- 出演者
- 城島茂 松岡昌宏
オープニング映像。
去年より早い梅雨入りだった福島・大玉村の田んぼ。2週間経った6月下旬、慎太郎は棚田の様子を見に来た。稲の分けつを確認すると35本に増えていた。ふと田んぼを見るとカエルがたくさnいることに気づいた。5枚目の田んぼをチェックするとところどころ生えてないところがあった。ここは藤原丈一郎が担当した場所。忘れたのか?サボったのか?慎太郎は藤原丈一郎に聞いてみた。このスカスカ事件、肥料が薄かった可能性もある。肥料を撒いていたのは城島だった。藤原丈一郎は絶対に植えなかったことはないという。映像で確認すると、藤原丈一郎はちゃんと植えていた。城島もちゃんと肥料を撒いていた。なんでこんなことが起きるのか調べたところ、空梅雨のせいで水辺を求め小動物が田んぼに集まり稲を食べてしまった可能性が高いという。3枚目の田んぼにはもち米「ヒメノモチ」を植えた。稲の分けつを確認すると12本にしか増えてなかった。原因は藻が大量繁殖していたことだった。3枚目の田んぼだけは横にあるため池から水を入れていた。このため池に藻が大量繁殖していた。慎太郎らは田車を使い田んぼとため池の藻を取り除いた。
古川沙織さんの案内で稲の熱中症対策に必要なクエン酸を求め、古川さんの家を訪れた。庭にある梅の木から、梅の実や葉を収穫。さらに糖分のために山桑の実を収穫した。ここから糖分とクエン酸を抽出するため梅の身と葉を細かく刻みすり潰し煮詰めていった。桑の実と葉もすり潰し梅の方にいれ煮込んだ。こうして稲のスポドリが完成し、稲に撒いていった。作業終わりに古川沙織さんが作ってくれた炊飯器ケーキを味わった。
7月下旬、松岡と慎太郎は棚田を訪れた。稲は元気に成長。そろそろイノシシが出てくるということで、対策することにした。
松島聡と川上洋一先生が、東京・白金台にやって来た。東京23区内で野生のホタルが見れるのはここだけだという。昭和初期まで子どもたちの夏の遊びといえばホタル狩りが定番だった。しかし現在ホタルは激減。DASHのベース基地のある東京・下落合もかつては、落合蛍と呼ばれ江戸切きっての蛍の名所だった。戦後、都市化により絶滅してしまった。野生の蛍がいまなお行き続ける立入禁止の保護区域に松島聡が潜入。
野生のホタルがいるということで松島聡と川上洋一先生が、国立科学博物館附属自然教育園を訪れた。案内してくれるのは下田彰子さん。ホタルの生態を学び、ベース基地にもホタルを住み着かせたいという。国立科学博物館附属自然教育園は国の天然記念物および史跡に指定されている。天然記念物および史跡に指定されている場所は日本でも4か所しかない。自然教育園は江戸時代の大名屋敷の庭が始まりと言われている。誰でも利用できるが敷地の85%は保護区域になっていて関係者以外は立入禁止となっている。ここでみられるのはゲンジボタルだという。日本には約50種類がいて、ほとんどのホタルは光らないという。まずは幼虫が棲む水辺環境を調査した。ホタルの幼虫は10ヶ月水中で過ごし、その後、土の中で蛹になり成虫になる。辺りが暗くなり、探しているとホタルの光が見えた。
松島聡らはホタルを発見。東京23区ではここでしかみられないので本当に貴重だという。ホタルに影響の少ない赤いライトに持ち替えホタルを観察した。ホタルは幼虫の頃に溜め込んだ栄養などから作られる酵素と酸素をおしりにある発光器に送ることで光っている。この仕組みはケミカルライトにも応用されている。成虫として活動するのは7~10日間しかない。
かつて新宿でも当たり前にみられたホタルをベース基地で蘇らせたい。まずは場所選び。大事な条件は幼虫が暮らす水辺。松島は浅い水辺に棲む生き物用の湿地にホタルの幼虫を住まわすことに決めた。松島は草取りをし水を入れていった。
5月下旬、松島聡はベース基地でブドウを育てることを決めた。ブドウ専用の土で花壇を作り、巨峰の苗を植え替えた。さらに苗を大きくするため、作業に取り掛かった。1人では無理だと気づき松島聡は助っ人を呼んだ。その助っ人というのが篠塚大輝だった。
放送でカットされたシーンを紹介。
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