- 出演者
- 古谷敏郎
オープニング映像。
関東の気象情報を伝えた。
さいたま市でさいたま国際芸術祭2023が開催中。この中で、全盲の写真家・白鳥建二さんの作品に注目した。歩きながらカメラの揺れを気にせず、意識せずシャッターを押すという独自の撮影方法が独特の世界観を作り上げ、画角や構図にとらわれないことが作品の魅力になっているという。現代アートチーム目[mé]のディレクターたちは「白鳥さんの写真は強い。ただ“撮る”ということが一番人間の網膜に焼き付いてくる。見ている我々が見られないこの世界のありようを見せてくれる」「狙いとかこういう意味をつけたいとかが一切関係ない世界があるということに気づいた。自分自身の取り繕いやどう思われたいとかが見透かされているような感じがする」と作品の魅力を語る。白鳥さんは「写った写真にどういうものがあるのか知りたいよりも、おもしろがってくれる人がいるところが一番のポイントだった。これで写真家かよ、みたいな反応がくるとおもしろいと思っています」と語る。
箱根ジオパークでは子どもたちに絵本を通して魅力を伝える取り組みが始まった。箱根火山を中心とした箱根や小田原など2市3町で構成される「箱根ジオパーク」。自然や歴史・文化など多くの見どころがある。この箱根ジオパークについて地域の子供達にも知ってもらいたいと、絵本が完成した。タイトルは「はこねじじおぱーくのおはなし」である。海底で火山が噴火して、現在の箱根になるまでの成り立ちを柔らかいイラストと一緒に楽しく学べる1冊となっている。制作したのは箱根ジオパーク推進協議会の子育て世代を中心としたメンバーである。そのメンバーの1人で絵本のイラストを担当した倉科萌さんは学生時代から地学を学び、多くの人に魅力を知ってもらおうと南足柄市でガイドをしてきた。現在では市役所でも箱根ジオパークについての普及活動を行っている。倉科さんは「社会を担っていく子どもたちに、小さい頃から普段見ている景色に愛着を持ってもらおうと絵本を作った」と話した。メンバーで構成をねったり、専門家監修も得たりしながら1年かけて制作した。実際に絵本に登場した矢倉岳を案内してもらうとあるものが採れるという。それはハマグリの化石である。元々火山でできた島がプレートに乗って陸に近づき、陸と島の間にできた海は次第に狭くなり最終的には無くなったという。その当時海の中にいた貝たちが火山の島に押されて山まで押し上げられてしまったという。絵本では子どもたちにも分かりやすい表現方法を心がけたという。倉科さんは「化石は子どもたちが一番食いつくコンテンツで、細かいことは難しいと思い、漫画っぽくした」と話した。
完成した絵本を多くの子供達に読んでもらいたいと南足柄市内にある小学校で読み聞かせが行われた。絵本を見た小学生たちは「火山で南足柄市が作られてすごいと思った」や「お父さんやお母さんに言ってあげたい」などの声があった。倉科さんは今後も色んな幼稚園や小学校に声をかけ、読み聞かせなどを積極的に行っていきたいという。倉科さんは「見慣れた景色にも素晴らしい秘密が隠されていることを皆に知ってもらいたい」などと話した。今回紹介した南足柄市を始め、箱根ジオパークのガイドツアーを希望する方は箱根ジオパークのホームページで詳細を知ることが出来るという。
千葉県市川市にある教会では中に入るとまるでライブハウスかのような熱気ぶりである。この教会の牧師でありラッパーでもある下道恵さん(44)は牧師とラッパーの二刀流で活動している。この日初めて自分の教会でライブイベントを開催した。下道さんは「教会の敷居を下げたい。教会をライブハウスにするのがゆめである」と話した。下道さんが牧師を志したのは30歳で、札幌で牧師をしている父親の影響であった。しかし、牧師になるために入学した神学校では校則を破ったり先生と口論になるなど問題を起こしてばかりで、学校を2年で退学になってしまった。他の学校に入学し縁があった市川市の教会で牧師になった後も、同じ教団の先輩牧師と人間関係のトラブルを起こし孤立してしまう。そんな時に自分の失敗をラップで書き起こしたのが始まりであった。またこの教会に一昨年から通っているともみつさんは自身もロックバンドでボーカルをしていることもあり下道さんのラップに衝撃が走ったという。教会で開かれたヒップホップライブでは最後の曲が下道さんが一番伝えたいメッセージを伝えた。下道さんは「自分が等身大のままやろうと思ったらこうなった。頑張りすぎて傷ついて疲れるんだったらしなくていいし、何度でも伝えていく」と話した。また下道さんは来年教会で、障害のある人やヤングケアラーを対象としたライブイベントの開催を検討しているという。
かんたんごはんの作曲者で知られる檜山うめ吉さんとひるまえほっとでは来月、今年一年を都々逸で振り返るという。俳句の5・7・5に対して都々逸は7・7・7・5で作るという。俗曲師の桧山うめ吉さんと三味線の歌に乗せて番組で紹介するという。
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「かぶと豚こまのポン酢バター炒め」。かぶを4個(320g)を5~6mm幅に切っていく。かぶの葉1個分(50g)を1cm幅に切る。葉の部分は大きいため向きを変えてざく切りにする。サラダ油大さじ1をフライパンに敷いて強めの中火で熱し、豚小間切れ肉300gを色が変わるまで2~3分炒めていく。全体的に肉が白っぽくなってきたらかぶを入れる汁気がなくなり株に色気がついてきたらバター20gとポン酢しょうゆ大さじ3を入れる。食材に火を通してからバターを加えるとより香ばしくなる。味が馴染むまで炒め合わせたら、仕上げにかぶの葉を加えて粗挽き黒こしょうを適量いれたら完成。かぶを大根に変えても美味しいという。
古谷アナウンサーが「お天気は下り坂。お出かけの際は傘を持つとよい」などと話し、挨拶した。