- 出演者
- 所ジョージ 林修 高橋ユウ 矢吹奈子
オープニングの挨拶。ゲストは高橋ユウと矢吹奈子。
秋田県のポツンと一軒家を調査。衛星写真では大きな建物が1棟写っていた。すぐ前に道路があり脇には畑のようなものが見えた。スタッフは集落で草刈りをしていた地元の男性に聞くと、主は80歳代の元大工が1人で暮らしているとのことだった。教えてもらった道を行くと大きな建物があらわれた。
秋田県のポツンと一軒家を訪ね、主の繁さんに話を聞いた。山仕事の仲間である鐵矢さんもいた。小屋を建てる予定で、大量の廃材が置かれていた。繁さんは今も現役の大工で、妻は他界したため1人暮らしをしている。娘は秋田で勤めている。山の上では舞茸を栽培しているといい、畑に案内してもらった。200株近くあり、保温のために黒い袋が被せていた。黒い袋の中には木粉を固めた菌床のブロックがあり舞茸の菌が詰まっている。本格的にやりだしたのは去年。地主に連絡して舞茸を渡すことを条件に無料で借り、雑木林を開墾した。卸すと安いためこの場所で販売している。来た人を歓迎するため椅子やテーブルなどの応接セットやバドミントン場も作っていた。3階建ての大きな家はダム工事関係者の民宿用に作ったものだった。繁さんは米農家の4人兄弟の長男として生まれ、地元中学卒業後東京で大工として働いた。実家の集落全体でダム建設が決まり、実家はダムに埋まった。昭和57年には所有する山でスキー場が建設。両親は近隣の集落に移住した。繁さんは土地を手放す代わりに近くの山の上に土地を購入した。38歳でUターンすると民宿を建設し営業を始めた。14年前に妻が他界し民宿は閉めた。
「たとえあなたを忘れても」の番組宣伝。
秋田県のポツンと一軒家を訪ね、主の繁さんに話を聞いた。繁さんは3階建ての民宿を1人で建てた。3階が居住用で1・2階が客室兼食堂だった。民宿を作っている途中、39歳のときに京子さんと結婚した。京子さんは子宮癌になり48歳で急逝し、同時に夫婦で切り盛りしていた民宿を閉めた。2年後に東日本大震災が発生した。繁さんは被災地へ向かい大工の経験を生かして復興支援のために働いた。3年前に自宅に帰郷した。10年近く空き家にしていた建物は老朽化が進んでいたため、今自力で直している。建物の中を見せてもらった。女性風呂は檜葉でできていたが、女性客は来なかった。水道は来ておらず、貯めた湧き水を消毒して使っている。民宿はオープンと同時に大盛況で、慌ただしい生活を送っていた京子さんは病気の兆候に気が付かなかったという。
「TVer」の案内。
- キーワード
- TVer
取材から1か月後、繁さんから舞茸狩りが始まったとの知らせが入り秋田県のポツンと一軒家を再訪した。直径20センチ以上の舞茸ができていた。スタッフは舞茸狩りを体験した。繁さんは民宿だった建物で舞茸を使ってきりたんぽ鍋を作ってくれた。隠し味に胡桃を潰したものを入れた。繁さんは「舞茸狩りは一生涯やる」「まだ20年は頑張るつもり」と話した。
林は「20年やりたいっていうバイタリティがすごいですよね」などとコメント。
「サンデーステーション」の番組宣伝。「列島に寒気襲来 東京は今季最も寒い朝に」
- キーワード
- 東京都