- 出演者
- 石井亮次 奥平邦彦 野々村友紀子 丸田佳奈 石塚元章 古川枝里子 三上大進 友廣南実
少しずつ備蓄米の流通が広がる中、コンビニ各社がおにぎりの値段を下げる動きも。今日都内のスーパーでは朝から古古米を求めて長い行列が出来た。一方、これまで販売されなかった県にも備蓄米が届いた。今朝初めて随意契約の備蓄米の販売が始まった岩手県のスーパーでは回転1時間前から約80人が並んだ。鳥取県米子市でも開店時には200人が並び、店頭には500袋が用意された。備蓄米について小泉農水大臣は今朝、流通速度をさらに加速させる考えを示した。農水省の調査では随意契約で放出された備蓄米は一昨日までに全国36都道府県で販売されたとしており、今後地域差が出ないように流通が円滑に進むかが焦点。また、備蓄米の放出について一昨日小泉大臣は市場をジャブジャブにしてコメの価格を下げる狙いを示した。
こうした中、横浜市にあるスーパーでは今月9日から銘柄米を10%引きして販売。備蓄米が流通するようになってから銘柄米の買い控えが起きている。値引きされた銘柄米は昨日既に完売したという。備蓄米の流通が少しずつ広がる中、新米についても動きが。福井県でコメ農家を営む笛吹さんはJAから概算金が届いたという。概算金とはJAがコメを出荷した生産者に支払う前払金で、その年のコメの小売価格に影響を及ぼす意味合いを持つ。JA福井県の最低保証価格は2万2000円、他の地域でも軒並み上昇しており、JA全農にいがたでは60kgあたり2万3000円となっている。
一方、コメの高騰などを理由に今年に入って2回おにぎりの値上げを行っているセブン-イレブンだが、きのうから4日間限定で税抜き170円までのおにぎりが全て100円に。ファミリーマートでは一昨日からおにぎりの値上げに踏み切ったが、1000円相当を500円で購入出来る割引回数券を限定販売。また、ローソンは先週2023年産の古米を使ったおにぎりを7月に販売すると発表。コンビニ各社がおにぎりを巡って顧客争奪戦を繰り広げている。おにぎりの一世帯の年間支出額は去年で6166円と20年間で約2倍に増加している。このあと都内にあるおにぎり専門店から生中継。
東京・品川区にあるおにぎり専門店から奥平邦彦による中継。奥平邦彦は「美味しそうな匂いが漂っている。具材の香りもする。色々な種類の具材が揃っている。」等とコメントした。早川由華代表取締役は「20種類以上ある。」等とコメントした。奥平邦彦は「複数の具の組み合わせを選べる。」等とコメントした。早川代表取締役がおにぎりを握った。早川代表取締役は「仕入れ値が上がって大打撃だ。備蓄米等を入れず、新鮮な米にこだわっている。仕入れ値は2倍近くになっている。去年から今年にかけて上がった印象だ。農家さんが厳しいらしいので下がる事はないと思う。1個160g近くある。うちは京都の八代目儀兵衛さんから仕入れている。」等とコメントした。一汁おにぎりセットが完成した。早川代表取締役がおにぎりを炙った。
一汁おにぎりセットを試食した奥平邦彦は「ご飯や具材の香りがする。米が甘い。」等とコメントした。早川代表取締役は「余り握り過ぎない事がポイントだ。値下がりして欲しい。手頃な価格で美味しいお米を提供したい。おにぎり1個につき50円値上げした。」等とコメントした。
昨日、小泉農水大臣は2021年度の備蓄米約12万トン分の受け付けを開始した。小泉農水大臣は「早くこの随意契約米が届くようにしたい。」等としている。イオングループは5000トン、セブン-イレブンは50トン申請している。一方、アイリスオーヤマ等は申請を見送っている。8月末までに販売する事が追加契約の条件。石塚元章は「色々な事情があるので悩ましい課題が多いのだと思う。」等とコメントした。新潟大学農学部の三ツ井敏明特任教授が古古古古米の試食をしていた。三ツ井特任教授は「嫌な匂いはない。保存状態次第だ。問題ないと思う。」等と話している。石塚元章は「同じ条件で比較したのだと思う。」等とコメントした。西脇亨輔は「お米を丁寧に扱えば美味しくなる。」等とコメントした。野々村友紀子は「削れば美味しく食べれた。」等とコメントした。
小泉農林水産大臣は、全国味噌工業協同組合連合会会長と面談した。全国味噌工業協同組合連合会側は、要望書を提出したうえで、コメの加工メーカーにおいても、コメの不足感や価格高騰の問題に直面している、今後の原料の手当がスムーズにいくのかどうかなど、経営に直撃する場面が多くなる、コメ加工メーカーに対する配慮もお願いしたいなどと要請した。さらに、全国味噌工業協同組合連合会側は、加工メーカーではMA米も使っているが、国産米の要望が強い、輸出にも力を入れているが、輸出向けの味噌の原材料は国産のほうが、国内の農業にも波及効果が生まれるはずで、国産にこだわって作っていきたいなどと訴えた。これを受け、小泉大臣は、今回は、備蓄米・MA米・助成金の3つが要望としてある、きょう、皆さんの意見を聞きながら対応を考えていきたいなどと話した。MA米はミニマムアクセス米のことで、日本が海外から最低限輸入しなければならないコメ。毎年玄米77万トンを輸入していて、この枠は関税がない。
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- 全国味噌工業協同組合連合会小泉進次郎
随意契約の備蓄米の販売状況について。小泉農水大臣はあらゆる手段を駆使するとして流通の速度をさらに加速させる考えを示した。販売が確認されたのは36都道府県。これまで販売されていなかった岩手県や鳥取県でも一部の小売店で備蓄米が販売される。小川屋米穀店の小川潤さんによると古米を美味しく炊くコツは、洗う回数を通常より1~2回増やす、しっかりと浸水させる、水の量を少し増やすこと。いとしまシェアハウスの畠山千春さんに古米を美味しく食べるコツを教えてもらった。みりん・料理酒を少量入れて炊く、炊き込みご飯にする、竹炭を入れてご飯を炊く、餅を入れて炊く。
小泉農水大臣は新潟県の花角知事と面談を行った。ローソンは今月5日に東京・大阪の各5店舗で備蓄米を販売し、すでに完売している。あさってから各地の希望店舗で備蓄米を販売する予定。販売対象店舗は約1万3800店で販売数は1店舗あたり2キロ2袋。梅雨はコメのカビに注意が必要。コメは小分けして冷蔵庫に保管するのが良い。ホームセンターでは密閉型米びつ、湿気を防ぐ保存袋の売れ行きが好調。密閉米びつ、極 お米保存袋を紹介した。
台風1号週末の大雨に影響か 来週危険なつさ40℃迫る所も。
現在の東京は雲が広がっていて最高気温は27.8度。きのうの大阪・関西万博の入場者数は10万4000人。来週の予想気温は月曜から30度超えの所が多数。群馬・伊勢崎などの暑くなりやすい地域は、今週土日は雨の影響でそこまで気温は上がらないが、月曜から1週間は36度まで上がる所もある予想。東京は、来週~再来週にかけて30度超えが続く見込みで、古川アナによると「17~18日のあたりで上振れたら36度くらいになる恐れもある」ということ。
今日のプレゼントは「ホテルインディゴ犬山有楽苑」の宿泊券をペア1組様にプレゼント。
気象情報について古川枝里子が解説。この後の雨の予想は、台風1号が中国大陸へ寄って熱帯低気圧に変わってから近づいてくる見込み。石垣島などでは1時間50ミリ程の雨を降らす恐れがある。土日は日本にまとまった雨を降らせ、台風1号は月曜以降に北日本へ雨雲としてかかる恐れがある。今日は九州を中心に活発な雨雲がかかり続ける恐れがある為、この後も警戒が必要。明日の金曜は日中に関東で雨雲が湧きやすい状態。土曜は西からまとまった雨雲が近づいてきて、どしゃぶりになる地点もある。日曜になると関東にも近づいて来る見込みで、北日本の東北南部などでもまとまった雨を降らせる見込みで土日は気象情報に注意が必要。とくに九州・四国・中国は警報級の雨になる恐れがある。
週間予報では、日曜まで平均より低い気温だが月曜以降は猛暑がやってくる。1か月予報ではこのあと7月上旬に向けて平年より高くなる予想。降水量は少ないが日照時間は多くなる。紫外線は晴れた日の6月に注意。梅雨時期の紫外線による肌のケアについて丸田医師は「汗をかいたらすぐ拭いて、肌の弱い部分や敏感な場所に皮膚炎などが起きるのを防ぐ、汗を拭いた後は日焼け止めを塗り直す」などと説明。また、お肌ケアのNG行動について「朝の洗顔を水やお湯だけにする」、「夏はベタつくので化粧水のみにする」などと紹介した。
三上大進が梅雨時の洗顔法を紹介。1つ目は洗顔は回数より1回を丁寧に。沢山泡立てた洗顔料を顔全体にのばして、小鼻やおでこなど皮脂が多い個所は薬指を使って優しくきちんと汚れを落とす。2つ目は洗顔料は化粧水で保湿する。クリームよりも油分が少ない乳液がオススメ。3つ目はフェイスパウダーをTゾーンに付ける。メイク崩れを防ぐためにオススメ。