- 出演者
- 広内仁 斉田季実治 佐藤真莉子 星麻琴 吉岡真央 畠山衣美 矢崎智之
各党はさまざま具体案をまとめている。こうした案をもとに、与野党の協議が本格化する。今後の議論のどこに着目すべきか。話を聞いた平成の政治改革の議論をリードした立て役者として知られる元東京大学総長・佐々木毅氏は「いったいこの30年間は何だったのだろう。政治家たちが問題を真摯に議論し、交渉し、改善する機会がなかった」と述べた。政治とカネの問題の根絶を目指した平成の政治改革。しかし政治資金規正法には、いまださまざまな抜け穴が指摘されている。佐々木元東大総長は「政治家たちの本音は“あまり透明化され過ぎないように”。つくづく痛感するのは、細部が肝心だということ」と述べた。今後の与野党協議では、「細部にこそ、着目しなければならない」と語った。佐々木元東大総長は「“細部に悪魔が住んでいる”という俗説がある。いたちごっこのようなものだから、結末をどうつけるかについて政治家の感性が問われる段階に入ったのではないか」と述べた。
アップルやグーグルといったスマートフォンの分野で優越的な地位にある巨大IT企業を規制するため、政府は新たな法案を閣議決定した。競争の妨げとなる禁止行為をあらかじめ示し、違反した場合には、課徴金として売り上げの20%を支払わせる措置を盛り込んでいる。政府は、今の国会で法案の成立を目指すことにしている。
全国の天気予報を伝えた。
カタールで行われたサッカー男子パリ五輪アジア最終予選準々決勝:日本(準決勝進出)4−2カタール。日本が五輪出場にあと1勝。U−23日本代表・細谷真大選手は「今後も勝たせられるようなゴールを取れるように頑張る」とコメント。現地で解説を担当する元日本代表・森岡隆三さんは「次の試合も細谷選手の活躍が鍵だ」と語る。
ワシントン・ドジャース2−1ナショナルズ。ドジャース・山本由伸投手が2勝目をかけて先発。ヒヤリとする場面があった。5回に強烈なピッチャー返しを間一髪、かわしながらキャッチ。山本投手は6回無失点の好投で今シーズン2勝目。チームも4連勝。山本投手は「自分らしいピッチングだった」と語った。
メモリアルな1本が飛び出した1週間、ドジャース・大谷翔平選手のさまざまな表情をウオッチ。19日:ドジャース×メッツ。今シーズンここまで盗塁失敗はなし。20日:ドジャース×メッツ。大谷選手は打席で虫が気になる様子だったが、鋭い当たり。21日:ドジャース×メッツ。日本選手の大リーグ通算ホームラン数の最多記録を更新。大谷選手は「まず安心と喜びがある」と語った。松井秀喜さんに並んでから8試合、12年ぶりに記録を塗り替えた。本拠地・ロサンゼルスからワシントンまで約5時間かけて飛行機で移動。機内の様子を紹介。23日:ドジャース×ナショナルズ。2試合連続となる6号ホームラン。しかも打球速度は自己最速の191キロ。飛距離は今シーズンのドジャース最長137.1m。大谷選手は「感覚的にも人生の中でトップクラスじゃないかな」と語った。きょうの試合ではヒットが出ず、連続試合ヒットは9で止まった。次は高校の先輩、菊池雄星投手が所属するブルージェイズとの対戦。ドジャース公式インスタグラムよりの映像。大谷の子の1週間の成績のテロップ。
甲子園で行われた阪神×ヤクルトの試合は、阪神・青柳は4回途中を5失点でエースが試合を作れず、8-2で敗れた。
横浜で行われた巨人×DeNAの試合は。DeNA・度会隆輝選手は「打てなかったので、申し訳ない気持ちだったが、打てたのでよかった」とコメント。2−7でDeNAが勝利した。
パリ五輪の開幕まできょうで3か月。ハンドボール男子・吉田守一選手は、36年ぶりに自力での五輪出場を勝ち取ったチームの中心選手。東京五輪には、チーム最年少で出場。本場のヨーロッパで腕を磨き、パリでの躍進を目指す。フランス北部の都市・ダンケルク。海外に渡って4年。今シーズンから世界屈指のフランスリーグに挑戦。ポジションはピボット。屈強な吉田選手だが、2メートルを超える選手がそろうフランスでは小柄なほう。高い戦術の理解力を持ち味に、周囲の信頼を勝ち取ってきた。ダンケルク・フランクモーリコーチは「戦術的で選手としての知性が備わっていて、チームに素早く溶け込むことができた」と語った。海外での1人暮らしでは、栄養面もみずから考え自炊。吉田選手の原点。小学生のときに空手で全国制覇。中学ではバスケットボール。それぞれの競技でどうすれば勝てるのかを考え続けてきたことで、高校でハンドボールを始めて僅か4年で日本代表に登り詰めた。吉田選手は「負けるのが嫌い。ヨーロッパでもトップを目指したい」と語った。
今月行われたフランスリーグの試合。約3000人収容のスタジアムに、満員に近い観客が詰めかけた。リードされる展開で出場した吉田守一選手は、頭脳的なプレーで流れを呼び込む。しかし大事な場面でシュートがブロックされ無得点。チームは敗れた。世界の高い壁に挑み続ける吉田選手は、五輪の舞台で、その真価を示す。パリ五輪の目標について吉田選手は「金銀銅。ハンドボールでメダルをとるってなったら快挙。メダルの色はこだわらない。ラストチャンスぐらいの気持ちで、全力を持ってぶつかっていきたい」と語った。
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NHK+の告知をした。
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エンディングの挨拶。