- 出演者
- 上垣皓太朗
今回キャラクタービジネスの魅力を教わるのは幕張メッセで開催された「TOKYO COMIC CON 2024」。世界最大級のキャラクター祭りで誰もが知るキャラクターたちを学ぶ。上垣アナが「幕張は市ではなく、千葉県千葉市花見川区・美浜区内の地名」と紹介した。
オープニング映像。日本のキャラクタービジネス市場は2.6兆円。世界IP売り上げランキングTOP10には日本のキャラクターが5つ（1位：ポケットモンスター、2位：ハローキティ、6位：アンパンマン、8位：スーパーマリオ、9位：少年ジャンプ）もランクイン。世界・日本ともに需要が伸びているキャラクタービジネス業界を上垣皓太朗アナウンサーが調査する。
上垣アナが「東京コミコン2024」を取材。スパイダーマンにインタビュー。東京から来たという。会場内で様々なコスプレイヤーと写真を撮って交流できるのが楽しみだと語った。会場内でコスプレイヤーは注目の的だった。展示エリアを訪れると、案内してくれるスーパーバイザー兼副実行委員長の杉山すぴ豊さんが待っていた。コミコンとは「コミック・コンベンション」の略。アメリカで50年以上前に発祥したアメコミファンと作者や出版社が交流するイベント。アメコミ原作の映画やドラマが発表される場所として世界中で注目されている。マーベル作品を生み出した原作者で「ポップカルチャーの父」と称されるスタン・リー、Apple共同設立者で「テクノロジーの王」呼ばれるスティーブ・ウォズニアックの2人が立ち上げた「シリコンバレー・コミコン」を参考に、日米のポップカルチャーの祭典として、2016年に初めて東京コミコンが開催された。日本のコミコン来場者は6～7割が女性。近年は心に闇を抱えているマーベルヒーローが観る人の共感を呼び、世界的に人気となっている。
「東京コミコン2024」スター・ウォーズ＆マーベルのブースを取材。2月14日公開の映画「キャプテン・アメリカ：ブレイブ・ニュー・ワールド」、「グローグー」の新商品コレクション「Grogu Cutest In The Galaxy」、「アベンジャーズタワー」のフォトスポットがあった。ポップアップストアでは主にフィギュアを取り扱うホットトイズジャパンの長見さんにコミコン先行販売のフィギュアを見せてもらった。まずはスター・ウォーズから。「オビ=ワン・ケノービ（マンダロリアン・アーマー）」（40,000円）は東京コミコン2024で先行販売、全世界限定2,000体。「スター・ウォーズ：クローン・ウォーズ」に登場する1/6スケールフィギュア。30か所以上が可動する高性能でリアルな作り。眼球の視線など細部まで動かせる。スター・ウォーズはファンが多い映画のため、主に男性の幅広い年齢層が買い求めるという。スター・ウォーズの定番グッズ「ライトセーバー」もあった。「コスビ」（2,500円）は買い求めやすい価格で若年層や日本国内に向けての注目商品。続いてマーベルのフィギュア。「アイアン・パトリオット」（65,000円）は東京コミコン先行販売、全世界限定3,000体。フィギュアのボディに合金が6割施され、重厚感があってリアルな作り。初日から複数買いが発生するほど大人気だという。
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主にアパレルや雑貨を取り扱うスモール・プラネットの岩間さんに注目商品を教えてもらった。新コレクション「Grogu Cutest In The Galaxy」のアパレルや雑貨などの商品を東京コミコン2024で先行販売。Grogu（グローグー）はスター・ウォーズオリジナルドラマシリーズ「マンダロリアン」に初登場して人気を獲得、愛称“ベビー・ヨーダ”として親しまれている。イチオシは東京コミコン2024で先行発売された「ミルキーボア BIGぬいぐるみ ～グローグー～」。柔らかい触り心地で癒やされるという。「スター・ウォーズ ヘアバンド グローグー」は柔らかい手触りでリラックスタイムにおすすめのヘアバンド。Tシャツは5月4日「スター・ウォーズの日」にちなみ、54種類を展開。「STAR WARS ダークサイド」は暗黒面に焦点を当て、ダースベイダーやダースモールなどの人気キャラを商品化。「MARVEL ASSEMBLE！」はマーベル・コミックス85周年を記念したTシャツ。8,000を超えるヒーローから選りすぐりの50種類を展開。映画「デッドプール＆ウルヴァリン」の「クリアアートボード」は通常では商品化されない映画場面写アート。東京コミコン2024で先行販売された。
「東京コミコン2024」ホットトイズジャパンのブースを取材。ホットトイズジャパンは2000年設立。香港のフィギュアメーカーの日本オフィス。主にハリウッド映画に登場するキャラクター商品を販売。1/6スケールフィギュア「マスターピース」シリーズは基本的に完全受注生産システム。大人向けに繊細でリアルな技術を追求。ハードルが高い「俳優の肖像権」を獲得して商品化。制作期間は発表から発売まで平均1～1年半。作品によっては3年かかることもある。世界の約50か国で販売。作品のイメージに合わせて小物や雑貨などの商品化も行う。キャラクターを推しメンにできたかどうかで売り上げが左右されるという。ウェンズデーシリーズも人気。
「東京コミコン2024」ワーナー・ブラザースジャパンのブースを取材。おすすめTシャツを2つ紹介。BerBerJin The Dark Knight TEE【The DarkKnight/Batman】はゴッサムの街並みを望むバットマンのシルエットをプリント。きめ細やかなゴッサムの街並みがポイント。BerBerJin The JOKER HOODIE【The DarkKnight/Batman】はジョーカーのポートレイトをスクエアにカット。バックにはジョーカーの名刺と最も有名なセリフをプリント。20～30代のストリートファッションが好きな男性が手に取りやすいデザインを意識した。ただのキャラクターTシャツにならないよう海外作品を日本で売るため常に分析しているという。続いてアートパネルを2つ紹介。「バットマン85周年/キャラファイングラフ」（コミコン限定）は歴代バットマンがデザインされたバットマン85周年の記念アート。「アートパネル バットマン カラー F3」はアイコニックなコミックシリーズからの一枚。キャンバスボード仕様がポイント。グッズを部屋で楽しむ没入感も重視。映画は2時間ほどで終わってしまうが、365日24時間、常に近くに置けることが商品化の魅力だという。「ロード・オブ・ザ・リング フロド フラットトートバッグ」はトートバッグとしても、お部屋に飾るインテリアとしてもぴったり。「ロード・オブ・ザ・リング/ローハンの戦い」のフォトブースもあった。主要キャラクターの缶バッジ（全8種）を販売。キャラクターの世界観を楽しむだけでなく、グッズを身に着けてアピールする楽しさもある。
上垣アナが「東京コミコン2024」取材を振り返って感想を語った。取材は次週に続く。
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