2025年2月23日放送 14:00 - 14:55 フジテレビ

ザ・ノンフィクション
ボクと古着と下北沢〜夢と現実のヴィンテージ〜 後編

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(オープニング)
オープニング

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ボクと古着と下北沢 夢と現実のヴィンテージ 後編
ボクと古着と下北沢 夢と現実のヴィンテージ 後編

下北沢では古着を巡ってゴールドラッシュが発生している。店の数は200軒以上でその中の一つ「DESERT SNOW」はヴィンテージのデニムなどを扱っており、年商32億円を叩き出すオーナーの鈴木道雄さんは良い商品をいかに安く仕入れるかが成功の鍵と話す。一方で金脈を掘り当てることができていないのがMIMICのオーナーである渡辺宝さん。経営は綱渡り状態で商品は宝さんが選び抜いたアニメやロックバンドなどのヴィンテージTシャツ。宝さんの頼りはフリーマーケットで地道に販売してくれる登生さんの存在。そんな状況のさなか一発逆転を狙って東北にある古着会社倉庫で掘り出し物を見つけようというもの。東京から呼んだ学生アルバイトも含めて3人で探す。ほぼレディースばかりで7時間かけて2トンの袋を確認しているとイタリアの高級ブランド「FENDI」のワンピースを見つけることができた。

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DESERT SNOW 古着倉庫FENDIMIMIC下北沢(東京)

夜までに全体の3分の1にあたる150袋を開けた頃、見つけたFENDIの服を服の山に埋もれてサせていたことに気づいた。仕分けをきちんとしていなかったのが要因。2人を宿に返した後、宝さんはFENDIの服を探す。一夜明けたがFENDIは見つからずピックアップできた服の多くはレディースだった。そして迎えたフリーマーケットの日、レディースは自信がないため価格設定を少し低めにして二手に分かれて販売する。この日は30着くらい売れていて宝さんはジャパニーズのレトロヴィンテージみたいのが刺さって赤字にはならなそうなど話す。店も開けるため登生さんにフリマを任せ宝さんは戻る。小さな異変があったのはこの後のことだった、登生さんが「たまに何してんだろう」と思うことがあると後片付けをしながら呟く。そして宝さんと合流するも一言もかわさず戻る。そして宝さんは店の方に戻り登生さんにフリマの後片付けを全部任せて帰ってしまう。登生さんは接客中なら仕方ないがタバコ吸ってるんだったら呼びたかったと気にしていた。

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FENDIボブ・マーリー

登生さんは元々准看護師として病院に勤務していたがコロナ禍の激務と人間関係に疲れ双極性障害を発症し退職。その後元々好きだった古着の世界に宝さんに誘われ飛び込んだ。妻の海鈴さんは働いていた病院で今も看護師として働き家計を支え、登生さんをずっとやりたいと言っていたので応援しているスタンスであると話す。しかし登生さんしんどいなどの言葉がこぼれる。折悪しく猛暑が重なり下北沢の街も閑散となり、古着店全体の売り上げも落ちていた。ストリート系ブランドの古着店で抜群の売り上げを誇る「curb」でも業績不振となっていた。オーナーの上村遥さんは親の反対を押し切り古着の世界へ飛び込み2023年に高円寺に1号店をオープンし成功。それを元手に下北沢に2号店、同じ年に高円寺3号店をオープンした。遥さんは売れなくなったときが終わりと話していて2024年の夏その言葉が現実味を帯びていた。その苦境の中でも客を集めていたのが「DESERT SNOW」。その理由が価格と商品の豊富さだけじゃないことをその夜知ることができた。飲み会に集まっていたのは創業間もない頃から付き合いのある古参のスタッフたちで鈴木さんは1店舗だけならなんとなくできますけど広げていく考えていくんだったら従業員がどんだけ大切なのかと話した。そしてもう一つが古着の愛と商売を切り分けることである程度してからお金の方が好きになったと話す。

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一方、宝さんに恐れていたことが発生した。それは登生さんから心身の限界などから辞めたいと申し出があったという。宝さんはお金もないのに店をもう1店舗だしそこの店長を任せていたのが登生さんで死活問題となっていた。なんとか説得してもうしばらくは働いてもらう約束はしたが、メンタルなどから知人に休日はお店を任せることにした。真面目な登生さんは休日も仕事に費やして自分を追い込んでしまっていた。そんな登生さんをサポートするどころじゃない状態に宝さんも追い込まれていた。登生さんにまかせていた売り上げを確認すると8月は1点のみの販売と創業以来初の状況。さらに頼みの綱となっていたフリマ会場も再開発のため封鎖され、会場は駅から離れた路地裏へと移動となり売り上げは激減。フリマ会場には若い女性オーナーの姿もあった。ELPASOのオーナーあいりさんは20歳の現役大学生で客が来ないとここまで来ないと意味がないと話す。あいりさんの父は経営者で子どもの頃からの夢も経営者になることで父親から借りたお金で2023年にお店を開いた。しかし長期間にわたる炎天下などで体調不良になるが店を他の人に任せることができないというジレンマを抱え、店を辞めるkとも考えているという。

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ELPASOft.

この日あいりさんが訪れたのは大井競馬場でほぼ毎週開催されている大規模なフリーマーケット。あいりさんにこの場所を教えてくれたのは同業者の福岡さんで手応えは微妙であると話すが福岡さんの支えに支えてくれる人のありがたみを感じているようだった。一方、宝さんと登生さんの方はとうとうその日がやってきた。

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Tokyo City Flea Market大井競馬場

2024年8月30日、宝さんの元にすこし様子のおかしい登生さんがやってきた。登生さんはもう限界であると伝える。10日後、登生さんにまかせていたお店はしばらく休業することになった。貯金は残り9万円となるなかやってきたのは宝さんが最初に働いた古着店のオーナーの無量井大介さん。就業後飲みにいき愚痴も零しつつ登生さんへの自責の念もあることを話す。

秋になっても客足が戻らない下北沢。そんな中遥さんはタイへと飛び出していた。

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タイ下北沢(東京)

ストリート系古着で勝負する上村遥さんは他の店に先駆け秋冬ものを店に並べていた。その仕入先はタイ。仕入れ価格が高騰しているアメリカに代わり注目されているのがタイで今回400万円を使って仕入れたという。インスタライブなどで宣伝し翌週には秋冬をほしいというお客さんが次々と訪れ遥さんの狙いは的中した。とはいえ遥さんもスタッフの問題を抱えている。一方あいりさんはフリマを誘ってくれた福岡さんが週に2日、店を手伝ってくれることになった。そんな福岡さんの参入で商品もリアルヴィンテージも取り扱うようにした。

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登生さんは生活を立て直すためもんじゃ焼きの店でアルバイト。仕事を紹介してくれたのは常連客のスギさん。古着を前に笑顔になる登生さんであるが背に腹は代えられず、集めてきた古着を売ることを決めた。その頃宝さんは不動産を訪れていた。

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ft.渋谷(東京)

12月渡辺宝さんは不動産を訪れft.の契約期間を延長した。ft.ではあらたなスタッフが入り店が再開できるようになった。新人は2人共古着販売の経験があるという。そして宝さんの店の方も高額商品が売れるようになった。そしてこの日、ヴィンテージTシャツを売りに来た男性が訪れた。年があけCurbでは全国から客が訪れ大盛況となっていた。そしてELPASOでは福岡さんが常勤のスタッフになっていた。2月、登生さんは古着卸し会社で働いていた。

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