- 出演者
- 大江麻理子 滝田洋一 中垣正太郎
オープニング映像。
「日常に潜む”壁”進むバリアフリー」などのニュースラインナップ。
多くの障害者にとって高い壁となっているのが自販機。視覚障害者にとってはどんな飲み物があるのかを把握するのが難しいという声を受け、日本コカ・コーラはスマホアプリ「Coke ON」の機能を拡充。スマホの振動により自販機の場所まで案内し、音声認識機能を利用し商品名を言うだけ飲み物を購入することが可能となった。来月から施行される改正障害者差別解消法では企業や商業店舗が障害者に対して配慮するように求められていることから、これに対応した措置として注目が集まっている。
視覚障害者からの「ドアが開いているのか閉まっているのか分からない」という声を受け、自動ドアを開発するフルテックでは自動ドアとスマホを連携させドアの開閉速度を細く設定できるシステムを開発。視覚障害者に向けてドアが開いている場合は音声による案内を行う仕組みだという。
日産はルノーとの資本関係見直し後初となる経営計画を明らかにした。計画では2026年度までに100万台増やすことを掲げ、30種の新型車を投入することなどが発表された一方で、営業利益率の目標は現状から1ポイント増の6%に留まった。日産は中国市場で苦戦していることから、アジアでの輸出拡大により収益を改善したいとしている。
自民党の派閥政治資金を巡る問題を受け、二階元幹事長は自身の責任を取るとして次の衆院選に出馬しない意向を明らかにした。二階元幹事長を巡っては秘書が政治資金規正法で起訴されていたことから党内で処分も検討されていた。岸田総理は明日から党の執行部と共に安倍派幹部に聞き取り調査を行い、収支報告書に不記載があった議員の処分を決めたいとしている。
NTTはきょう、独自に開発した大規模言語モデル「tsuzumi」を活用した生成AIサービスの提供を開始したことを明らかにした。生成AIは日本企業や自治体に向けたものとなっており、チャットGPTに比べ日本語文書などの処理能力に強みを持つのが特徴。NTTは2027年までに1000億円以上の売上を目指すとしている。
北朝鮮の金与正氏は岸田総理が金正恩氏との会談を求める意向を示してきたことを明らかにした。岸田総理はこれを受け、首脳会談については何も決まっていないとしている。
明治は海外進出の切り札としてお菓子そっくりの「きのこの山ワイヤレスイヤホン」を発売。このイヤホンは専用アプリと連動することで世界144の言語をほぼ同時に翻訳することができる。お菓子の「きのこの山」と「たけのこの里」の販売金額は現在260億円となっているが、明治は2030年以降は販売金額500億円を目標としており、今回のイヤホンはそれに向けた海外での認知度アップの一助としたい狙い。
直近2週間で4円の円安となる中、財務省の神田財務官は為替介入を示唆するコメントを発表。市場では為替介入に対する警戒も強まっているが、専門家は1ドル153円に達するまでは介入が難しいとする見方も示している。
為替と株の値動きを伝えた。
JR東海は相模原市に新たな拠点「FUN+TECH LABO」をオープンさせた。施設はリニア中央新幹線の神奈川県駅に隣接しており、NECなども入居。世界の窓口となることが期待されている沿線の価値を向上させると同時に、イノベーション創出拠点となることも期待されている。
内閣府の会議資料に中国国営企業「国家電網」のロゴが表示されていた問題で、内閣府は問題の資料を一時的に非公開にした。内閣府は国家電網の関係者が登壇したシンポジウムの資料を過去に引用したため、資料の雛形に企業ロゴが残っていたままになっていたのがロゴが表示された原因だと説明している。
内閣府の会議資料に中国国営企業「国家電網」のロゴが表示されていた問題を受け、滝田は内閣府の説明には納得できないと反論。社会生活の基盤となるエネルギー問題に中国企業が関わっていたとする疑念は拭えないとしている。
サントリー、キリンなど大手メーカーはペットボトルの緑茶のリニューアルを相次いで発表した。背景にあるのは茶系飲料の競争激化。茶摘みの時期や焙煎の工程によって茶の味は大きく変化するが、サントリーでは茶葉の量をさらに増やした「伊右衛門」で他製品との差別化を図り、シェア拡大を狙っている。茶系飲料の業界ではPB商品の人気が大手メーカーにとっても無視できないものとなりつつあり、さらなる競争が加熱している。
マイナス金利解除も継続する円安について、滝田はドル円相場の方向性を決めるのはあくまでもアメリカであると指摘。今回の円安も圧倒的にアメリカの要因であるとした。
中垣キャスターは今回でWBSを卒業。別れの挨拶を行った。
エンディング映像。