2025年10月13日放送 4:55 - 8:00 テレビ朝日

グッド!モーニング

出演者
野上慎平 坪井直樹 角澤照治 依田司 斎藤ちはる 佐藤ちひろ 森千晴 荒井理咲子 今井春花 三山賀子 佐々木若葉 
もっと知りたい!NEWS
八丈島に台風再び接近 23号に警戒

甚大な被害が起きた台風22号の襲来からわずか4日で、次の台風23号が東京の八丈島に接近している。建て替えが必要なほど屋根が吹き飛んだ家を補修するのは、新たな台風で瓦礫が吹き飛ばされるのを防ぐため。町が設置した臨時のごみ置き場は、雨風が強まる予報のためきのう正午で受け入れを中断した。先週の台風22号では、安全なはずの避難所が土砂崩れに見舞われた。今回の台風23号に備えて、町役場では島の中央にある八丈高校体育館を新たな避難所として用意した。さらに避難所を3つ増やして、台風の再びの接近に備えている。台風23号は強い勢力になって暴風域を伴いながら、1時間に約30キロの速さで青ヶ島のあたりを進んでいる。

八丈島に再び台風23号接近

八丈島から中継でレポート。20分ほど前から、雨風がより一層激しさを増してきた。海は波が非常に高くなっている。町はきのうまで台風22号からの復旧に向けて動き始めていた。「こんなに立て続けに台風が来るのは経験したことがない」と話す島民の方もいた。

米中貿易摩擦再び? 関税に報復も

中国側のレアアースなどの輸出管理に対抗しアメリカ・トランプ大統領が「100%の関税を課す」と発表したことに対し、中国・商務省は報復も辞さない構えを見せた。商務省の報道官は、「アメリカが独断専行を続けるなら、中国も断固として相応の措置を取る」との談話を発表した。今月末には韓国で開催されるAPEC首脳会議にあわせ、トランプ大統領と習近平主席との会談も模索されていた。会談中止をちらつかせ揺さぶりをかけるトランプ氏に対し、中国も徹底抗戦の構えを崩さない。中国・商務省は、レアアースなどの輸出規制について「法律に基づいた正常な行為で、影響は限定的だ」と主張。そのうえで、先月の米中協議後もアメリカが中国船に港湾使用料を取る措置を強行しようとしていることなどを念頭に「アメリカが協議の雰囲気を壊している」と不満を述べている。アメリカと中国は今年5月に、互いに100%の関税の応酬を停止することで合意したが、来月10日に終わる停止期間が延長されるかは不透明になってきた。

独自取材
「今年はサンマ豊漁」見せかけ?

きのう行われた毎年恒例、東京都目黒区の「さんま祭り」では、たくさんのサンマが振る舞われた。近年、不漁が続いていたが今シーズンはサイズが大きく脂乗りも抜群。13倍を超える抽選で当選した目黒区民1500人が気仙沼で獲れた旬のサンマを楽しんだ。会場でサンマの追加配布のアナウンスが流れ、当選券を持たない来場者が一斉に受付に向かった。4年連続で抽選に外れたという夫婦は念願のサンマ引換券を入手。今年は約500匹のサンマが追加。今年は豊漁という声も聞かれるが、専門家は見せかけだと指摘。今年初のサンマの水揚げが行われた北海道根室市では漁獲量が173tと去年の2.6倍。他の地域でも13年ぶりに休漁発令が出されるほどの漁獲量があった。ところが水産研究・教育機構の冨士泰期主任研究員は「(ピーク時に比べると)非常に少ない水準」などとコメント。漁獲量が増えたのはサンマの回遊ルートが変わったことが大きな要因。近年、サンマの群れの大半はロシアのEEZへ入り、その後南下するというルートを辿っていた。今年は水温の影響もあり、ロシアのEEZ手前で南下。日本の漁船にとって漁獲しやすい場所が回遊ルートになっていたため、例年より漁獲量が増えたのではないかという。サンマの漁獲量はこの16年で約9分の1まで激減。まもなくシーズンも終わりを迎える。来年以降、サンマがどうなるかはまだ読めない。

(気象情報)
気象情報

千葉県南房総市・野島崎の中継映像を背景に、台風23号情報、野島崎、関東地方の気象情報を伝えた。「お天気検定」はお休み。

千葉県南房総市・野島崎、東京・八丈島の中継映像を背景に、全国の気象情報、台風23号情報を伝えた。八丈島、青ヶ島に大雨・暴風・波浪警報。伊豆諸島の予想最大瞬間風速は50m、予想される波の高さは9m。

千葉県南房総市・野島崎の中継映像を背景に関東地方の気象情報を伝えた。

エンタメワイド
芸人の父(82) マムシに咬まれ入院

たんぽぽ・白鳥久美子の夫でピン芸人のチェリー吉武が、佐賀県に住む父親がマムシに咬まれ入院したことを明かした。マムシの毒は痛みや腫れを引き起こし、死に至るケースもある。マムシの被害は年間約3000件発生している。ジャパン・スネークセンターの研究員・高木さんは「9月がマムシが子どもを産む時期」などと指摘した。行楽シーズンで自然のある場所に行く人が増えることも被害が多くなる原因。マムシは積極的に人を襲うことはないという。今の時期は落ち葉に紛れていることもあるという。

芸人の父(82) マムシ被害で入院

チェリー吉武の父親が被害にあったマムシ。マムシに咬まれた時の対処法についてジャパン・スネークセンターの研究員・高木さんは「患部(より心臓に近い部分)を圧迫、流水で流す」などと述べた。自衛隊出身のチェリー吉武の父は毒を口で吸い出したが訓練していない人は逆に悪化させてしまう。

(特集)
キャンプカー旅で呼び込め!

キャンピングカーを旅行客に貸し出して独自のツアーを提供する一人の女性がいる。かつては有名な設計事務所に勤めていた。

キャンプカー旅で呼び込め ふるさと復興30歳女性奔走

東京から来た矢萩さん家族が3連休でキャンピングカー旅を楽しんだ。キャンピングカーと観光ツアーを提供しているのは30歳の日下あすかさん。自身の地元を含む福島県の東側、浜通りにキャンピングカーの旅を根付かせようと取り組んでいる。3連休にもモニターツアーを企画。初日は絵付け・甲冑着付け体験。RVパークではトイレ・電源、近隣に入浴施設がある。日下さんは福島・富岡町出身で東日本大震災の津波による原発事故で帰還困難区域に指定された。東京芸大大学院で建築を学び、隈研吾さんの設計事務所に就職した。日下さんは「誰かの当たり前を作るってすごい大事」などと述べた。福島県浪江町の駅前再開発に携わったことがきっかけ。相馬野馬追は毎年全国から13万人が訪れるが多くが日帰り客だという。浜通りには宿泊施設が不足しているという。そこで目をつけたのがキャンピングカーだった。日下さんは旅行業の国家資格を取得、北海道の会社に住み込みで武者修行をした。自費でキャンピングカーを購入、来年度から貸し出す形で福島県内でキャンピングカーの旅を楽しんでもらうことを考えている。RVパークは全国に増えてきているがこれまで浜通り地区には施設が1つしかなかった。日下さんはRVパークを増やそうと一軒一軒地道に交渉してきた。日下さんの熱意もあり、現在浜通りのRVパークは5カ所に増えた。

さらに日下さんが目を向けたのは観光。相馬野馬追が行われている3日間以外も観光に来てほしい、キャンピングカーの利用者に楽しめるスポットを提案するために色々な施設をまわり、交渉していく。「ノーマ・ホースヴィレッジ」では相馬野馬追に出ている馬の乗馬体験ができる。日下さんが案内するモニターツアーにも組み入れた。今後、日下さんが伝えたいのは海の美しさ。日下さんが卒業制作で描いた絵本を紹介。日下さんは「防潮堤をマイナスに捉えるんじゃなくて海が近い町というのを意識するきっかけになるのではないか」などと述べた。福島県浜通りの魅力を多くの人に伝えたいという日下さんの夢はキャンピングカーとともにあった。

(ニュース)
「台風23号」八丈島に最接近 あと数時間 雨・風のピーク

台風23号は八丈島に最も接近している。東京・八丈島の中継映像を紹介した。台風は勢力を維持したまま東へ進み、あと数時間は雨や風のピークになるとみられている。

1 - 2 - 3 - 4 - 5

© 2009-2025 WireAction, Inc. All Rights Reserved.