2026年7月24日放送 22:15 - 23:09 テレビ東京

ガイアの夜明け
【寺クライシス!〜後継者がいない、その時〜】

出演者
長谷川博己 
(オープニング)
オープニング

オープニング映像。

ガイアの夜明け
“ニッポンの寺”が危ない!? 廃寺が続々…売買実態を直撃!

新潟県妙高市の外れに浄土真宗大谷派の長泉寺が。入口にはロープが張られていて、隣の市で違う寺の住職を務める杉田さん。2020年に住職が亡くなり、後を継ぐ人が見つからず、同じ宗派の杉田さんが宗教法人の解散の手続きを申請。今年2月に認められた。文化庁によると、日本の寺院はこの近く1000近く減っていた。(文化庁調べ)。また1万7000の寺院に専任の住職がいない状態。建物は取り壊され土地は売却される予定だというが、こうした寺が今新たな問題を生んでいる。宗教目的ではない不可解な取引で不正に利用されるケースが増えている。大阪市で宗教法人の売買を行っているブローカーの山本隆雄さんは届いたばかりの依頼書には譲渡先を探してほしい、4千万円ほど希望するとあった。こうした依頼が後を絶たないという。運営するサイトを見せてもらうと、3億8千万、8億円など寺が150ほど売りに出されていた。契約が成立すると山本さんは、5%を手数料として受け取る。買う側の狙いについては脱税や節税。宗教法人はお布施や賽銭などは非課税。収益事業にかかる税率も優遇される。最近目立つのは、中国人との交渉。在留資格が取りやすいとの噂が流れている、ビジネスで儲けようなどの話も。中国のSNSを見てみると、日本の寺院の売買情報が多数掲載されている。その中の一つが兵庫県西部にある寺。地元の自治会長に話を聞くと、高齢だった住職が亡くなり、3年前に中国人が住職の遺族から土地と建物を別荘として買ったという。日本の寺が大きな転機を迎えている。

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共同通信社兵庫県大阪市(大阪)妙高市(新潟)文化庁良いお寺研究会長泉寺
“次の走者”は…?

“次の走者”は…?という映像が流れた。

寺クライシス! 84歳住職「跡継ぎがいない」

富山県富山市山の麓に立派なお堂が醫王山東薬寺は高野山真言宗の寺で午前7時に朝のお勤めが始まろうとしていた。住職の人見照道さん。その妻がお手伝いを行う。欠かさず行ってきた朝のお勤め。しかし足が悪く座るのも一苦労だという。寺の仕事をこなすのが年々辛くなっていた。それでも現役を続けるには跡継ぎがいないため。以前は住職の長男が会社努めの傍ら手伝っていたが後を継がないと言われた。東薬寺は大宝元年に創建された由緒ある寺で鎌倉時代初期の作と言われ、富山県指定文化財の仏像もある。本堂の隣には30年ほどまえに建てられた観音堂があり、その中には1600体の観音像が並んでいる。この観音像はすべて信者と呼ばれる人たちが奉納したもの。さらに墓の管理や法要を営む檀家寺ではなく、信者の寄付が中心の祈願寺。

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富山市(富山)醫王山東薬寺

この日やってきたのは寺を支えてきた信者の姿が。毎月のようにお祈りにやってくる。20年ほど前までは、祈祷のために60人ほど来ていた信者は、高齢化や過疎化などで月4~5人に。それに伴いお布施も激減した。地元で探してもおらず、ある団体に頼った。

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富山市(富山)醫王山東薬寺
寺クライシス!後継者がいない寺の“救世主”

大阪市にある一般社団法人サンガの代表の眞田さん。真言宗の僧侶で、この日はビジネスパーソン向けの講話を行っていた。眞田さんは高野山で修行を積んだあとにある寺に務めていたがコロナ禍で経営が逼迫しやめざるを得なくなった。そして3年前に寺の悩み事を解決する事業を立ち上げた。その事務所には仏像や仏具が並んでいた。最初に始めたのは、潰れてしまった寺からこうした仏像などをひきとり必要とする寺に譲るビジネス。その中で寺の跡継ぎが見つからないという悩みが深刻であることを知り、仲介を始めた。これまでに4つの寺の跡継ぎ探しに成功している。登録は寺も僧侶も無料で、サンガは成功報酬として、後継ぎとなるとなる人の年収の20%を得る仕組み。東薬寺には眞田さんから届いたのは履歴書で、跡継ぎ候補のもの。高野山の寺で働く24歳の若い僧侶だったが、これまで3人紹介され面談してきたがうまくいかなかった。その理由は様々。

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サンガ大阪市(大阪)醫王山東薬寺

6月下旬、富山駅には眞田さんと跡継ぎ候補の米田さんの姿が。翌日に面談が行われ、米田さんにとっては初めてのこと。事前に2人で作戦会議をした。米田さんは母子家庭で育ち、母親が病に倒れると高校を中退し、寺の宿坊で働き始めると僧侶の道へ。翌日に2人で東薬寺へ。

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サンガ富山駅醫王山東薬寺
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寺クライシス!24歳僧侶が“後継ぎ面談”

富山県富山市の名刹の東薬寺で24歳の僧侶の米山さんが後継ぎをしたいと面談に臨んだ。米田さんは寺を継いでしたいことなどを伝えたが、住職夫婦は伝えたいことを伝え、2時間近く続いた面談は終了した。

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サンガ富山市(富山)醫王山東薬寺
寺が受け継いできたもの

寺が受け継いできたものという映像が流れた。

寺クライシス! “丸儲け”ではない?住職が奔走!

長野県上田市には700年以上続く西光寺。副住職の西川秀純さんはこの寺で生まれ、今は住職である父の仕事を手伝っている。この日近くの檀家に呼び出され、野菜のお裾分けをもらった。地元に根付いた西光寺。檀家とは家族のような付き合いだという。西光寺の檀家は400軒以上ある。しかし問題には、思っていた以上に檀家の減少スピードが速いという。檀家が減ると、葬儀や法要などの謝礼にも減少し死活問題に。お布施には課税されないが寺の維持費や修繕費に消えていき、西川さんは固定給。そこには所得税が課税される。午前10時に西川さんが出かけていったが、車で10分の場所に向かったが観音寺へ。ここでも住職をしているという西川さん。前の住職が病気になったために一年前から西川さんが兼務している。観音寺の檀家は200軒。西川さんは7歳の時に得度したが、僧侶となる出家の儀式のこと。大正大学の仏教学部に入学し30歳まで在籍。寺の文化や伝統を残していきたい思いは人一倍あるという。

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上田市(長野)大正大学西光寺観音寺

午後1時に西川さんが車に乗って移動していたのは千曲市の智職寺。西川さんはこの寺も兼務しているが、3つの寺を兼務し一日にそれらを回るのが日課になっていた。智職寺は740年に建立された歴史ある寺で、大御堂は国の重要文化財。その中に鎮座する十一面観音もまた国の重要文化財に指定されている。だが、この寺は祈願寺で檀家はいない。かつては近隣の住民や有志の寄付で支えられてきたが今は十分に集まっていない。老朽化した寺を修繕するにも資金がたりず廃寺の危機に。西川さんは350円からのお守りや、御朱印などでなんとか収入を得ようとしているが、自分でできることは何でもしている。去年にはクラウドファンディングにも頼ったが、サイトに集まっただけでなく支援金もあつまり200万円近くになったが、その費用は木の伐採に消えた。7月下旬、西川さんは寺を存続させる一手として長野県松本市からやってきた団体客を寺の中へ案内した。本尊の眼の前まで客を招き入れるなど、寺の敷居を低くしようと考えている。西川さんは地元の観光局と組んで、和尚様が宝物をご案内というツアーを行っていた。一日一組で3500円。最大8名までで3500円。江戸時代の木版ですられたおみくじ付き。

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千曲市(長野)智職寺松本市(長野)観音寺
寺クライシス!“後継ぎ面談”住職の決断は?

醫王山東薬寺で後継ぎをしたいという米山さんの合否が決まる。

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サンガ富山市(富山)醫王山東薬寺

醫王山東薬寺から後継ぎをしたいという住職の面談を行い、その返事が来た。結果はお断りだったという。眞田さんの奔走は続く。

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サンガ大阪市(大阪)醫王山東薬寺
(エンディング)
次回予告

「ガイアの夜明け」の次回予告をした。

(番組宣伝)
ワールドビジネスサテライト

「ワールドビジネスサテライト」の番組宣伝。副首都法が成立。

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