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- 豊島晋作 相内優香 長部稀
オープニング映像&挨拶。
きょうのニュースキーワードを紹介。エヌビディアの決算に注目。
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ソニーグループはエンタメ事業をさらに加速させる新たな経営方針を発表した。2024年3月期決算で13兆207億円と過去最高の売り上げを発表。今年度はゲーム、音楽、映画などを楽しむ消費者だけでなくコンテンツを制作する側も顧客として取り込む方針。日本初公開の、3Dコンテンツを立体的に認識しながらデザインできるゴーグルは年内の商用化を予定。さらに被写体がリアルなものか判別できるカメラはセンサーが被写体が3Dなのか2Dなのかを判別。フェイク写真を見破ることができる仕組み。写真家などプロのクリエーターの撮った写真が本物だと証明し、彼らの権利を守る。エンタメ制作者向けの事業の強化に加えソニーグループは自社が抱えるゲームを映画化するなど各コンテンツの境界を越え、IP(知的財産)として利益を最大化することにも力を入れる。ただプレイステーション5の販売が振るわない。今年2月、販売台数の見通しが2500万台から2100万台に下方修正され傘下のゲーム事業会社はリストラを発表した。課題はありつつもソニーはあくまでエンタメ企業として成長を追求する方針。東京・港区の映像。ソニーグループ・吉田憲一郎会長のコメント。生成AIに言及。
ソニーグループはエンタメ事業をさらに加速させる新たな経営方針を発表した。ソニー売上高構成比:1980年度・9052億円(エレクトロニクス100%)、2000年度・7兆3148億円(エレクトロニクス69%、ゲーム9%、音楽8%、映画8%、保険6%)、2023年度・13兆208億円(ゲーム32%、エレクトロニクス30%、金融13.5%、音楽12%、映画11%)。プレイステーション、ソニー銀行に言及。
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米国エヌビディア2−4月決算。売上高は3.6倍、純利益は7.3倍とともに四半期ベースで過去最高を更新。人工知能の生成AIブームが続きデータセンター部門の売上高は5.3倍と過去最高。22日の決算発表後、時間外取引で一時7%以上、上昇し初めて1000ドルを超える場面もあった。東京株式市場では半導体関連株(レーザーテックテック、アドバンテスト)が大きく上昇。日経平均株価もきのうと比べ、およそ500円高い3万9103円で取引を終えた。エヌビディアは処理能力を高めた次世代AI向け半導体ブラックウェルの出荷を年内に始める予定で市場の一部からは強気な見方も出ている。YouTubeより。ジェンスンファンCEOのコメント紹介。ナスダック市場前、の映像。インタラクティブブローカーズ・チーフストラテジスト・スティーブンソズニック氏、岩井コスモ証券・投資調査部・小川浩一郎さんのコメント。
エヌビディアが予想を上回る好決算。明治大学教授・飯田泰之は「データセンター事業は今後も強い需要が期待される。データセンターそのものの雇用から、それに関連したサービス業まで、広がりが期待される」とスタジオコメント。電気に言及。グラフ「データセンターサービスの市場規模」。
中国軍はきょうから2日間の日程で台湾周辺の海域で軍事演習を開始したと発表し、台湾を取り囲むように演習を展開。中国の国営テレビは港などの封鎖で台湾のエネルギー輸入を阻止する狙いもあると伝えている。中国外務省は軍事演習について「国家主権と領土保全を守り、台湾での独立を求める分離主義勢力を厳しく懲罰するため」としたうえで米国に対し、台湾への支援や内政干渉をやめるよう求めた。こうした中、台湾・頼清徳総統は軍の駐屯地を訪れた。台湾の国防部は、台湾周辺で中国の軍艦15隻と33機の航空機を確認し軍用機などを派遣して監視体制を強めていると発表した。
岸田総理大臣は、都内で開かれた日経フォーラム「アジアの未来」で講演しAI(人工知能)や半導体分野の高度デジタル人材を日本とASEAN(東南アジア諸国連合)で育成する方針を明らかにした。ASEAN各国の大学とも連携して取り組みる。また、脱炭素の実現に向けた枠組み「アジアゼロエミッション共同体」の2回目となる閣僚会議を今年8月にインドネシアの首都ジャカルタで開催すると表明した。電力や輸送分野などでの協力を確認したい考え。東京・千代田区の映像。
小林製薬の紅麹サプリによる健康被害の問題を受けて消費者庁の有識者会議は機能性表示食品制度の改善に向けた報告案を示した。健康被害が疑われる場合の国や自治体への報告を現在のガイドラインによる努力義務から法的な義務に格上げし報告する対象も医師が診断し症状との関係が否定できないものと明確にする。消費者庁は、この報告をもとに制度の改正案を今月中に取りまとめる方針。
きょうはどんな人でも楽しく弾ける楽器のたまご。
たたくと光る「ハグドラム」の紹介。ドラムは2台で1組。片方のドラムをたたくともう一台のドラムにも光と振動が伝わる。自分がたたくと本体全体が光り、相手がたたくと、一部分だけが光る仕組み。相手の光にタイミングを合わせることで耳が不自由でも合奏ができる。抱きかかえるように持つことでお互いをハグしているような感覚になることから「ハグドラム」と名付けられた。ゆるスポーツランド2024、アーティスト・シシドカフカさん、東京・港区の映像。ソニーミュージック・梶望さんのコメント。
たくと光る「ハグドラム」の紹介。ソニーは去年も、鼻歌を歌うだけで吹けるというサックスを開発している。ソニーは、これらの楽器をどんな人でも楽しめる「ゆる楽器」と銘打って開発を続けている。ソニーは来年度以降、家電を含め、原則すべての製品の開発過程に障害者や子どもなどの声を取り入れ誰もが使いやすい製品を作ることを掲げている。すべての人を巻き込むという意味のインクルーシブと呼ばれる取り組み。ゆる楽器の開発で得られる知見が欠かせないという。ソニーゆる楽器・デザイナー・秋田実穂さんのコメント。
スタジオで出演者らが「ハグドラム」を合奏した。
セブン&アイホールディングス・井阪隆一社長インタビュー。グループの積年の課題とされてきたそごう西武の売却を実施し先月には祖業イトーヨーカ堂の実質的な切り離しといえる上場の検討の方針も固めた。選択と集中の先が主力事業のコンビニ「セブンイレブン」。2008年に資本業務提携したアインホールディングス。調剤薬局のほか、コスメ商品の販売も展開。これまで目立った協業の成果はなかったが薬局事業をめぐり、アインと協業を拡大したいと明かした。物言う株主のオアシスマネジメントが今月、アインの株式保有率を14%にまで高めたことが判明。ドラッグストアのツルハホールディングスの株式をイオンに売却することでツルハとイオン系のウエルシアホールディングスとの経営統合を演出したオアシス。オアシスとイオンはドラッグストアの再編を仕掛けている。アインHD・水島利英専務のコメント。セブン&アイホールディングス・井阪隆一社長インタビュー。グローバル戦略は。2021年に北米でおよそ3900店を展開するスピードウェイを買収。今年はオーストラリアのセブンイレブンの買収を完了するなど拡大戦略を積極化させていて現在は20の国と地域で展開している。世界展開のカギとなるのが、食のコンビニ。マレーシアでは工場を建て、オリジナルの食品の提供やベトナムでは現地の食文化に合わせたメニューを開発し提供している。
セブン&アイの海外戦略のポイントなどについて、明治大学教授・飯田泰之のスタジオコメント。
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米国FRB(連邦準備制度理事会)は22日、先月30日と今月1日に開いたFOMC(連邦公開市場委員会)の議事要旨を公表した。この中で参加者が「過去1年でインフレは緩和したもののここ数か月は目標である2%に向けた進展がみられない」と述べたという。利下げ開始までの期間が以前の想定より長くなるとも指摘した。さらに、多くの参加者が金融引き締めが十分かどうか不確実とみていることも明らかになった。
立憲民主党・大串選対委員長は来月、都内で自身の政治資金パーティーを開催すると明らかにした。立憲民主党は政治資金パーティーの開催を全面的に禁止する法案を国会に提出していて、党の幹部でもある大串氏の姿勢は疑問視される可能性がある。大串選対委員長は「法律が通ったら私も政治資金パーティーは行われない」とコメント。
最新のマーケット情報を伝えた。
来年の正月に向けて雑誌「ハルメク」が販売するおせちの試食会が開かれた。今年、重箱のおせちの販売額は去年と比べ1.5%減少。調査した富士経済は原材料の高騰を受け販売価格が上昇した影響としている。こうした中、試食会での読者の声を受け「ハルメク」が新たに投入するのが価格を抑えた1人前のおせち。東京・千代田区の映像。ハルメク・柴田達也さんのコメント。
中国が台湾周辺で軍事演習を始めた。台湾で頼清徳氏が総統に就任したタイミング。明治大学教授・飯田泰之は「直接的な紛争にすぐ結び付くく状態ではないが新しい経済ネットワークを構築していくことを考えていくとき」のスタジオコメント。民進党、米国に言及。■カンブリア宮殿「バーガーキング賛否両論戦略」の告知。
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