- 出演者
- 上垣皓太朗
オープニング映像。世界・日本ともに需要が伸びているキャラクタービジネス業界を上垣皓太朗アナウンサーが調査する。
前回に続きサンスター文具を取材。「像が踏んでも壊れない筆箱」で有名な文房具×キャラクターの先駆けとなった企業。一般の方からアイデア文具を募集、文具業界で最も歴史があるアイデアコンテストを実施している。
文房具アイデアコンテストについて学ぶため、サンスター文具・小林大地会長&文具王コンテストアドバイザー・高畑正幸さんに話を聞いた。文房具アイデアコンテストは1995年に前身となる「新製品アイデア募集」が開催、2012年に名称が「文房具アイデアコンテスト」に変更された。今年で第29回目を迎えた文具業界で最も歴史のあるコンテスト。年齢・経験・プロ・アマ問わず応募が可能。創業者の「既成概念に囚われずに商品を生み出す考え」理念を継承し、創業者が亡くなってちょうど1年後の1995年6月1日にコンテストが開催された。審査基準は「アイデアの面白さや斬新さ」。商品化する際はコストや実現性も合わせて検討される。キャラクターを採用することでファンの購入意欲が増加、さらにアイデア文具を知ってもらうきっかけになるという。一般部門のグランプリは賞金100万円、ジュニア部門は商品券10万円分。
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商品化されたアイデア文具を紹介。Piri-it!(ピリット)は第18回一般部門で審査員特別賞を受賞。ミシン目で切り取ると文字の意味が変わる。ネコゴムは第27回一般部門で優秀賞を受賞。長期使用でも飽きず、自分の好きな形に変えて育てられる消しゴム。小林会長が驚いたのは「KAo-MEMo」(現在は販売停止中)。メッセージと一緒に感情も伝えられる3Dホワイトボード。文具王・高畑が驚いたのは「おしり型えんぴつけずり」。鉛筆をお尻の穴に入れて削ると鉛筆の先がうんちの形になって出てくる。高畑が忘れられないのは「study surpporter」。文房具が至る所に施されたジャージ。眠そうになると電気が流れて起こしてくれる。
アイデア文具の商品開発を行うイノベーション部の人見課長に話を聞いた。ウカンムリクリップは漢字の部首「うかんむり」がモチーフとなった書籍やノートの内容を隠さずに留められるクリップ。約100万個を売り上げた。世の中にはないアイデアを1から生み出す苦しさがあるが、「ウカンムリクリップ」を息子が学校で友達に営業をしていて嬉しかったという。吉松社長に言いたいことを質問すると、仕事で使うボックスティッシュを会社で用意して欲しいと答えた。後ろで聞いていた社長は前向きに検討すると語った。
ベーシック部リーダーの寺田春香さんに話を聞いた。ディズニーやサンリオなど昔から愛されるキャラクターの企画や商品開発を行う部署。2000年代に流行したシール・メモ帳・缶ケースなどを踏襲したデザインや仕様のグッズ「Y2K商品」が大ヒット中。歴史のあるキャラクターを取り扱っているので世界観や雰囲気を壊さないよう細心の注意を払う。
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トレンド部の柴崎颯乃さんに話を聞いた。主に「ちいかわ」など最近の人気キャラクターを扱う部署。リバペンはデザインを「入れ替え」て使えるペンケース。ちいかわとハチワレが入れ替わってしまった原作がモチーフ。「人気キャラクターだから必ず売れる」というわけではなく、ストーリー性や設定に合ったデザインが重要。トレンドの移り変わりが激しいため、ベストなタイミングで売ることが難しいという。社長に言いたいことを質問すると、トレンド調査をするための海外出張に行かせて欲しいと答えた。後ろで聞いていた社長は考えますとコメント。
アドバンス部リーダーの田下潤さんに話を聞いた。大人向けの人気が高いアニメキャラクターを扱う部署。最近だと主に「機動戦士ガンダム」。スタンド付きルーペ(シャア専用ザク柄)は立てて使用できるため両手が空き、プラモデルなどの組み立て作業に最適のアイテム。機能面とキャラへの愛着が両面で求められる。田下さんが入社したきっかけは自分で1から企画したものをお客様に届けたかったから。初めて企画したハサミは発売されたら店頭へ見に行った。アドバンス部は劇場公開やテレビ放送に合わせて発売するものが多く、グッズを作るスピード感が必要になるという。
キッズ&ベビー部の市山華さんに話を聞いた。「それいけ!アンパンマン」などの子どもに人気のキャラクターを使用した知育商品のぬりえやパズルを制作開発する部署。市山さんは上垣アナと同じ新卒入社1年目で緊張していた。お子様向けの商品開発を行っているため安全対策は必須。怪我や誤飲が起きないよう厳しくチェックする。お子様や年配の方から送られてきたファンレターを紹介。ぬりえは痴ほう症予防にも効果的だという。
上垣アナがアイデア会議に参加。来年の文房具アイデアコンテストに向け、アームくんを使った2商品を提案した。アームくん分度器は不採用だった。
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ちいかわグッズがフジテレビショップ フジさん東京駅店・台場店・レイクタウン店、フジテレビe!ショップで販売中。
ガチャピン&ムックとアクアシティお台場がコラボした「ODAIBA Enjoy Christmas」が12月25日まで開催中。アクアシティ内にある飲食店で対象メニューを注文するとオリジナルステッカーをプレゼント。
上垣アナがアイデア会議に参加。立体アームくん筆入れは満場一致で採用された。
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