- 出演者
- 利根川真也
オープニング映像。
新年度予算案を巡りNHK「日曜討論」で、与野党の幹部らが意見を交わし、自民党は野党の意見を聴きながら修正も検討し、年度内の成立を目指す考えを示した。立憲民主党は軽々には賛成しないものの、党の主張が大幅に受け入れられれば賛成もありうるという認識を示した。自民党・佐藤幹事長代理「野党、各会派の意見を聴きながら、修正すべきは修正してでもしっかり年度内に(予算を)届けることが一番の使命。(日本維新の会の)教育無償化、(国民民主党の)“年収103万円の壁”もてんびんにかける問題ではなく、政策ごとに協議をやっているものに結果を出していくことが予算成立につながる予算(案)修正は2月中旬くらいにやらないと、非常に大きなヤマ場になる」。公明党・西田幹事長「いちばん大事なことは物価高からいかに暮らしを守っていくのか。少数与党なので、野党とも綿密に議論、協議をして、賛同を得られるよう努力していかなければならない。(“年収103万円の壁”)3党の幹事長で“178万円を目指して”ということだから、今週、来週が協議の大きなヤマになる」。
立憲民主党・小川幹事長「(党の)歳出改革特別チームで予算案の詳細に踏み込んで検証したい。政権交代でなければ社会を本格的に変えることはできないという立場。軽々に予算(案)への賛成は通常はないが、給食の無償化、(国公立の)大学授業料無償化といった課題、全体として大幅な譲歩、歩み寄り、合意形成が仮に見通せるのであれば賛成する可能性もゼロではない」。日本維新の会・岩谷幹事長「改革なきばらまきの予算(案)。社会保障費に改革のメスを入れなければいけない。同時に教育無償化を実現して、若い世代、現役世代の負担軽減を図る。与党とどのような協議が行われ、どのような成果物を得ることができるかを見極めて賛否の結論を出したい」。国民民主党・榛葉幹事長「“年収103万円の壁”の見直しは178万円を目指して引き上げる。本当に石破首相、自公(自民党、公明党)はやる気なのか国民は見ている。取り過ぎた税収や増え過ぎた税負担を適正にして国民を守りたい。交渉次第で(予算案への)賛否は変わってくる」。
エンディングの挨拶。