2025年11月6日放送 4:55 - 8:00 テレビ朝日

グッド!モーニング

出演者
野上慎平 坪井直樹 依田司 山本雪乃 住田紗里 斎藤ちはる 佐藤ちひろ 森千晴 武隈光希 三山賀子 舩橋沙貴 
きょう注目NEWS
米朝首脳会談「実現可能性高い」

先週水曜日、韓国・慶州で李在明大統領と会談した際、トランプ大統領は「北朝鮮の金正恩総書記はよく知っている。関係はとても良いが今回はタイミングが合わなかった」と話した。韓国訪問では実現しなかった米朝首脳会談が来年3月以降に開かれる可能性がある。北朝鮮の金正恩総書記はアメリカとの対話に意欲的で今後条件が整えば、アメリカに接触すると判断している。韓国・国家情報院は来年3月の米韓合同軍事演習後に会談が行われる可能性が高いと分析している。実現すれば2019年以来。

米朝首脳会談「可能性高い」 3月にも?韓国の情報機関

トランプ大統領と金総書記が最後に会ったのは、2019年6月。韓国と北朝鮮を隔てる軍事境界線がある板門店で電撃会談した。トランプ大統領は1期目の在任中にシンガポール、ベトナム・ハノイ、板門店であわせて3回金総書記と会談したが、核開発計画の放棄に関する合意には至らず交渉は暗礁に乗り上げた。

スルメイカ漁 小型船は停止継続

北海道・函館市の函館漁港は閑散としていた。今年はスルメイカが豊漁で漁獲枠の上限を超えてしまい小型漁船の操業停止が続いている。きのう、漁獲枠について水産政策審議会が開かれた。

スルメイカ漁漁獲枠拡大も 小型船操業停止継続で紛糾

きのう開かれた水産政策審議会。水産庁は、小型イカ釣り漁の漁獲量を現在の4900トンから5757トンに拡大する案を提示し了承された。しかし、すでに増枠分を超える5896トンの漁獲が報告されていて、依然として漁の停止が続くことになる。審議会では一部の議員から「不公平だ」などと不満を訴える声が上がり、紛糾する場面もあった。近年スルメイカは不漁が続いていたが、ことしは黒潮の大蛇行が終息し、群れが生き残った可能性があることから豊漁になった。

一方で、不漁に陥っているのがホタテ。卸売価格も2年で2倍以上。ほかにもじわじわ値段が上がってきているのがコンブ。天然コンブは育ってから2年目に収獲できるが、海水温の上昇で生育が進まず、生産量が減っている。卸売価格も上がっていて、様似町でコンブ漁をしている男性は、 黒潮大蛇行が海の環境を変えてしまったと嘆いている。

「コメ」使った“飲むワクチン”

実用化を目指して開発が進む飲むワクチン。研究を行っているのは千葉大学の清野宏卓越教授らの研究チーム。ワクチンを常温で長期保存できるにするにはどうしたらいいのか。清野教授らが目をつけたのは「コメ」だった。コメを使うことでワクチンの成分を胃酸などの消化酵素から守りながら腸の粘膜面から抗原を取り込むことができる。重症化を防ぐだけでなく、従来の注射型ワクチンでは難しかった感染の予防も期待できるという。千葉大学に今年新たに開設された施設では企業と共同で実用化を見据えた研究が進んでいる。ワクチンのもととなるイネは遺伝子を組み換えているため隔離された環境で厳重に管理されている。現在、実用化を目指しているのが“コレラ下痢症”のワクチン。将来的にはインフルエンザなどへの応用も視野に研究を進めている。

依田司の気show予報
気象情報

六本木ヒルズからの中継映像を背景に気象情報を伝えた。

秋に咲くサクラ!紅葉との共演も

埼玉県神川町にある城峯公園から中継。今週から紅葉の色づきが進んでいる。十月桜が咲いており、来月7日までライトアップも行われている。十月桜と紅葉の共演は来週末にかけてがピークを迎えるとされる。

キーワード
十月桜城峯公園神川町(埼玉)
気象情報

気象情報を伝えた。

けさ知っておきたい!NEWS
ガソリン暫定税率 年内廃止

ガソリン暫定税率を12月31日に廃止することで合意した。与野党6党の実務者はきのう、国会内で会談し合意文書に署名した。ガソリン価格を抑えるための補助金を来週木曜から段階的に引き上げ、来月11日には暫定税率の廃止と同水準にして来月末に暫定税率を廃止する。必要な関連法案は野党が提出した法案を修正した上で、今国会で成立させる方針。廃止に伴う安定財源の確保については法人税や高所得者の税負担見直しをするなどの税制措置を検討しており、年内に結論を出す。

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千代田区(東京)
台風フィリピン直撃 死者100人

フィリピンに上陸した台風25号は、各地に豪雨被害をもたらし、きのうまでに100人以上の死者が確認された。特に被害が大きかったのは、日本人観光客にも人気のセブ州。24時間で1カ月分を超える雨が降り広い範囲で洪水が発生し、76人が犠牲となった。救助活動に向かっていた軍のヘリコプターが南部ミンダナオ島で墜落し、乗組員ら6人が死亡したという。フィリピン国内では数十万人が避難を余儀なくされているほか、行方不明者も多数いる。

新語・流行語大賞候補に30の言葉

今年の新語・流行語にノミネートされた30の言葉が発表された。ノミネートには世界経済に混乱を引き起こした「トランプ関税」やコメ価格の高騰で注目された「古古古米」などニュースで多く取り上げられた言葉もある。多くの人の印象に残っているのは、大阪・関西万博の公式キャラクター「ミャクミャク」。誕生当初は「不気味」「怖い」などの声もあがっていたが、日にちが経つにつれクッズが売れ始めた。ほかにも見た目がいいことを意味する「ビジュイイじゃん」は、男性ボーカルダンスユニット「M!LK」の楽曲に出てくるセリフ。例年スポーツ界からのノミネートが目立つが、今年はスポーツ界からのノミネートは5年ぶりになかった。

NY市長選 “急進左派”当選

4日、アメリカ・ニューヨーク市の市長選挙の投開票が行われ、民主党候補のゾーラン・マムダニ氏が勝利した。同じ日に行われたニュージャージー州とバージニア州の知事選も民主党の候補が相次いで共和党候補に勝利した。マムダニ氏らの勝利は来年秋の中間選挙を前にトランプ政権にとって大きな痛手となる。

アメリカ 管制官不足“空域閉鎖”も

先月1日から始まったアメリカの政府機関の一部閉鎖は、議会で与野党が打開策を見いだせないまま今月5日で36日目を迎えた。第1次トランプ政権下での最長記録を更新した。無給や自宅待機の職員が増える中、管制官の人手不足が深刻化していて、ダフィー運輸長官は、「一部空域が閉鎖されるおそれがある」と警告した。

貨物機 墜落&炎上 9人死亡

アメリカで貨物機が墜落し9人が死亡した。滑走路内にいる時点で炎が上がっているのがわかる。離陸した直後、大きな炎をあげて爆発する。墜落したのは世界的な物流会社UPSの貨物機。貨物機には3人が乗っていたが、地上にいた人も巻き込まれ、少なくとも9人が死亡、11人が病院に搬送されたという。ハワイのホノルル行きで大量の燃料を積んでいたとみられている。

中小補助金 3億円不正受給

事業再構築補助金はコロナ禍で打撃を受けた中小企業が新しい事業に挑戦するのを支援するために始まった制度。昨年度までに約1兆3740億円が支払われている。会計検査院がこのうち約60億円分を調べたところ、嘘の実績を報告したり、補助の対象にならない経費を申請したりして、20の事業者が合わせて3億4461万円を不正に受け取っていたことが分かった。補助金を所管する中小企業庁は「不正受給が認められた場合は返還を求め、厳正に対処した」と説明している。

新米 駆け込みふるさと納税

大手ふるさと納税サイト「さとふる」が発表した返礼品の人気ランキングでは物価高を背景に牛タンやホタテなどの食品、ティッシュなどの日用品が上位10位以内に入った。ポイント付与が廃止される直前の9月には駆け込みの寄付が前の年の5倍以上に増加した。特に価格の高止まりが続くコメではブランド米が去年の3.7倍に、新米も約3倍に増えた。

トヨタ 純利益2.9兆円 上方修正

トヨタの今年4月から9月までの決算は営業利益が去年より18.6%減って2兆56億円だった。最終的な利益も7%減の1兆7734億円だった。トランプ関税の影響で2年連続の減益だった。一方、今年度の最終利益は原価改善や円安の影響で前回より2700億円多い2兆9300億円に上方修正している。

三菱自動車5年ぶり赤字 関税影響

三菱自動車の今年4月から9月の決算は最終の儲けを示す純損益が92億円の赤字だった。去年の同じ時期は379億円の黒字で、5年ぶりに赤字に転じた。中国のエンジン事業売却に伴う特別損失やトランプ関税の影響を受けた。

東証1284円↓一時5万円割れ

きのうの日経平均株価は午前中に下げ幅が2400円を超え、一時、5万円の大台を割り込んだ。午後は下げ幅を縮めたが、終値は前の日より1284円低い5万212円だった。一方、5日のアメリカの株式市場ではNYダウが前の日より225ドル高い4万7311ドル。ナスダックは151ポイント高い2万3499ポイントだった。これを受け、日経平均先物は670円高い5万1200円まで達している。株価の急落はなぜ起きたのか。

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