- 出演者
- 田中正良 青井実 斉田季実治 林田理沙 吉岡真央
オープニング映像。
日本大学は、アメリカンフットボール部での薬物事件の対応をめぐり、理事会からの勧告を受けて辞任の意向を示していた酒井健夫学長と澤田康広副学長について、正式に辞任を決定した。
今年度の補正予算が成立した。水野素子氏は「多額の国債に依存するこの補正予算が採択されるようでは日本と子どもたちの未来が危ないと言わざるを得ない」などと話すと足立敏之氏は「思い切った規模感を持つ対策が絶対に必要だ」などと話した。補正予算は自民・公明など賛成多数で可決・成立となった。古川国対委員長は「トリガー条項凍結解除に向け3党で協議して結論を出す方向になったので賛成した」などと話した。成立した補正予算は一般会計の総額が13兆1992億円で物価高への対応は2兆7363億円で住民税非課税の低所得者世帯に7万円給付は1兆592億円でガソリン・電気・ガス代の負担軽減措置を来年4月末まで延長するための費用に7948億円などとしている。財源は昨年度の剰余金なども活用するが全体の7割近くが国債の追加発行で賄うことにしていて財政の一段の悪化も懸念される。今後の国会の焦点は旧統一教会の被害者の救済をめぐって提出されている2つの法案などになる。
コロナ禍で3年前の夏の甲子園に出場する機会が失われた球児たちが企画を立ち上げた。当時、各都道府県で行われた独自大会で優勝した高校のOBなど45校42チームの球児たち約700人が、母校のユニフォームを着て集まった。抽せんで選ばれた4チームが特別ルールで試合を行って交流したほか、参加した全チームが甲子園でノックを行った。発起人の大武優斗さんは「同じ思いを抱いている同世代がいるはず」と考え、募集の結果、大会の運営スタッフは50名以上にのぼった。球場の使用料、旅費など約7000万円を集め、大武さんは「あの夏を経験したからこそ、強くなれた世代になりたい。高校時代に終止符を打ち、次に進めるそんな日になったら」とコメント。応援団はボランティアが担当し、家族も観戦していた。
元高校球児たちの交流会が神戸で開かれていて、大武優斗さんは「多くの方々がコロナで何かを失った。野球部だけでなく、あの夏や春、冬。いろいろな部分で失われた人たちを”あの夏世代”と呼んでいる」などと語った。
厚生労働省は来年度の診療報酬の改定に向けた基本方針の骨子案を審議会に示した。賃上げの動きが広がる中、看護補助者などの処遇改善を通じ、人材確保の取り組みを進めることを重点課題としている。診療報酬の全体の水準を示す「改定率」は、年内に決定されることになっていて、調整が本格化する見通し。
斉田気象予報士が雨や雪の予想、全国の気象情報を伝えた。
HR王に輝いた楽天の浅村栄斗が現状維持の推定年俸5億円で来シーズンの契約を更改した。浅村は「みんなで優勝の喜びを分かち合えるようにとにかく勝ちにこだわってやりたい」と意気込みを語った。盗塁王の小深田大翔は周東佑京とタイトルを分け合ったことについて、「来年は単独で取れるように頑張る」とコメント。
堀江翔太は最年長で出場したラグビーワールドカップを振り返り、「この年でも張り合えると思った。スクラムだったりとかは押し負けていなかった。少しのミスで勝敗に繋がることは非常に勉強になった」と述べた。所属する埼玉パナソニックワイルドナイツは昨季、リーグ連覇が期待されたが、惜敗した。堀江はパスやランといった器用さも持つなか、「特長と言えば声を出すこと。一番、声が聞こえているはず」と話す。24年1月に38歳となるが、若い選手に負けないように一緒になって頑張っていきたいという。
青井実アナウンサーは若い世代の繋がり方の速さ、力を感じたといい、「甲子園に笑顔があふれるなんて、見てるほうも幸せになりました」と述べた。