- 出演者
- 梅津弥英子 パトリック・ハーラン 木村拓也 宮司愛海 青井実 宮本真綾
パリ五輪・フェンシング。男子エペ団体戦では2大会連続の金メダルを狙う日本とハンガリーが決勝で大熱戦を繰り広げた。2点ビハインドで迎えた最後の第9試合個人戦で金メダルのエース加納虹輝選手が見せた。しかし、延長戦の末敗れた。惜しくも銀メダルとなったが、表彰台では笑顔が見られた。
女子サーブル団体戦。史上初めてのメダルをかけた3位決定戦。世界ランキング1位のフランスと対戦。完全アウェーの中序盤からリードを許す苦しい展開。しかし、オリンピック初出場の若き剣士2人の戦いで怒涛の追い上げを見せついに逆転。最後の第9試合、すべてを託されたのは日本選手団の旗手・江村美咲選手。世界ランク1位の地元フランスを下して銅メダルを獲得。この種目日本で初の快挙。
バドミントンでも2つのメダルを獲得。マレーシアペアとの3位決定戦に挑んだ女子ダブルスの志田千陽選手と松山奈未選手の“シダマツペア”。初めてのオリンピックの舞台で躍動。序盤から怒涛の連続スマッシュ。10点差で第1ゲームを取ると、第2ゲームも猛攻が止まらず、2対0のストレートの勝利。銅メダル獲得。
バドミントン・男女混合ダブルス。渡辺勇大選手と東野有紗選手の“ワタガシペア”。銅メダルをかけ、韓国から第1ゲームを先制すると勝負の第2ゲームは意地がぶつかり合う死闘となった。結果はストレートで勝利。東京大会から2大会連続の銅メダルに輝いた翌日、ワタガシペアがフジテレビの独占取材に応えた。お互いにどんな存在か?と質問されると東野有紗選手は「家族よりも一緒にいる時間が長いので家族よりも家族だなと」などコメント。渡辺勇大選手は「本当に頼りになる仲間だと思っていて、13年間長く組んでいられるのも先輩とだったからだと思っている。思うようなパフォーマンスができないタイミングもあったが、2人で同じ目標にむかってやってこれたからこその今回の銅メダルだと思っている」などコメント。
卓球女子シングルス。3位決定戦に挑んだ早田ひな選手の体は悲鳴を上げていた。2日前の準々決勝で利き腕の左腕を痛めたのだという。続く準決勝では中国のソン・エイサ選手にストレートで敗れた。東京オリンピックのリザーブから日本のエースへと成長した早田ひな選手。銅メダルがかかる中、試合前にはテーピングをする姿があった。3位決定戦の相手は平野美宇選手を下した韓国のシン・ユビン選手。第1ゲームは本調子ではないバックを攻められ、その後もバックにボールを集められ強打を出せずにいた。それでも早田選手は長い腕からひなドライブを繰り出し3連続でゲームを奪い、そのまま勝利。試合後、早田選手と抱擁するコーチの右腕に見えたのはテーピング。早田選手と同じテーピングをして手の動きの制限を確認し戦術を練ったという。本人が語ったのはドクターの魔法の注射。悲願の金メダルを目指し、きょうから団体戦。気になる腕の状態については「まだ腕の状態がどうなっているのかまだわからないので。団体戦はまた1からになるので3人で楽しく頑張りたい」などコメント。
これまでにパリオリンピックで、日本が獲得したメダルは、金メダル9個、銀メダル5個、銅メダル10個となっている。
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柔道混合団体決勝で、日本は、フランスと対戦した。一人目は、村尾三四郎。一本勝ちを決めた。2人目の高山莉加は、技ありを奪って優勢勝ちした。3人目の斉藤立は、リネールに敗れた。4人目の角田夏実は、2階級上の選手に勝利し、3勝1敗とし、金メダルに王手をかけた。5人目は、阿部一二三。一階級上の選手との激闘の末、敗れた。6試合を終え、3勝3敗となり、代表戦にまでもつれ込んだ。対戦階級は、デジタルルーレットにより決まる。選ばれたのは、90キロ超級で、リネールの階級だった。日本は、これに敗れ、銀メダルとなった。試合後、SNSでは、この抽選方法について、デジタルだと不正ができてしまうなどと物議になった。フランス柔道連盟会長が地元メディアで反論する事態にまで発展した。
パリ五輪でのルーレットが物議を醸している。フランス柔道連盟ノミス会長は、「ルーレットのボタンを押すのは国際柔道連盟で、不正行為がないようにIOCが管理している。」とコメント。その上でリネール選手の階級に決まったことについて「日本は本当に運が悪かった」とコメントした。
ルーレットに波紋の声が広がっている。パリから宮司愛海が中継解説。当時、会場の盛り上がりは最高潮で日本はアウェイさを感じる雰囲気だった。代表戦に関しては東京五輪の際にも取り入れられていた。ルーレットは3勝3敗で並んだ際に対戦カードで無作為に決める方法。パリ五輪ではルーレットが計7回あり、うち2回が日本だった。国際柔道連盟のルールブックでは、抽選はコンピュータにより行われる。杉本美香氏は「昔は紙のくじ引きで行なわれていたので、アナログ抽選にもどすかなど考えるべき。」などと話した。現地での報道では、「宝くじに当たったような感じ」などと伝えている。
柔道最終種目の混合団体を終え、日本は、合計8個のメダルを獲得した。翌日、会見が行われた。女子48キロ級で金メダルを獲得した角田夏実は、たくさんの人に支えられてここまでやってこられたなどと話した。男子66キロ級で、連覇を果たした阿部一二三は、さらに強くなった姿を4年後、また見せたいなどと話した。混合団体で、最後の代表戦で敗れた斉藤立は、相手のリネールから試合後「リスペクト」と言われたが、自分は尊敬に値する選手じゃないという意味で「ノーノー」と答え、逆にリネールに「リスペクト」と伝えたなどと話した。高山莉加はインタビューで、悔しいが、自分の力は出し切ったから、悔いの残る大会ではないなどと話した。
柔道日本代表選手について、宮司は、きのうの混合団体の試合後は、悔しい様子で、涙する姿もあった、今大会は、最強メンバーが揃っていたフランスに逆転負けを許す悔しさの残る大会だったなどとした。斉藤立は、父・仁さんとの五輪でメダルを取るという約束は、4年後に持ち越しとなったが、すでに、4年後のロサンゼルスオリンピックに向けて前を向いている様子だったという。リネールも、地元メディアの問いかけに、まだ出るかもと答えていたという。
ドリフに大挑戦、ドラマ「海のはじまり」、ドラマ「マウンテンドクター」の番組宣伝。
パリ五輪のサッカー男子日本代表は、オーバーエイジ枠を使用せず、23歳以下の若い選手たちが躍動した。初戦から5得点のゴールラッシュで、3連勝し、1位通過し、スペイン戦に臨んだ。しかし力及ばず準々決勝で終わってしまった。
バレーボール女子・キャプテン古賀紗理那選手。パリ五輪を最後に現役引退を表明している。3大会ぶりのメダル獲得へ。連敗を喫し崖っぷちに立たされる。絶対に負けられない第3戦。意地のストレート勝利し準々決勝進出へ望みをつないだ。試合後のインタビューで古賀選手は「きょうはキャプテンとかそういうのは考えずにバレーボールが大好きな古賀紗理那として戦った」などコメント。得失点差で決勝トーナメントには届かなかったがそれでも見せた古賀キャプテンの大きな背中。
北川ひかるは中学時代に東日本大震災を経験。その年に行われたW杯。なでしこジャパンは世界一となった。勇気をくれた先輩たちに憧れ、自分もそのピッチに立つことを誓った。地元を襲った能登半島地震。今度は自分が役割を果たす時。日本列島を熱狂させる芸術的FKで、チームを準々決勝へと導いた。準々決勝でアメリカと対戦するも負けてしまった。
北九州空港に4頭のアジアゾウが到着。ミャンマーからチャータ便で移動してきた。カメラが舞台裏に密着。福岡市動物園は、途切れることなくゾウを飼育してきたが7年前に、はな子が死んでからゾウが不在になった。福岡市は姉妹都市であるミャンマー・ヤンゴンからゾウを受け入れる計画を進めていた。7月29日の朝、4頭のゾウがミャンマーを出発。タイを経由し30日に北九州空港に到着した。それから3時間、ゾウは福岡市動物園に到着した。やって来たのはオス1頭とメス3頭。到着してすぐ仲良くエサを食べていた。福岡市動物園では現在、名前を募集中。10月頃一般公開する予定。
パリオリンピック。フェンシング男子フルーレ団体決勝:日本45−36イタリア。2012年のロンドン大会の銀メダルを上回る男子フルーレ団体史上初の金メダル。決勝まで出場機会がなくリザーブメンバーのため選手村にも入っていなかった永野選手を土壇場での起用を決めたのは地元フランス出身のエルワンルペシュコーチだった。東京オリンピックではフランス代表の選手として準決勝で日本を破り金メダルを獲得。その後、日本代表のコーチに就任した。永野雄大選手は「正直夢みたいでまだ信じられない」などとコメント。
パリオリンピック、フェンシング男子フルーレ団体で金メダルを獲得。金メダルに導いたのはフランス人名コーチだった。三宅諒さんは強さの秘けつは超超実践型、コーチが誰よりもトレーニングをして選手の刺激になっているという。