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富士そばでは480円の朝食、なか卯では290円の朝食を楽しむことが出来、京橋千疋屋の朝食もあるという。可愛らしい絵地図の世界も紹介される。
大木奈ハル子さんは年に100回は朝食をチェーン店で楽しんでいるという。日本経済新聞によると、朝食の自炊には光熱費や片付けのコスト抜きで2020年はおよそ350円かかっていたのが、2023年には402円かかるようになったとされる。DIYした自宅で夫と2人ぐらしだという大木奈さんだが、店舗側が売り切れない商品を割安で利用できるフードロス削減アプリTABETEも使っているという。また、ロイヤルコペンハーゲンの皿をメルカリで購入するなどしていると紹介していた。
1974年にはデニーズが日本1号店をオープンし、共働きで朝ご飯を作れない家庭に合わせてモーニングを開始したのが始まりだが、2020年のコロナ禍の影響で夜の時短営業を店が余儀なくされたことで朝食業界になだれ込んでいった。実際に外食の朝食市場は2020年の9290億円から、2023年には1兆1908億円まで増加しているといい、100円で楽しめるモーニングもあるなど実際のコスパが悪くないことも背景にあるとみられる。
朝食メニューは博多らーめん 由丸やつるまる饂飩など麺類の店でも行われ本格的なメニューを楽しむことが出来る。ココスでは朝食バイキングが1000円前後で楽しむことができるが、バイキング形式を取ることで大量に仕入れて低価格を実現しているのだという。中華料理の味坊では特大サイズの揚げパンなどを楽しむことが出来る。富士そばではそばとカレーのセットが480円となる。びっくりドンキーではハンバーグソースで頂く卵かけご飯が名物で、玉ねぎとミンチが甘さを引き出しているが「チーズトーストセット(みそ汁orドリンク)」もコーヒーのおかわりが自由となっている。焼肉ライクでは「朝焼肉セット」を楽しむことが出来、こちらは無煙ロースターでニオイがつかないだけでなく、ご飯おかわり自由なのも強みとなっている。
おばけとは、利益度外視の特売メニューのこと。オープンから11時までの限定で食べられるイケアのおばけモーニングは、シナモンロールとハッシュドポテトのモーニングAセットで100円。イケアは会員になると、オープンから11時までドリンクバーが無料になる。朝から来店するキッカケを作るため破格の値段に設定している。
牛丼チェーンは、こだわりの卵を使った卵かけ定食がおばけ価格。なか卯のこだわり卵朝食は、独自で開発したエサで飼育した鶏の卵が使われている。ハル子さんおすすめは、これに鶏小鉢を追加注文すること。卵かけご飯と組み合わせることで、NEO親子丼が完成する。すき家のたまかけ朝食は、地域や季節に合わせてブランド米を単一銘柄で使用している。すき家の特徴は20種類以上あるサイドメニューの多さで、飽きさせない工夫がある。マツコがなか卯とすき家を食べ比べ。ご飯はなか卯が柔らかめですき家が硬めで、味噌汁はなか卯が甘めですき家が辛めだという。マツコは、ご飯と卵の相性がそれぞれ良いなどとコメントした。なか卯のこだわり卵朝食は290円で、鶏小鉢をつけても390円。すき家のたまかけ朝食は300円で、焼鮭をつけると520円になる。
高級店のなかには、ランチやディナーでは手が出ないメニューを朝の空いている時間に割安で提供しているお店があるという。魚がし日本一 エキュート品川店で平日朝7時から10時まで食べられるご褒美おばけメニューが、1000円でお釣りが来る寿司モーニング。
ハル子さんイチオシの朝限定割安高級モーニングを紹介。立喰い寿司の「魚がし日本一エキュート品川店」では、平日朝7時から10時まで、寿司7貫とあら汁のセットが食べられる。あら汁は、大きなお椀に入っていて、具はあらのみ。寿司は、目の前で職人が握ってくれて、ネタの一部は日替わり。通常は1100円で、モーニングは980円。「マンダリンオリエンタル東京」では、朝8時半から10時半まで、焼き立てクロワッサンと飲みものがついたモーニングAセットがおすすめ。通常935円のところ、モーニングでは550円。「京橋千疋屋大丸東京店」では、朝10時から11時半まで、お得なモーニングを実施している。おすすめは、モーニングティーAワッフルセット。リンゴジュースは、モーニング限定のストレートのもの。通常は2650円だが、モーニングでは1650円。「果実園リーベル」のモーニングは、フルーツサンドセット。フルーツはさっぱりとした甘みが特徴。いちごは様々な品種が入っていて、食べる箇所で味わいが変化する。カットフルーツとサラダもついて、通常1460円のところモーニングでは1100円。さらに、リッチでお得なモーニングがある。
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ハル子さんおすすめのお値打ちナンバーワン高級モーニングを紹介。果実園リーベルのフレンチトーストセットは、6種類のフルーツがのっている。マツコは、フレンチトーストセットを試食し、フルーツがおいしい、家では一度に色んな種類のフルーツを食べられないなどと話した。フレンチトーストセットは、通常1630円のところ、モーニングでは1180円。
イラストや情報を盛り込んだ手書きの地図「絵地図」がレトロで可愛いと人気になっている。昭和30年代、子供向けに発表された日本列島の絵地図。SNSで話題になり、復刻版絵地図がイベントで販売されると、即完売。今年開催の大阪・関西万博では、外国人観光客に向けた絵地図も用意されている。絵地図の世界を案内するのは、6000点以上の絵地図を収集する益田啓一郎さん。絵地図に隠されたミステリーから日本を代表する3大絵地図師まで紹介。
絵地図は町興しにもつながっているのだという。ある町では観光客も皆無の状況から一時は40万人もの人が足を運ぶまでになったのだという。
熊本・阿蘇郡の黒川温泉はにっぽんの温泉100選ベストテンにもよく入ることで知られるが、約40年ほど前には廃業の危機に立たされていたという。後藤哲也というオーナーは金槌などで洞窟風呂を掘り、他の経営者も切磋琢磨し合ったことが現在の繁栄につながっているが、昔話のような絵地図で旅行代理店にプロポーションしたことでも知られている。入湯手形を購入すると3箇所の温泉に入ることが可能であり120万人が訪れるまでとなった。大分・豊後高田市は昭和の街として知られている、1990年代には人が歩いていない寂れた状況となっていたが昭和時代から残っていた建物に注目して町興しを行い、昔ながらのレトロタッチなマンガでカルチャーを表現したことで魅力を伝えることに成功し、映画などの撮影にも使われるようになるとともに2025年版 第13回 住みたい田舎ベストランキングで1位となるなどしている。当時の看板の上に懐かしさの残る新しい看板を新調したのが特徴となっている。
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名古屋の絵地図には名鉄百貨店のモニュメントとして知られるナナちゃんらしき巨大な人影がみられたが、追加するようにと注文されたものだったという。安楽雅志さんが手掛けた愛知・刈谷市の絵地図は9本の鉄塔が目立つのが特徴となっているが、実際の場所には短縮された遺構の1本しか残されていない。こちらはかつては250mという高さで東京タワーよりも高かったが、第二次世界大戦時にはここから無線通信を行っていたのだといい1993年にすべての役目を終えると1本が残されるのみとなったという。村松昭さんの手掛ける多摩川の絵地図は全長3mという長さが特徴となっている。
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アザラシのタマちゃんが出現した場所も地図には描かれている。武蔵小杉のあたりだ。同じ地域の絵地図を見比べることで様々な角度から町の表情を楽しめるという。観光パンフレット、人力車コース、東京新聞などの地図を見比べる。作者によって町の見方が変わってくるのが絵地図の魅力。時代を変えた三人の絵地図作家3選。吉田初三郎、村松昭、高橋美江。吉田初三郎さんは絵地図をビジネスにした。大正から昭和にかけて活躍。概念を変えたデフォルメの先駆者。観光業の発展とともに進化を遂げた絵地図。テーマパークの園内マップなどで一気に普及した。もともとディズニーランドを誘致しようとしたところに、奈良ドリームランドができた。その絵地図を紹介した。村松昭さんは命がけの取材で全国の鳥瞰図を描いた。富士山や屋久島などの絵地図を描かれている。現地に足を運び、取材して描く。1年ほどかけるという。高橋美江さんは自分の視点で散歩MAPを描かれている。超人気絵地図作家さんだ。聞き込み取材をして調べた情報量の多さが評価されている。水彩絵の具とペンを使い分けながら、情報を入れ込むのが高橋さんのこだわり。縮尺は変えずに描いているという。