全国の天気予報を伝えた。全国的には残暑が続いているが、来週には一気に秋の空気に変わっていく。

大阪・関西万博が閉幕。PRのため去年12月から総理官邸に飾られていた公式キャラクター「ミャクミャク」の離任式が行われた。石破茂総理大臣は「ミャクミャクは万博成功の中心的な役割を果たしてくれた」とコメント。万博の一般来場者数は2557万8986人（確定値）。ミャクミャクグッズも好調で運営収支は最大280億円の黒字となる見通し。

先週月曜日の東急田園都市線脱線事故では計1107本が運休、約65万2100人に影響が出た。川崎市「梶が谷駅」の信号システムの不備が原因とみられている。国土交通省は全国の鉄道事業者に対して信号システムの緊急点検を指示、1か月後をめどに点検結果の報告を求めている。

アサヒグループホールディングスは「サイバー攻撃で個人情報が流出した可能性がある」と発表。対象・件数は調査中。経理関連のデータへのアクセスにも影響が出ており、第3四半期の決算発表を延期した。先月29日にシステム障害を発表。ロシア系とみられるハッカー集団「Qilin」が財務文書や従業員の個人情報を盗んだとする犯行声明を出している。

きのう、秋田・横手市でANNのカメラがクマの姿をとらえた。最初の目撃者は保育園に子どもを預けにきた保護者。園児の保護者は「子グマが園庭の子どもたちが遊ぶ方に走っていったので、すぐ園に通報した」と話す。秋田県のクマによる人的被害は31件、目撃情報は5500件以上。

くら寿司は「山形市の山形南館店で客による迷惑行為があった」と明らかにした。客の性別は不明。SNS上で拡散している動画には店舗内で客が素手で寿司を触ったり、醤油差しから直接飲む行為が映っていた。くら寿司は防犯カメラ映像などから迷惑行為を行った客を特定しており、警察に相談しながら「厳正に対処する」としている。この迷惑行為で、くら寿司は店舗内の商品をすべて入れ替えることを余儀なくされた。

去年10月、千葉県内で2日連続で起きた闇バイトによる強盗事件。実行役の男（22歳）に懲役16年の判決が言い渡された。男は白井市と市川市の住宅に侵入、住人に暴行を加えて現金や車などを奪った強盗致傷などの罪に問われている。千葉地裁は「被害者らが痛みで泣き叫ぶ様子を目の当たりにしてもなお躊躇することなく執拗に行っていた拷問に近いものだった」と表現。指示役の指示に従い主体的に実行犯として関与した刑事責任は重大と指摘した。

ウクライナ・ゼレンスキー大統領は「金曜日にワシントンに行き、トランプ大統領と会談できる機会があることを願っている」と発言、巡航ミサイル「トマホーク」のウクライナへの供与について話し合うとみられている。ゼレンスキー大統領は、先週末の電話会談で「トマホーク」の必要性をトランプ大統領と共有したと明かした。直接、詳細について協議したい考え。先週、アメリカ・トランプ大統領は「戦争が終結しなければウクライナにトマホークを送るとプーチン大統領に伝えるかもしれない」と話しており、和平交渉に消極的なロシアを牽制している。

岐阜県の金華山にそびえ立つ岐阜城。織田信長が天下統一を目指す拠点にしたことでも知られ、年間30万人以上が訪れる人気の城。その魅力は天守閣から望む360度の大パノラマ。岐阜市は今月から、この景色を午後5時～8時の間独り占めできるプランの募集を始めた。来月21日の1夜限りで行われ、1組最大20人まで。天守閣ではふだん禁止されている飲食も楽しみながら、城の主になれる。岐阜市・観光コンベンション課・山田哲司課長は「特別な人たちと過ごす貴重な機会として利用してほしい」と話した。利用料金は金華山の標高329mにちなみ32万9000円。

「ホンダ エアクラフト カンパニー」は、持続可能な航空燃料SAFを100％使用したホンダジェットの試験飛行に成功したと発表。超小型機でSAFだけを使った飛行試験に成功したのは世界で初めて。SAFは従来の原油由来のジェット燃料に比べて排出される温暖化ガスが少なく、環境への悪影響を軽減できると期待されている。全日空と日本航空は2030年に燃料の10％をSAFにする計画を表明している。

再開発が進む東京・品川駅エリアの複合施設が公開された。JR大井町駅に直結する「OIMACHI TRACKS」は、2つの棟にオフィスや商業施設、ホテルなどが入る。来年3月に開業する予定で、広場も整備される。すぐ隣には2029年度に品川区役所の新庁舎が完成する予定。JR東日本は浜松町駅から大井町駅までの5駅を広域品川圏と位置づけ、東京の新たな玄関口として大規模な都市開発を進めている。

家を探す際にハザードマップをチェックする人が増えている。リクルートの調査によると、首都圏で賃貸住宅を探した人のうち「事前に自分でハザードマップを調べた」と答えた人が半数近くに上ったことがわかった。特に多かったのが、ファミリー世帯やひとり暮しの学生。「備蓄倉庫や蓄電池などがある物件に魅力を感じる」と答えた人も、3割を超えた。災害が相次ぎ、防災意識が高まっているとみられる。

秋の風物詩「サンマ」は今年、ここ数年に比べると漁獲量が多くなっている。総務省の家計調査では、今年8月、全国2人以上の世帯でサンマの購入量が前年同月比2．1倍となったことがわかった。支出額も前年同月比2．3倍になっている。

日本男子プロバスケットボールのBリーグが決算を発表し、全38クラブの営業収入の合計は前期と比べ17．9％増え、過去最高となった。入場料収入とスポンサー収入が増加したほか、アリーナの新設もプラスに働いた。クラブ別の営業収入をみると千葉ジェッツが約51億7千万円と一番高く、50億円を突破したのはリーグ史上で初めて。

メルカリはスキマバイトの仲介サービス「メルカリ ハロ」を12月で終了すると発表した。メルカリは「市場環境の変化やサービスの利用状況などから総合的に判断した」と説明している。「メルカリ ハロ」は競合他社との激しい競争にさらされていた。

国内の金の価格の指標とされる田中貴金属工業のきのうの店頭販売価格は、1gあたり2万2463円だった。2万2000円を超え過去最高値を更新。米中貿易摩擦への懸念やアメリカの政府機関の一部閉鎖などを受けてリスク回避の姿勢が強まっており、安全資産とされる金の需要が高まっている。銀の店頭販売価格も287．1円と約45年ぶりの高値となっている。金に比べて割安で、需給がひっ迫していることが影響しているとみられている。

きのうの日経平均株価は、前場の下げ幅は最大で700円余りに留まったが、後場に入ると一時1500円を超える下げ幅を記録。終値は先週末より1241円安い4万6847円だった。終値が4万7000円を割り込むのは高市総裁誕生の前日以来。ニッセイ基礎研究所の井出真吾氏は「午後になって円高に為替が動いたことも重なり、アメリカ株先物もやや軟調な展開になったことも影響した」と分析した。一部の機関投資家の日本株を買い戻す動きが一巡したことも、重荷になった。

きょうのニュースは「大統領は国外へマダガスカルでクーデターか」。アフリカにある島国のマダガスカルでは先月から反政府デモが続いている。軍の精鋭部隊が反政府デモの支持を表明。マダガスカル・マジョエリナ大統領は13日、「安全のため避難した」と表明した。海外メディアによると国外逃亡の可能性があると報じている。軍の大佐が国営ラジオで権力を掌握したと発表した（ロイター）。マダガスカルの面積は日本の1.6倍、国民の平均年齢が22歳。形から「神の左足」と呼ばれている（外務省）。マダガスカルは動植物が独自の生態系を保存。ワオキツネザル、シファカ、バオバブなどがある。一方でマダガスカルは世界最貧国の一つとも言われている。国民の7割が国際的な貧困ライン以下で生活している。安全な飲料水を利用できるのは22％（読売新聞）、電気を使えるのは36％（IMF）。慢性的な停電・断水に対する抗議活動が始まり、大統領に辞任を要求する反政府デモにまで広がった。ラジョエリナ大統領はクラブでDJをしていて、ラジオ局を設立、人気の音楽を流し知名度が上昇（英紙ガーディアン）。2007年、首都アンタナナリボの市長に当選した。その2年後に軍の支持を得てクーデターを起こした。その後、正式に大統領就任した。マダガスカルの生活水準の向上を掲げていたが、生活は良くならず、政府の汚職への不満も積み重なって反政府でもにつながった。マダガスカル軍の精鋭部隊が今回、大統領を裏切り、デモに対して同調するという事態になった。

問題：輸入の9割がマダガスカル産何？。青：お茶、赤：コメ、緑：バニラビーンズ。

気象情報を伝えた。