- 出演者
- 水野真裕美 関口宏 中西悠理 杉浦みずき 唐橋ユミ
30球団で最初にキャンプインしたドジャース。大谷翔平はリハビリ組のためグラウンドに姿は見せなかったが、調整は順調に進んでいることを明かした。そして同僚となった山本由伸は、多くの報道陣が集まったことについて「翔平さんのおかげ」とコメント。しかしブルペンに入ると、監督やコーチなど多くの人が山本に注目。途中から打席に立ったラックスは「山本の球はえげつなかった」と話した。そんなドジャースの開幕戦は3月20日。
一二三さんは「調子を合わせるために五輪前に1試合出て、あとはシードを取るためにポイントを取らないといけない」と話した。柔道はポイント制であるため、1つの大会で優勝しても世界ランク1位になるわけではないという。五輪に向けて詩さんは「自信は100%」、一二三さんは「120%。絶対優勝したい」と意気込みを語った。
激しく炎上する車に乗っていたのは親イラン武装組織の幹部で米軍の攻撃により殺害された。先月28日にヨルダンの米軍基地で米軍兵士3人が殺害されたことへの報復措置である。2日から連続で親イラン武装組織の拠点100か所以上を空爆した。イランが支援するヒズボラやフーシ派などの組織がイスラエルのガザ攻撃に反発し米軍基地などの攻撃にアメリカが応じる報復合戦が続いている。イラン側も強硬姿勢を見せる。テヘランでは市民も激しい反米の声をあげている。5日の国連安保理でもイラン側は違法かつ不当だとしている。
1970年代までイランはイスラエルと並ぶ親米国家であった。当時イランを訪問したカーター大統領はカーレビ国王と会談し世界でも困難がおおい中東における安定の島とイランをたたえた。1979年にイスラム教シーア派指導者ホメイニ師が手動留守イラン革命が勃発しパーレビ国王は国外追放された。ホメイニ師はイスラム国家樹立よパレスチナ解放を訴え半イスラエル反米の姿勢をみせた。専門家はイランに似たような体制が出来上がることを目的として各地の民兵集団にイランが支援を行ったとした。反米の波はテヘランにあるアメリカ大使館が襲撃されるまでに発展し国交が断絶した。その後のブッシュ政権ではイランをテロ支援国家に指定し、核開発疑惑が浮上すると圧力を強化した。
トランプ政権が誕生するとオバマ政権で結んだイラン核合意から離脱しアメリカ大使館をエルサレムに移転するなどイスラエルよりの姿勢を見せた。イランの国民的英雄とされた革命防衛隊のソレイマニ司令官を殺害し火に油をそそいだ。バイデン政権になってからも関係改善は見られていない。ハマスによるイスラエル攻撃をハメネイ師は称賛した。対立が先鋭化する中で懸念されるのが今年秋のアメリカ大統領選でもしトランプ氏が勝利すれば対立がエスカレートするのではないかという不安である。専門家はイスラエル寄りの政策を追求するのではないかとしている。
手島さんは、アメリカにとってイランはトラウマだという。1968年にイギリスがスエズ運河の東側から引き下がってイランこそアメリカの守り本尊だったが、79年にイラン革命が起こってから全てのパラダイムが変わったという。その後、中東に置けるアメリカの失敗の歴史を積み重ねてきたという。今一番気になるのは「またアメリカは病気出てきた」という。アメリカは正規軍同士の戦いでは強いが、ベトナム戦争のように非対称戦争に引きずり込まれていっているなどと指摘。大宅さんは、いつもどうして中東は私達にわからないのかと思っているという。問題はそこが宗教だからだという。そしてアメリカがスーパーパワーでなくなったことだと指摘。トランプがもう一度強いアメリカにというが、その中身は全然精査されていないため悩みが増える一方だとした。渡部さんは、どれだけ影響力のあるリーダーでも、1人の意向でなってるわけでなく影響を与える存在がいて、本当のおそれが何かに目を向けないと絡まりきった連鎖をどう癒やしていけるかという状態にあるなどとした。
松原さんは、ガザの戦闘の始まりのきっかけにもアメリカとイランの綱引きがあったと言えるという。中東から引こうとしているアメリカは、イランに中東を仕切られるのは避けたいために、イスラエルとサウジアラビアの国交を樹立させて用心棒の形で中東を仕切らせようとしたのではという。イスラエルの一人勝ちみたいな状況をもし作ったら、イランやハマスが黙ってるわけがないと指摘。それをトランプ氏が最も複雑さを理解しようとしないのではというのが今後の懸念材料だという。