- 出演者
- 高橋彩 マイケル・マカティア 別府正一郎
オープニング映像。
韓国ではきのうから総選挙の正式な運動期間に入った。投票は来月10日。尹錫悦大統領の国民の力が第一党を目指すのに対し、共に民主党などの野党勢力は政権に対する審判の選挙だとして攻勢を強めている。国民の力・ハン・ドンフン非常対策委員長は、共に民主党のイ・ジェミョン代表やチョ・グク代表を犯罪勢力だとして審判を下すと述べた。ハン委員長は、国会のセジョン市への完全移転の公約について「あらたなソウル開発のきっかけになる」と説明した。
韓国総選挙の投票日が4月10日に迫っている。注目は、ユン・ソンニョル政権の中間評価に位置づけられている点。世論調査の支持率は、国民の力が34%、共に民主党が33%と拮抗している。一方、チョ・グク氏率いる新党が各調査で支持を伸ばしている。別府正一郎は「激しい選挙戦となっています」とコメントした。
週に一度、警察官と市民ボランティアが7人ずつ集まり10週間かけて即興劇を作り上げるプロジェクトは、10年前に警察官が黒人を拘束する際に死亡させた事件をきっかけに始まったものである。警察官と市民が向き合い、互いをどう見ているか語る。その話を基に立場を入れ替えて演じることで双方の気づきを促す。このプロジェクトを立ち上げた舞台演出家のテリー・グリースさんは、市民と対話することの重要性を当時の警察署長に訴えて実現した。このリハーサルは午後6~10時までで、食事休憩を取る時の会話が即興劇に活かされる。即興劇を大勢の人に観てもらい警察と市民の改善することが、このプロジェクトの狙いである。
即興劇では役者がその場で思いついた台詞で伝える能力とそれを聞いて理解する能力が求められるため、コミュニケーションのトレーニングが色々あるという。今週は即興劇の訓練が警察と市民の関係改善にも効果的かもしれないと思ったテリー・グリースさんに話を聞いた。
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- テリー・グリース
テリー・グリースさんは警察は何故市民に嫌われているかについて「断定はできないが、警察がかつて奴隷の取り締まりに関わっていた歴史の背景があるのでは」と答えた。警察に対する苦情について「警察官に高圧的な態度で乱暴な言葉を使われることが多く、そういう日常的な体験が警察官への不信感に繋がっている」と答えた。即興劇にした理由について「コミュニケーション力をつけるために即興を取り入れた」と答えた。即興劇は市民にも必要かについて「誰もが人の話に耳を傾ける必要がある」と答えた。
警察官を見かけると怖くなる人とほっとする人に分かれるが、その分かれ目が多くの場合人種で決まっているという。この取り組みの成果もあり、市民は警察を有り難く思い警察は性格よく市民に接する理想に近付いているという。
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新型コロナ発生源の調査を巡って悪化した中国とオーストラリアの関係改善が経済面で進む中、中国総務省はオーストラリア産のワインに科していた高い関税を29日から撤廃すると発表した。オーストラリアでは近年ぶどうは過剰生産の傾向があり、ぶどうが廃棄されてきた。オーストラリアから輸出されるワインの約40%は中国向けで、中国市場は約10億豪ドルに相当する。中国ではワイン畑の面積やワインの生産能力が拡大していた。サットン・フォレストのワイン醸造所の倉庫には3年間ワインの箱が積み上げられたままとなっていた。この醸造所で製造されるワインの約80%が中国向けである。
西アフリカでは天候不順や森林伐採、カカオの木の病気の影響でカカオが不作となっており、価格はこの1年で約3倍に高騰している。価格高騰はパプアニューギニアのカカオ生産地域に恩恵をもたらしている。セピック川の川沿いにはカカオ豆畑が並んでいる。カカオは去年の今頃は1tあたり約3000米ドルだったのが、現在200%以上上昇している。カカオ豆畑は当時害虫により壊滅的な被害が出たが、政府とNGOが共同で害虫や病気に強い植物の開発に取り組み、現在多くの場所で病気にかからない苗が育てられている。順調に進めば約4万tのカカオ豆が取引所を経て輸出される。パプア政府や業界はカカオ豆の輸出を伸ばし、住民の所得増加や生活水準の向上につなげたい考えである。パプアニューギニアはカカオ生産国の上位10位に迫る生産量を誇るものの、現在の供給不足の解決には程遠い。
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高橋彩らが終わりの挨拶をした。