- 出演者
- 古谷敏郎
オープニング映像と挨拶。
千葉県館山市にある商業ビルには、地元志向の書店や野生動物の革小物店など個性的なテナントが入っている。このビルは20年以上空き物件だったというが、地元住人が丸ごと1棟買ってオーナーとなり、2月にリニューアルオープンさせたという。別の空き物件では都内からの移住者がカフェバーを開いている。こうした空きビルの活用事業を行っている漆原秀さんによると、館山市の空きビルが破格に安いことが活用事業の背景にあるとのこと。漆原さんは8年前に館山に移住し、館山の空きビルが個人で購入できる値段だということに気づき、様々な活用事業を展開しているという。漆原さんは館山の街が過疎化で活気が失われつつあることに懸念を示し、自身の経験を講演で広めて街に活気を取り戻すことに成功したとのこと。現在は地元住民と居住者が交流できる空間としてマルシェも開催しているとのこと。
神奈川県海老名市の通称”いちご街道”。この地区では15軒の農家がいちごを栽培している。90年続くいちご農家では今季初めて、明示35年に日本で初めて誕生したいちご「福羽苺」を栽培しているという。海老名は昭和初期、福羽苺をいち早く取り入れ一大産地となった。このいちご農家の武井さんがあえてこの品種に挑戦したのには、最近の競合の中でもう一度原点に帰った栽培の仕方を勉強しヒントにしたいという気持ちがあった。武井さんが開く食育教室では、いちごの食べ比べが行われ「子どものころ食べたような味」などといった感想が聞かれた。武井さんは福羽苺を地域に根付かせていきたいと考えている。
海老名の苺の果汁を使った化粧品工場では形が不揃いなことなどから出荷できなかった苺を使用しているという。三世代で観光農園を営む宮内さんは農園を盛り上げたいと挑戦していることがある。一緒に取り組んでいるのは珈琲店を営む加藤さん。2人はいちごとコーヒーを合わせた商品を開発しているという。酒造会社の犬塚さんも加わり、いちご×酒×コーヒーで香りを引き立たせることに成功。宮内さんは「この商品を通して知ってさらに足を運んでもらえたらなと」などと語った。
旧日光街道沿いに約120年前に建てられた古民家に去年夏にオープンしたお茶屋では月に1、2度、朝の7時から9時に朝茶漬けを提供している。茶殻も再利用。鶏のエサにして、できた卵を使って卵焼きを作っている。越谷新町商店会の井橋さんは「たくさんの方々に交流を深めていただきたい」などと語った。
今日のメニューは「厚揚げととうもろこしのカレー」。まずオクラを小口切りに。オクラを入れることで自然なとろみがつくという。厚揚げは1.5cm角に切る。切った厚揚げは熱湯をかけて油抜きを行う。そして厚揚げをフライパンで中火で崩しながら炒めていく。そこにとうもろこし・オクラ・バターを加える。味付けはカレー粉の他に牛乳と醤油を加え、カレー粉が全体に馴染んだらよそったご飯の上に乗せて完成。
次回予告が流れた。