- 出演者
- マイケル・マカティア 中川栞 別府正一郎
オープニング映像が流れ、出演者らが挨拶をした。
きょうのラインナップを紹介した。
4日ブリュッセルでは、NATO設立から75年を記念する式典で同盟の意義を確認した。ウクライナへの軍事侵攻が結束を強めた。アメリカ大統領選では、トランプ前大統領がNATOに疑問を呈している。ロシアの動きはNATOの歴史を決定づけてきた。ウクライナの外相の祝辞は異例だった。
NATOはそもそも当時のソビエトの脅威に対抗するために設立されたが、75年たった。いまではロシアによるウクライナ侵攻の事態への対応に追われている。同じNATOの仲間であるアメリカの動向が気になるという理由がある。トランプ氏がこれまでの発言からNATO加盟国との強調を重視するかどうか疑問視されている。ウクライナ支援をめぐってもトランプ氏は否定的な発言をしている。NATO外相会議では、ウクライナへの軍事支援について今後5年間で1000億ユーロの提案された。
ミャンマー軍に対しては少数民族の武装勢力も戦闘を続けており先月以降北部で少数民族側が攻勢を強めている。隣国の中国は今週、国境付近の中国側で陸軍と空軍が実弾演習を行った。中国としては情勢の不安定化に警戒を強めているとみられる。上海 東方衛視の番組映像が流れた。番組では演習の様子などを伝えている。
マイケルさんは「今週の話題はなんといっても皆既日食がアメリカにやってきます。太陽が月に完全に隠れて真っ暗になるというのが皆既日食。ニューヨークの図書館で配っているメガネを通してみることになるんですが、きょうもらいに行ったらもうあまり残っていないと言っていました。それくらいニューヨークでも盛り上がっています。皆既日食はテキサスから入ってニューヨークも横切ります。そのエリアに住む人だけで3,000万人。怖いのは渋滞。場所によっては非常事態宣言をすでに出しているところもあるくらいすごい渋滞が見込まれています。2017年にアメリカで皆既日食があって見たんですが、本当にすごいです。僕の体験はどんどん太陽が細くなっていくんですが、ほんのちょっと太陽が見えているだけで昼間のように明るいのが最後の3秒位だけ急に暗くなって夕焼け、星も出る、涙も出る人もいるくらい宇宙の動きを感じるようなすごい体験」などと話した。後半では電子音楽制作に必要な電子楽器「シンセサイザー」を貸し出すユニークな取組を取材した。
アーティストが多く住むブルックリンの一角にミュージシャンが集まってきた。目当てはビンテージのシンセサイザーなど電子楽器。ここは「シンセ・ライブラリー NYC」と呼ばれる会員制のコミュニティで、メンバーになると様々な電子楽器が無料で借りられる。家に持ち帰って創作活動に役立ててもらう。メンバーの数は600人。アマチュアもプロも分け隔てなく受け入れている。2年前に「シンセ・ライブラリー」を立ち上げたのはミュージシャンでDJのハイジ・セイバートゥースさん。ハイジさんは楽器メーカーやコレクターなどから寄付を募り、120台の電子楽器を集めた。ただ単に貸し出すだけではなく、電子楽器の使い方についてアイデアを交換するなどミュージシャン同士の交流にも力を入れている。「シンセ・ライブラリー」のメンバーで曲作りを始めて2年目のパリアさん・スノウさんは音楽は配信サイトでオリジナル楽曲をリリースしている。2人は80年代に日本で作られたドラムマシンを借りてきた。この楽器に触れるのはきょうが初めて。
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- ブルックリン(アメリカ)
中川さんは「シンセサイザーは楽器と言うより電子機器のような感じで難しいイメージがあった」と言うとマイケルさんは「僕も電子音楽のファンなのにそれでもシンセサイザーが何なのかあまり理解していなかった部分があったんですが、今回ちょっとわかりました。シンセサイザーは電子的に音を発生させる装置そのもの。ここから出る音へのこだわり以外にも殆どの場合はここにキーボードや叩きやすいボタンやバッドがついていて、パソコンだけで作るより体を使って演奏しやすくなるというのもシンセサイザーの魅力。きょうはニューヨークでシンセサイザーを図書館のように貸し出す取り組みをはじめたハイジ・セイバートゥースさんに話を聞きました」と言った。
ハイジさんに「シンセ・ライブラリー」を始めた理由を聞くと「音楽制作にはある程度の資金が必要。絵を描くなら数ドルで紙と絵の具を買えば始められるが、電子音楽を始めるには1,000ドルかかることもある。いま私たちが聴くほとんどの音楽には電子楽器が使われている。電子音楽はアートとしてだけではなく、若者の職業の選択肢にもなっている。私たちは仕事に恵まれない若者に可能性を提供したいと考えている」と話す。もう1つの目的はコミュニティを作ること。「シンセサイザーを手に入れても1人で使い方もわからないので、ワークショップを開きメンバー同士が教え合える機会を提供している。メンテナンスはみんなで協力してやっている。電子音楽への日本の貢献には感謝の気持でいっぱいです。ビンテージから最近のものまで日本の楽器を貸し出しています。素晴らしい日本の電子楽器には本当に感謝しています」とのこと。
別府さんは「日本のシンセに人気があるというのはシンセだけに”シンセん(新鮮)”ですね」とい言い、マイケルさんは「日本のいろいろな方が音楽の優秀な機材を作ってくれたからいま作れる音楽がいっぱいあるというふうに多くの人がハイジさんのように認識していると思う。シンセサイザーなどで作る電子音楽は皆既日食とも関係があるんですよ。僕の多くの友達は電子音楽フェスティバルを皆既日食と合わせてやります。アメリカ中で今週日曜日、宇宙っぽい音が必要になってくる」などと話した。
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アメリカのイエレン財務長官が6日間にわたる中国訪問をはじめた。中国製の電気自動車はアメリカでは販売されておらず、イエレン財務長官は中国が手厚い補助金で低価格となった電気自動車を市場に大量投入していると批判している。今月から広州を訪問予定で、イエレン長官はこうした過剰生産の問題を取り上げるとしている。今月9日までの訪問では経済政策を統括する何立峰副首相らと会談する予定で両国は競争と対立のバランスを取ろうとしているとみられ、先週習近平主席はアメリカ企業のトップらを招き中国への投資を呼びかけるなどしている。台湾問題や南シナ海情勢などで対立が続く中、2日にはバイデン大統領と習近平国家主席が電話で会談するなど、アメリカは対話維持で関係の安定化を図る考えと見られている。
インドネシアのバリ島では、美しいビーチや世界遺産に登録されているヒンドゥー教の寺院など、こうした自然や伝統文化の保護、それにオーバーツーリズム対策のため、今年2月から外国人観光客に日本円でおよそ1400円の観光税を導入した。オーストラリアABCは現地では賛否がある上、十分に定着していない原状を伝えており、観光客からは”よい状態を維持するためなら仕方ない”という声がある中、バリ島の観光イメージを損なう観光客が増えていることも観光税に踏み切る理由の一つだと報じており、税金は清掃作業などに使うと報じている。また、住民からはコロナ前に戻っていないことから観光税は高すぎるとの声も出ている。しかし空港では支払いを義務付けてはおらず、大半の観光客が税金を払わず通り過ぎる人も多くいる状況となっている。
キャッチ!世界のトップニュースの番組宣伝。カタール、仲介外交の狙いを特集するとライトアップをつたえた。
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中国から体力自慢が挑むレースの映像でお別れ。
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中国の貴州省にある世界自然遺産の梵浄山は標高2570m。522mから2248mを駆け登るレースが行われた。14.1キロのコースには数千段の階段や曲がりくねった山道がある。およそ2000人が参加し観光とスポーツを組み合わせたレースを楽しんだ。
あしたが変わるトリセツショーの番組宣伝が流れた。
サラメシの番組宣伝が流れた。
ドキュメント72時間の番組宣伝が流れた。
所さん!事件ですよの番組宣伝が流れた。