- 出演者
- 三宅正治 宮司愛海 矢澤剛 小山内鈴奈 東中健 青井実
観客の上をとぶ女性はケイティ・ペリー。吊るしていたワイヤーが思わぬ動きをし、垂直落下した。パフォーマンスは中断しなかった。トルコの歌姫もプロ魂を見せた。歌いながら踊っていたとき、ドローンが直撃した。痛がる素振りも見せずに歌を続けた。
参議院議員選挙で躍進した参政党。多くの報道陣が集まったきょうの会見で問われたのは他党との協力の可能性。まずは党の態勢をしっかりとするとのこと。続投の意思を明らかにしている石破総理。
午後3時から行われた参政党の定例会見。去年10月に行われた会見では空いている席もあったが、今回は多くの記者が詰めかけた。自民党内の一部で起きている石破おろし。これについて神谷代表は謙遜しつつ「変えるべきじゃないかという声がある。当然だと思う」などと話した。自民党内では石破首相の退陣を要求する動きが続出している。きのう自民党高知県連は退陣要求の申し入れを決定。県連の尾崎衆院議員はしっかりと責任を取ることが大事などと話した。さきほど山梨県連も石破総理の退陣を求めた。
近年増加している外国人による日本の不動産購入。番組ではシリーズ買われる”すみか”と題し、伝えていく。東京渋谷区の人気住宅街にある一戸建て住宅。中古物件として売りに出され、2年前中国人のAさん夫婦が購入した。Aさんはまるごと民泊用にリフォームした。旅館業の正規の届け出をしたのち、一泊3万円で中国やヨーロッパからの旅行者に貸し出している。一方で別の中国系業者が違法状態のヤミ民泊を行っていた。イットは住人に対し業者が突如家賃を2.5倍に引き上げる通告を行うなどのトラブルについて追跡してきた。今回の参院選では外国人の不動産取得をめぐる政策が争点のひとつになっていた。外国人はどのような思惑から日本の不動産を手に入れているのか。イットが取材したAさんは中国広州出身。人材コンサルティン会社を営む傍ら、民泊物件など4物件を所有している。Aさんは5件目の物件を探している。豊島区にある3階建ての物件。民泊の利用を想定していて、価格は1億9000万円。不動産を購入する外国人が増えたことなどが理由で、高騰している。海外投資家による去年1年間の不動産購入額は前年比63パーセント増。Aさんはビル1棟丸ごとの購入も検討している。3億円とのこと。Aさんは外国人による不動産取得を制限するべきだという声について「それについて決めるのは日本の政府」などと話した。千代田区は購入者が原則5年間は転売できないなどの措置を不動産協会に要請した。
都内の音楽スタジオで有料レンタルした高級ギターが返却されず、連絡が取れなくなるケースが相次いでいることがわかった。レンタルする時はフルネームを名乗ったという。新高円寺ムジラスタジオの店長は人当たりは良かったなどと話している。15万円のギターを貸したという。新宿の音楽スタジオでも同様の被害が確認されている。HILL VALLEY STUDIOの店長は3本のギターのうち2本が返ってきていないという。貸したうちの1本は現在の価格で数十万円する高級品という。ジミー・ペイジも愛用していたモデル。タケシを名乗る人物の被害は4軒のスタジオで確認されている。渋谷の中古楽器屋に売られていたという。
日本で大災害が起きるという噂のきっかけとなったマンガをパロディーにした広告を使い、香港のグレーターベイ航空が割引キャンペーンを打ち出した。香港・成田の往復で約6500円。噂は予言の日を過ぎても観光に影を落としていた。日本政府観光局によると6月の香港からの訪日客は去年より33.4%減少。グレーターベイ航空は米子空港と香港を結ぶ国際定期便について運休することを決定している。香港の旅行会社は「うわさ終結日」と題したキャンペーンを実施。噂はアジア全体に広がりインバウンド需要に打撃を与えていた。
予言騒動はアジア中に広がり、専門家によると日本のインバウンド需要は約5600億円マイナスの可能性があるという。木内氏は「秋口にかけて訪日客の訪日控えと国内での需要の低下の影響が残るのではないか」と話した。
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- 野村総合研究所
夏に気をつけたい命を脅かす生物を調べた。
今日のテーマは「身近に潜む危険な生き物」。海岸には外国人も驚く危険生物が。横浜市内ではある厄介者が急増。夏のレジャーシーズンを襲う、生活を脅かす危険生物を調べた。
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- 横浜市(神奈川)
神奈川県葉山町にある一色海岸を取材。プロ・ナチュラリストの佐々木さんによると、浅い場所にも危険生物がいることがあるという。浅瀬の岩で「ニセクロナマコ」を発見。体表に無数にある細かな突起が特徴。毒性が強いため絶対に食べてはいけない。
海岸で危険生物を調査。堤防で「ガンガゼ」を発見した。岩礁帯に生息し、トゲの長さは約20cm。トゲには毒があり、刺さるとトゲが折れて取れなくなるという。刺されると激しい痛みを引き起こし、呼吸困難になる恐れもある。
海岸で危険生物を調査。この時期多くなるのは「カツオノエボシ」。青くキレイな見た目が特徴で、触手は触るとしびれや激痛を起こす。猛毒を持って海岸に流れ着くため注意が必要となる。
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- カツオノエボシ
海岸で危険生物を調査。検見川の浜で見つかった、浅瀬のレジャーでこの時期特に注意が必要なの危険生物は「アカエイ」。5~8月が繁殖期で浅瀬に出没する。毒針は鋭く返しがあるため抜けにくくなっている。刺されると最悪の場合、死に至る恐れもある。すり足で歩くと逃げていくため効果的とのこと。
海岸で危険生物を調査。神奈川県鎌倉市にある七里ヶ浜海岸は多くの人で賑わっていた。外国人にも人気のエリアとなっている。以前から問題となっているのが「トンビ」。食べ物を持っていると襲われるとのことで、看板で注意喚起もされている。取材中にも襲われる人たちが見られた。
海岸で危険生物を調査。トンビは食べ物を狙い上空に集まるが、常に同じ場所にいるわけではない。トンビは食べ物を発見すると集まってくるが、食べ物を片付けると散っていく。近くの飲食店の人は、毎日1人くらい取られていると話した。注意喚起しているが被害は絶えないという。また、食べ物を取られる際にケガをしてしまう人もいる。地元の人からは壁を背にすると良いとのアドバイスがあった。また食べ物をカバンにしまいトンビから見えない場所で食事をするのも対策となる。
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- IMOS cafestandトンビ
身近な危険生物を調査。横浜市では特定外来生物に指定されている「タイワンリス」による被害が続出している。年に多くて3回出産し、生息域も拡大している。神奈川では1950年代に鎌倉市で初めて野生化したタイワンリスが目撃されて以降、都心部へ広がっていった。2023年に鎌倉市を取材した際は、電気設備や庭の果物などをかじるため住民は迷惑していた。
身近な危険生物を調査。横浜市で「タイワンリス」による被害が急増している。横浜市では1987年ごろに初めてタイワンリスの生息が確認され、現在では推定3万匹まで増加している。梨農園では去年、梨200個をかじらた。ネットの修理代や対策などの費用を合わせると10万円以上になるという。また、枝がかじられた木が枯れることもあり、過去には大きな木の枝が落ちたこともあったという。タイワンリスは許可なく駆除ができないため、駆除業者には依頼が殺到しているとのこと。1日約10件、タイワンリスの回収依頼が入るという。取材中にも6匹を回収し、中にはこれまで100匹以上捕獲したという人も。川崎市でも目撃情報が出ている。身近な危険生物は生活から命まで深刻な被害を及ぼし、これから特に注意が必要なことがわかった。