したが、結論は持ち越された。
隅田川の情報カメラ映像を紹介。気温は26.8℃、湿度は67%。今夜また雨の可能性がある。
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