- 出演者
- 野上慎平 坪井直樹 角澤照治 依田司 矢野忍 斎藤ちはる 佐藤ちひろ 森千晴 荒井理咲子 今井春花 三山賀子 佐々木若葉
女王・卑弥呼が君臨した邪馬台国がどこにあったかという論争が明治時代から続いている。有力なのが九州説と畿内説。邪馬台国について記述した資料は魏志倭人伝しかない。魏志倭人伝は1700年以上前に書かれた中国の歴史書で使者が邪馬台国に来たルートを記載しているが、その通りにたどると日本列島ではなく海の場所になるという。近年は畿内説が注目を浴びている。奈良県の纏向遺跡で卑弥呼の時代の大型建物跡などが出始めている。しかし吉野ヶ里遺跡から見つかった石棺で新しい発見が出てくる可能性がある。
世界遺産になった仁徳天皇陵古墳は教科書では大仙陵古墳と習うことが多い。仁徳天皇はいつ生まれていつ亡くなったかははっきりとわかっていない。仁徳天皇陵は元禄時代に朝廷が認定され、陵墓としての管理で本格的な調査も難しく謎が多い。前方後円墳は両方に埋葬施設があるため、仁徳天皇陵に2人葬られていると考えられている。
豊臣秀吉が実施した刀狩り。鎌倉時代に幕府が武器を取り上げたりすることがあった。柴田勝家の方が最初にやっていた。天下人として全国で大規模に刀狩りを実施したため秀吉のイメージがついたのだと考えられている。
秀吉にはフィクサーとして暗躍した人物に千利休が知られている。千利休が生きていたという説がある。千利休は1591年、秀吉の逆鱗に触れ切腹したとされているが、1次史料の中に千利休が処刑されたとか切腹したというものが一つも残っていないという。
千利休の切腹の1次史料がない。後になって作られた2次史料には切腹したとあり、利休は保護されて生きていたという説があり、利休が死んだ翌年に秀吉は「利休のお茶を飲んだ」と手紙に書いている。
荒井は「誰かと一緒に考えたくなるような話ばかりだった」などとコメントした。河合敦の書籍「1話3分7日でシン常識人 オモシロ日本史」は現在販売中。
高市総理はASEAN首脳会議を終え、先ほど羽田空港に到着した。きょう午後にはアメリカ・トランプ大統領が6年ぶりに日本を訪れ、あす高市総理と初めての日米首脳会談が行われる。
きょう、東京は1週間ぶりに20℃を超える見込みで過ごしやすい陽気となりそう。
