- 出演者
- 松下奈緒
オープニング映像が流れた。
世界が注目する観光スポット、香川県小豆島。観光客91万6000人のうち、7割は日帰り。宿や飲食店など地元にお金が落ちていないという課題がある。小豆島観光協会の塩出さんが注目しているのは、中山千枚田で行われる伝統行事「虫送り」。豊作を祈願する伝統行事だが、観光客向けに松明を販売。目指すのは持続可能な観光地。去年10月、「グリーン・ディスティネーションズアワード」を受賞。環境や文化を守りながら経済を回していくかなどが審査された結果。日本では5例目。
香川・小豆島観光協会の塩出さん。6年前に移住してきたのは、その景色に一目惚れしたのがきっかけ。東京大学卒業後、リクルートに入社。旅行専門サイト「じゃらんnet」の立ち上げに参加。その後独立し、観光立国でインバウンド向けサイトの運営を手掛けてきた。いま目指すのは、お遍路をツアーとして提供すること。絶景が望める山岳霊場はピーク時には年間10万人が訪れたというが、今は1000人ほどまで激減。
香川・小豆島観光協会の塩出さん。いま目指すのは、お遍路をツアーとして提供すること。12月、そのモニターツアーが初開催。最初に巡るのは、海外でも高く評価されている小豆島酒造。こうした穴場スポットを組み合わせたツアーを企画。新酒や料理、絶景が望める標高434mの碁石山などを巡る。
日帰り客が多く経済効果が今ひとつという香川・小豆島。観光協会の塩出さんは、外国人向けにお遍路をツアーとして提供することを企画。お祈りを体験できるなど、山岳霊場の神秘を感じられるのが目玉。目指すのは、島を持続可能な観光地にすること。今年5月に売り出される予定。
スキー場10か所などがある長野県白馬村。去年、観光客数は過去最多の113万人に。こうしたインバウンド客に向け、高級ホテルが次々オープン。去年の地価上昇率は全国4位。その事業を手掛ける和田さん。生まれは東京。東京大学卒業後にキャリア官僚となるが、法案づくりに追われる日々に見切りをつけ外資系コンサルタント会社へ転職。2014年、当時スキー客が減少していた白馬のスキー場運営会社に転職。民宿を借り受けて古民家宿や展望テラス、サウナ施設を開くなどの事業を展開。
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- HAKUBA MOUNTAIN HARBORHakuba Zekkei Sauna ”ao”コートヤード・バイ・マリオット白馬ニセコ町(北海道)マリオット・インターナショナル旅籠丸八東京大学東京都白馬乗鞍温泉スキー場白馬村(長野)農林水産省青木湖
長野県白馬村で観光事業を展開している和田さん。民宿発祥の地といわれている白馬八方エリアは、もともと農家が自宅に登山者を泊めていたのが始まり。ここにある昭和24年創業の「丸金旅館」では人手不足が深刻に。その食堂の運営を和田さんに依頼。これまで従業員を雇わず家族経営のみで続けられてきた。
「ガイアの夜明け」はTVerで配信。
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長野県白馬村で観光事業を展開している和田さん。民宿発祥の地といわれている白馬八方エリアにある老舗「丸金旅館」では人手不足が深刻となり、その食堂の運営を任された。和田さんが協力を求めたのは、老舗信州味噌店「酢久商店」。これを使った料理を食堂の目玉にしようと計画。看板が張り替えられ、メニュー作りがスタート。「冬に集めやすい」として外国人スタッフも雇用。プレオープンには、近隣の家族経営の旅館経営者らを招待。
長野県白馬村にある老舗「丸金旅館」では人手不足が深刻となり、その食堂の運営を外部に委託。オープンした「山吹食堂」は、味噌にこだわった料理で大賑わい。その決断をした旅館3代目・丸山さんは、「息子が将来戻ってこないとしても 宿泊専業ならやっていける」など話す。委託を受け事業を手掛けた和田さんは「田舎は今後苦しくなってくる」「新しいことをやり続けないといけない」など話す。
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「ガイアの夜明け」の次回予告。
「ワールドビジネスサテライト」の番組宣伝。「『東京オートサロン』でEV競争!?」など。