2026年10月26日放送 19:30 - 19:57 NHK総合

クローズアップ現代
家も車もマンションも都市浸水で広がる“補償の空白”

出演者
星麻琴 中林真理子 
(オープニング)
オープニング
#5174 家も車もマンションも…浸水から資産どう守る?
戸建て・マンション・車が…“想定外の浸水”資産どう守る

千葉豪雨で自宅が浸水した高橋さん。床上80cmまで浸水し、浴室には泥水が。キッチンの被害は特に大きく、2か月以上経った今も使えない状態。修繕費が1000万円を超えると知り途方に暮れていたところ、思いがけないことが分かった。家を買ったときに加入した火災保険に水災補償を付けていたのだ。千葉県の火災保険に水災補償を付けている割合は全国平均を下回る58.1%となっている。中にはハザードマップを確認した上で水災補償を付けなかったという被災者も。専門家は、浸水への備えを考える上でハザードマップだけに頼るのは危険だとし、国土地理院のホームページで見ることができる地形分類図をあわせて活用することを勧めている。

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佐倉(千葉)八千代(千葉)国土地理院静岡大学

公的支援などについて解説。代表的な国の制度では、全壊(50%台)では最大300万円支援、大規模半壊(40%台)では最大250万円支援などとなっている。ただし、浸水被害の場合、給付の対象外となる半壊以下の被害認定となるケースが多い。実際、8月の千葉豪雨では千葉市の被害認定の約9割が対象外となっている。

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令和8年8月千葉豪雨千葉市(千葉)日本損害保険協会

保険料の値上げについて大手損害保険会社を取材。この保険会社では2018年の西日本豪雨以降、自然災害で被災した人たちに支払う保険金が以前とは比べ物にならないほど多額にのぼっているという。保険料値上げについては加入者の負担感を考慮しながら慎重に判断していきたいとしている。

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平成30年7月豪雨損害保険ジャパン東京都

水災補償などについて解説。水災補償の加入率は10年で10%減少。明治大学・中林教授は、水災補償を付けない人が増えることによって保険料のさらなる値上げにつながり、結果として補償を必要とする人まで加入できなくなるという悪循環が生じるなどと話した。

千葉・松戸の総戸数90戸のマンション。8月の豪雨で1階部分が浸水。水は床上約1.8mに達した。近くに川はないが、内水氾濫が起きるとまたたく間に部屋に水が流れ込んできた。住民の西澤さんは水災補償を付けていたが約1000万円の自己負担が発生する見込み。さらに、マンションの全ての住民に関わる思わぬ死角が。それはマンションの共用部。地下にあった電気設備や給水設備などが完全に水没。被災から2か月以上経った今も断水が続いている。このマンションでは浸水した1階の専有部にはそれぞれの世帯で水災補償を付けていた。しかし、管理組合で管理する共用部については補償を付けていなかった。共用部の復旧にいくらかかるのが見積もりを取ってみると2億5000万円の試算が。定期的な大規模修繕のために積み立ててきた約1億円を注ぎ込んでも半分にも届かず、住民に重い負担がのしかかっている。

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令和8年8月千葉豪雨台風19号松戸(千葉)

車の浸水被害などについて解説。8月の千葉豪雨では約3万台の車両が被災した。うち、約1万5000台が車の浸水被害もカバーする車両保険に未加入だったと推定されている。

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令和8年8月千葉豪雨千葉県日本カーシェアリング協会

千葉・松戸のマンション。30人ほどの住民たちが復旧・復興のための委員会を立ち上げ、毎週議論を重ねている。全国のマンションの対策に役立ててもらいたいと、今月、外部に向けた情報発信を始めた。

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令和8年8月千葉豪雨松戸(千葉)

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