オープニング映像と出演者の挨拶。高市首相は初の外国訪問。ASEAN首脳会議のためマレーシアに入り、マレーシア・アンワル首相に案内された。高市氏の英語スピーチの紹介。冒頭3分は英語。25日マレーシアに入った高市氏はきのう初の外交舞台。フィリピン・マルコス大統領と首脳会談が行われた。経済協力、安全保障面での協力について互いの懸念事項を話し合った。きのう、マレーシアにアメリカ・トランプ大統領が到着した。今日夕方来日し、明日日米首脳会談が行われる予定。高市氏はおもてなしの秘策を用意していた。

サンサンクイズ「スポーツを“教えてくれる”都道府県はどこ？」の回答は「高知県」。

明日に迫ったトランプ大統領の来日。信頼関係を構築するべく高市総理はおもてなしを秘策を用意しているという。2017年、トランプが安倍元総理らとゴルフをした際にプロゴルファーの松山英樹が使用したサイン入りゴルフバッグや被災地の石川・金沢市の金箔を使ったゴルフボールのプレゼントを検討しているという。さらに安倍昭恵の意向を踏まえ、安倍元総理が生前使っていたゴルフクラブを贈る可能性も。おとといの電話会談後、お互いの印象について、トランプ大統領は「私たちは日本とは素晴らしい関係だし、高市とも素晴らしい関係を築いていくつもりだ」、高市は「とても快活で楽しい方だなと思いました」と話した。

視聴者の皆さんから「高市総理とトランプ大統領の初会談に期待すること」を聞いた。キヤノングローバル戦略研究所上席研究員の峯村健司が解説を行った。トランプ大統領はきょうマレーシアを出発し午後にも日本に到着する。その後、天皇陛下との面会が予定されている。あすに高市総理との日米首脳会談し、拉致被害者家族との面会、アメリカ海軍横須賀基地を視察が予定されている。あさってに日本を出発し、韓国を訪問し米韓首脳会談、翌日には米中首脳会談が予定されている。トランプ大統領は高市総理について、安倍元総理に最も近い後継者、日本版メローニと評価。

赤沢大臣はトランプ大統領について「体格もいいですし、オーラがあるし、圧もあるわけですよ。部屋に入ってお話をしたら最初に『何飲む？』と聞いてくれた」と話した。高市総理とトランプ大統領の会談の注目ポイントは“サナエ”。峯村は「トランプさんはうまくいくとファーストネームで呼ぶことが多いため、会談が終わった後に“サナエ”と言ったら大大成功」と話した。会談でやってはいけないのは‘NOは禁止”。

トランプ大統領の来日の目的は対中政策への強力、防衛費のGDP比引き上げ、80兆円の対米投資。いまは「ミニマムアクセス米」の輸入を75％まで増やすでとどまっているが、貿易を担当するグリアが同行しているため、米の話題がのぼると良くないので、米の話をさせないののが良いという。

2年前、エンゼルスをフリーエージェントとなった大谷の獲得競争でドジャースに敗れたブルージェイズ。大谷を獲得したドジャースは翌年ワールドチャンピオンに。ブルージェイズはそのシーズン地区最下位に低迷した。その両チームが今年、世界一をかけ相まみえることに。先頭バッターで打席に入る大谷に浴びせられる激しいブーイング。第1戦はメジャーリーグで唯一アメリカ国外を本拠地とするブルージェイズの打線が大爆発。大谷は自身ワールドシリーズ初のホームランを放つが反撃もここまで。第1戦は11失点で大敗した。1993年以来の優勝を狙うブルージェイズ。ブルージェイズはメジャー30チーム中、打率1位を誇るなど打線が猛威を振るっていて、中でもゲレーロJr．は10月だけでも6本塁打12打点と無双状態を維持している。

第2戦で最強打線に挑んだのが山本由伸。ドジャースはエースのピッチングに打線も奮起。ポストシーズンでは24年ぶりとなる2試合連続の完投勝利を飾った山本。これで対戦成績は1勝1敗。次からは本拠地での戦いとなるドジャース。第4戦にはピッチャー大谷も登場予定。

ワールドシリーズ2025第1戦ブルージェイズ11‐4ドジャース、第2戦ブルージェイズ1‐5ドジャース。日本時間あすからロサンゼルスに戻って第3戦が行われる。第2戦、山本由伸投手は、9回105球8奪三振4被安打1失点、24年ぶりのポストシーズン2試合連続完投。元メジャーリーガー・五十嵐亮太さんによると、山本投手のスゴさは、全てのボールの質とコントロールが一級品、ストライクが7割近くでそのほとんどが厳しいコースに投げ分けていた。過去30年ワールドシリーズ制覇したチームは、第1戦勝ったチームが24チーム、第1戦負けたチームが6チーム、第1・2戦負けたチームが1チーム。第4戦は大谷翔平選手が先発すると監督が明言。

今回のテーマは、「ワールドシリーズ」。知の賢人たちといっしょにみると、普段絶対に知り得ないワールドシリーズの“知なみに”な情報が止まらない。

今回は、メジャーリーグを知り尽くした“MLB賢人”2名と2度のワールドシリーズ制覇を経験した田口壮選手を支えた妻・恵美子さん、3人に見てもらったのは、週末多くの人を釘付けにしたニュース映像。敵地での2連戦を1勝1敗の五分で終えたドジャース。野球の世界一を決める一大イベントだが、動くお金も桁違い。ポストシーズンに出場したチームにはMLB機構から順位に応じて分配金と呼ばれる多額のお金が振り込まれる。分配金に関して、AKI猪瀬さんは、「分配金を分けるために選手しか参加ができない秘密会議が行われている」とコメントした。

ワールドシリーズを制覇した球団だけが作るチャンピオンリング。去年ドジャースが製作したリングには、優勝回数と同じ8個の大きなダイヤモンドがあしらわれるなまさに豪華絢爛。過去に2度ワールドシリーズ制覇を経験した田口壮選手の妻・恵美子さんは、「チャンピオンリングは選手だけでなく配偶者もいただくことができる。ちなみにチャンピオンネックレスに変えることもできる」とコメントした。

「ネプリーグSP」、「絶対零度～情報犯罪緊急捜査～」、「終幕のロンド‐もう二度と、会えないあなたに‐」の番組宣伝。

映画「爆弾」の告知。

MLBジャーナリスト・AKI猪瀬さんから驚きの情報。実はまだワールドシリーズ期間中にも関わらず、すでにチャンピオンリングを受け取ることが確定している選手がいるという。MLBジャーナリスト・AKI猪瀬さんは、「ウレーニャというピッチャーが今年ドジャースでも公式戦で投げた。そしてトロント・ブルージェイスでも公式戦で登板をしている。今シーズンドジャースに在籍をして実際に公式戦出場できた選手もチャンピオンリングをもらう権利が発生する。ということは、ブルージェイスにも在籍していたウレーニャ選手は、どちらが勝ってもチャンピオンリングをもらえる可能性が非常に高い」とコメントした。

第1戦と第2戦が開催されたのは、カナダ・トロントにあるブルージェイスの本拠地ロジャースセンター。MLBアナリスト・古内義明さんは、「ロジャースセンターは世界初づくしのスタジアムです。世界初めての開閉式スタジアム、世界で初めて野球場にホテルが併設されていてホテルの部屋から野球が楽しめる」などとコメントした。第2戦終了後、飛行機に乗り込み本拠地ロサンゼルスまでおよそ3500キロもの大移動をした選手たち。田口恵美子さんは、「チャーター機はワールドシリーズになると、子どもは乗れません。奥さん、婚約者に限られます」などとコメントした。

MLBワールドシリーズの“知なみに”。賞金の分配を決める選手だけの“秘密会議”がある。チャンピオンリングはネックレスに変更可。シーズン途中で移籍してもチャンピオンリングはもらえる。ブルージェイス本拠地はホテル併設。移動の飛行機に子供は乗れない。滞在中のホテルで毎晩連れ添う女性が変わる選手も。

いま全国で財政難を訴える自治体が増加している。埼玉・飯能市。地区53年の施設の壁には大きなひび割れが至る所に。天井に穴があき雨漏りするという。飯能市では今年度の予算編成で社会保障費の増加などの影響で支出が収入を上回り、8億5000万円の赤字になることが判明。今年度は市の貯金にあたる財政調整基金を補填して赤字を回避。来年度も赤字を出すと残りが5000万円になる財政危機を迎えるという。そのため、老朽化している複数の公的施設で終戦費用の予算がなく工事ができていない。緊急財政対策に取り組み、福祉分野の補助金など22事業の来年度からの廃止を決めた。今後は公共施設の統廃合も視野に入れて財政改善を目指すという。

カーリングの街としても知られる人口約11万人の北海道北見市を取材。北見市では来年度から毎年30億円以上の財源不足の見通しとなり、財政危機となっている。北見市は2006年に4市町が合併し、北海道で最も広い街となった影響で市が管理する上下水道や道路が膨大な長さになり管理、維持の負担が増加していた。去年11月には財政健全化計画をまとめ、公共施設やサービスの廃止が決定。60年以上続いた保育園は今年3月に閉鎖。今後さらに図書館の分館なども閉館予定。30年以上続いた植物園も来年度末での閉館が決まっている。北見市緑のセンター・長部こずえが「心の癒やしのこういう場所がなくなるのは本当に悲しい」などとコメントした。サービス面では住民から不安の声も。住民の生活と密接な関係のある自治体の財政難。高市総理就任で地方の減収が見込まれる中、今後どんなことが起きるのだろうか。

テーマ「財政難の自治体が増加。今後の生活への影響は？」。大正大学・江藤俊昭が解説。北海道北見市はインフラ整備や維持管理費が非常に大きな課題になっている。施設等の値上げも行っている。財政危機の自治体は増えている。カズレーザーが「ここから上向きにするってなかなか難しい。減ってく方向で何かデザインしていかないといけない」などとコメントした。実質公債費比率は財政規模に対する公債費の割合。約1700ある自治体の中で4つに1つの自治体が財政危機に瀕している。江藤教授は「以前から財政は危なかったがコロナ禍に出た補助金で一時的に潤った。それがなくなり今後は財政危機に直面する自治体が増えてくる可能性がある」としている。愛媛県西予市の管家一夫市長は「市の財政は危機的な段階に突入していると言わざるを得ない。まだ余力のある今こそが変革に向けた最後のチャンス」、三重県名張市の市担当者は「令和9年度には貯蓄が足りなくなり、3億2300万円の赤字が見込まれる」としている。高市総理は所信表明演説でガソリン暫定税率の廃止、年収103万円の引き上げ、支援策として「自治体向けの重点支援地方交付金を拡充する」としている。2006年、北海道夕張市は353億円の赤字で財政破綻宣言。