- 出演者
- 利根川真也
オープニング映像。
北朝鮮の朝鮮労働党機関紙は、金正恩総書記が北朝鮮を訪問中のロシアのベロウソフ国防相と昨日面会し、軍事面などのあらゆる分野で関係を強化していく考えを示したと伝えた。この中で金総書記はウクライナへの軍事侵攻を巡り米国などが自国製の射程の長い兵器でウクライナにロシア領内を攻撃させたと非難した。そして直接的な軍事介入であり、ロシアが敵対勢力に相応の代価を払わせるため、断固とした行動を取ることは正当防衛権の行使だと述べて、軍事侵攻は国家の主権と領土を守るためだと主張するロシアの立場を支持する姿勢を強調した。そのうえで、両国が批准した有事の際の軍事的な支援などを明記した包括的戦略パートナーシップ条約に基づき、あらゆる分野で関係を強化していく考えを示した。韓国の通信社は北朝鮮からの追加の武器や兵力の支援、またそれに伴うロシアからの対価の提供などが議論された可能性があると伝えている。一方、ロシア国防省によると、ベロウソフ国防相は面会で来年が第2次世界大戦の終結から80年になると指摘し、ロシアと北朝鮮は戦争での勝利と日本による占領からの解放を祝うことになると述べたとしている。そしてロシアが来年5月に首都モスクワで行う第2次世界大戦でのナチスドイツに対する勝利を記念する軍事パレードに北朝鮮の軍を招待しているとして、北朝鮮が前向きに応じるよう期待を示し、さらなる関係の強化をアピールした。
米国のトランプ次期大統領がカナダなどに新たな関税を課す意向を明らかにする中、米国のメディアはカナダのトルドー首相がトランプ氏と会談するため南部フロリダ州に到着したと伝えた。トランプ氏は25日、SNSへの投稿でカナダやメキシコからかつてない水準で犯罪や薬物が流入しているとして、来年1月20日の大統領就任日に初めて出す大統領令の1つとして、両国からのすべての製品に25%の関税を課すために必要な文書に署名する意向を明らかにしている。こうした中、米国のメディアはカナダのトルドー首相が29日、トランプ氏の自宅があるフロリダ州に到着したと伝え、AP通信は関係者の話としてトルドー首相がトランプ氏と夕食をともにすると報じている。今のところ、カナダ政府から公式の発表はない。カナダと同様に関税を課すとされたメキシコのシェインバウム大統領も27日、SNSでトランプ次期大統領と直接話をしたと明らかにしている。
皇居の乾通りの一般公開が今日から始まり、青空のもと大勢の人たちが並木道を歩き紅葉を楽しんでいる。乾通りは皇居の中を通り抜ける約600mの並木道で、8種類70本のモミジが植えられている。午前9時に入場が始まると、待っていた人たちが次々と皇居内に入っていった。宮内庁によると、今年は秋になっても暑い日が続いたことから、乾通りの木々の葉は色づき始めたところだということだ。
エンディングの挨拶。