- 出演者
- カズレーザー 岩田絵里奈 鈴木杏 向井慧(パンサー) きょん(コットン) 西村真二(コットン) ゆうちゃみ
オープニング映像。
今回のテーマは「脳科学で好感度をつかむ方法」。
嫌われたほうが好きにさせやすい。人が人を好き・嫌いになったとき脳では何が起きているのか?相手の感情を操作し好きにさせる方法を学ぶ。
人は初対面のとき、過去の記憶から相手と似た人物を探し出し危険か察知する可能性がある。一方、その人物にいい思い出があった場合、脳が快楽物質ドーパミンを大量放出するのが一目惚れの仕組みの1つ。また好きではなくても目を見て話し承認されたと感じるとドーパミンを放出する。扁桃体は隣に収められた海馬に収められた記憶を参考に人の好き嫌いを判断している。一度、危険な人物と判定させると危害が及ばないようパペッツ回路を通して、その人物の嫌なエピソードと印象を刷り込む。一方、好きという感情は命に関わらないため記憶に焼きつけられにくい。嫌いはパペッツ回路で増幅されあっという間にめっちゃ嫌いに。めっちゃ嫌いを一気にひっくり返すことができれば感情が逆転しめっちゃ好きに。イチから興味を持たれるより近道の可能性がある。好きという感情が芽生えたとき脳の帯状回の活動が大きくなることを応用した実験「デック・ネフ」。試験者には何も教えず帯状回の活動を円の大きさでリアルタイムで映し出す。それと同時に嫌いの人の写真を見せて「この円を大きくしてください」と伝える。円の正体を知らない被験者はどうずればいいか分からず試行錯誤する。しばらくすると帯状回の活動を自らの意思でコントロールして円を大きくできるようになる。しかも帯状回の活動が活発化した結果、嫌いだったはずの写真が好きになってしまったという。それは感情の強度はそのままに好きと嫌いを逆転してしまったためと考えられる。
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- 河北麻友子
好きの状態と苦手の状態が一緒に来たら脳が誤解しやすく、好きな方に引っ張られる可能性がある。6~7割、価値観が似ると2倍好きになる。
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- チャットモンチー
研究で日本人は見た目より声を重視していると分かった。日本人は声のトーンで感情を判断している。メラビアンの法則は言語・聴覚・視覚が矛盾した場合、何で印象が決定されたか検証。声で人の本能を魅了できる。好感度爆上がりするモテ声の条件は3000Hz。
3000Hzは外耳道で最も共鳴を起こし、声を脳まで届ける周波数。電気信号が大脳辺縁系を強く刺激しドーパミンを放出し、好感をもたれる可能性がある。スタジオで誰が最もモテ声に近いのか検証した。3000Hzが最もまじっていたのはコットン西村・ジャングルポケット斉藤。全ての人に3000Hzが出やすい言葉がある。「い」の母音は3000Hzが入っている。また姿勢の影響が大きく骨盤を立てアゴを引いて発音する。さらに腹式呼吸をすることで呼気の量が増えて共鳴周波数が増えて3000Hzが出やすくなる。
アートを見て美しいと感じるとき脳では何が起きているのか?実は美的感覚・恋愛感情に密接な関係があることが明らかに。調和のとれた色や優美な曲線は普遍的に好まれるようなもの。アートの美しさを感じるとき、脳の報酬系活性化している。つまり美しさは脳の快楽が似たような価値として扱われている可能性がある。
誰もが一度は思う「あれぐらいのアートなら自分でも描ける」という思い込み。そこには芸術家と一般人の決定的な差がある。芸術家の絵は意図を感じるという。緻密に計算されているアートの美しさを感じるときの脳内の活動には恋愛感情と密接な関係がある。芸術に対する美的感覚と恋愛感情は脳の同じ部位が反応するなど密接な関係がある。
KERA CROSS 第五弾 「骨と軽蔑」は2024年2月23日~3月23日まで日比谷・シアタークリエにて上演!
芸術に対する美的感覚と恋愛感情は脳の同じ部位が反応するなど密接な関係がある。それを活かした衝撃の実験がある。アートを見たり、音楽を聞いて心地よいと感じるときも、恋人の顔を見て美しいと思うときと同じように脳の内側眼窩前頭皮質が反応する。そして人によって異なる美的感覚について近年、驚きの報告がある。個人の美意識はあまり変わらない研究がある。記憶に障害を受けたとしても美意識は保たれているのではいかという。美意識にハマらなくても騙すことができる。それが文脈効果、価値を簡単に変えることができる。
「カズレーザーと学ぶ。」の次回予告。
「news zero」の番組宣伝。「鳥貴族」系列装い…”ぼったくり”も。
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