- 出演者
- 豊島晋作 竹崎由佳 嶺百花 吉崎達彦
オープニング映像。
世界最大の動画配信サービス「ネットフリックス」が日本でサービスを初めてから明日で10周年を迎える。この節目にアメリカから来日した共同CEOのグレッグ・ピーターズ氏がきょうテレビ東京の単独インタビューに応じた。ネットフリックスは190超の国・地域で展開し世界の有料会員数は3億世帯を超える。日本では15年からサービスを開始し、あすから10周年記念イベントが開催される。グレッグ氏は日本市場の重要性を強調。次の10年に向けスポーツのライブ配信を始め、WBC独占配信について語った。
ウクライナ情勢について。ロシアとの戦闘集結後にウクライナに提供する安全の保証をめぐる協議がフランス・パリで行われた。さらにアメリカのトランプ大統領がウクライナのゼレンスキー大統領と先ほど電話会談を行ったとの情報も入っている。ウクライナを支援する有志国連合約30か国が参加する中、議題となったのはウクライナが求める“安全の保証”。ゼレンスキー大統領が求めているのは戦闘終結後ロシアの再侵攻を許さないという保証で、具体的にはウクライナ軍の戦力を維持するための軍事支援やヨーロッパ主導の派兵、更にはアメリカ軍の関与を求めている。トランプ大統領は先月22日、2週間で和平合意の進展を見極めロシアに対し「大規模な制裁か関税、その両方を実施するか決める」と述べておりその期限は5日に迫っている。
プーチン大統領は戦争をやめる気があるのか。吉崎達彦氏は「今週の動きを見る限りなさそう」とし、中国・北朝鮮と緊密な関係を誇示しむしろアメリカに逆らう方向だと述べた。物理的にもゼレンスキー大統領と5日までに会うことは考え難く、14日にはロシア統一地方選挙もありそんな時に大きな動きをするとは考え難いとした。一方で戦争を始めた部屋で今度は終わりの準備を始めるかもしれないとした。
中国の通信機器大手「ファーウェイ」はきょう、三つ折りのスマートフォンの新機種を発表した。世界初の3画面同時操作が可能になったのが特徴でファーウェイが独自開発した半導体を搭載している。2020年に始まったアメリカによる半導体の制裁により中国では国策のもと半導体関連の研究開発が加速している。三つ折りスマホの新機種「HUAWEI Mate XTs」は日本円で約37万円~。新機種ではそれぞれ違う画面を表示させ同時に使えるようになった。AI向けチップ「アセンド」を384個連結、アメリカのエヌビディアと比べ計算能力が1.7倍上回ったとされている。制裁をバネにアメリカに依存しない半導体供給網の構築を目指す中国、政府は去年国産半導体の製造強化に向け3440億元(約7兆円)を当時半導体基金を設立した。
先ほど発表されたアメリカの7月の貿易赤字は2か月ぶりに拡大した。貿易赤字は約783億ドル、前月比32.5%増。輸入は5.9%、輸出は0.3%いずれも増えた。
日本製鉄はきょうアメリカの鉄鋼大手USスチールの買収を妨害したなどとして起こしていた、USWのマッコール会長とクリーブランド・クリフスのゴンカルベスCEOへの訴訟を取り下げたと発表した。一方USWもUSスチールが組合員を威圧したとしてアメリカ政府の独立行政機関に行った告発を撤回。これでUSスチールの買収をめぐるすべての訴訟が終結した。
2025年度の最低賃金の改定で初めて全ての都道府県で時給1000円を超えたことが分かった。共同通信の集計によると39道府県で国が示す引き上げ額の目安63円を上回った。時給が最も低いのは高知・宮崎・沖縄で1023円。
中国・習近平国家主席は今夜北京を訪問している北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記と会談した。両首脳の会談は約6年ぶりとなる。
日本航空の機長が社内規定に違反し滞在先のハワイで飲酒、3便が最大18時間余遅延した問題で機長の飲酒が国土交通省から認可を受けた運航規定で定めた上限の2倍を超えていたことが分かった。機長はこれまでにも10回ほど社内規定に違反、自主調査データの日時を改ざんしていたことも判明。
生成AIや半導体などの需要が高まる中その技術を支えるのが理系人材。中でもいわゆる“リケジョ”の育成に力を入れようとソニーが動き始めた。この日東京・北区にある女子聖学院中学校・高等学校で、ソニーの現役エンジニアが出張授業を行っていた。ソニーは2年ほど前からこうした出張授業をスタート、中学生を対象に授業を行いリケジョも含めた理系人材の育成に力を入れている。
こちらは一見普通のネイルのようだが実はアスリート向けに作った爪を強くし割れにくくするネイル。使用しているのは海産物の「カキ」の殻。カキ殻に含まれる炭酸カルシウムや亜鉛などの成分を適切な比率で配合することで強度がでるという。そこでターゲットにしたのが指先に力を入れるアスリート、爪を保護するためのネイルとして開発した。また水仕事などで爪割れに悩む人のニーズも取り込む考え。岡山県ではカキの殻が年間1万5000トン発生、処分の方法が課題となっていた。開発した企業では今後カキ殻の商品を増やし廃棄物の処理に役立てたいとしている。
アメリカとの関税交渉をめぐり日本を出発した赤沢経済再生担当大臣がまもなくワシントンに到着する。関税交渉をめぐる訪米は10回目。現地ではラトニック商務長官らと会談する見通しで約80兆円の対米投資に関する協議体を設置することなどを確認する覚書を交わす方針。また自動車関税を15%に引き下げる大統領令の発出を実現させたい考え。
為替と株の値動きを伝えた。
赤沢経済再生担当大臣がワシントンでラトニック商務長官らと会談、今後自動車関税を引き下げるための大統領令が出るのかどうか。また日米では5500億ドル(約80兆円)の日本からアメリカへの投資の枠組みを確認するための協議の文書を出すかどうかも今後議論になってくるとみられる。
ヨドバシカメラが下請け企業6社に対し支払代金を不当に減額したとして、公正取引委員会はヨドバシカメラに下請法違反で勧告する方針。ヨドバシカメラかプライベートブランドの製造委託の代金など約1349万円を不当に減額、違反を指摘されたヨドバシカメラは8月22日に下請企業6社に全額返金した。
ホンダは24年ぶりとなるプレリュードの新モデルを明日発売する。次世代の制御技術を搭載したハイブリッド車として復活、 価格は617万9800円~。ターゲットは中高年層の他、新型車では初となるレンタカーでも展開、若年層の認知度も高めたい考え。
速報。イタリアの著名デザイナーのジョルジオ・アルマーニ氏が亡くなったと、ブランドのジョルジオ・アルマーニが発表した。91歳だった。ロイター通信によるとアルマーニ氏は1975年に「ジョルジオ・アルマーニ」を立ち上げ、デザイナーとしての才能とビジネスにおける鋭い洞察力で年間約23億ユーロの売上高を誇る企業を率いた。
LGエレクトロニクス・ジャパンはクローゼット型の家電「LGスタイラー」の新製品を発表した。振動や蒸気で衣類の臭いやシワを取るのが特徴で、新モデルは価格を32万8900円に設定。法人での導入が広がりラインナップの拡充で幅広い需要を狙う。一般販売は今年111月からの予定。
きょうリニューアルオープンしたのは都内のくじら肉をメインに扱うレストラン。「くじらの王様」では捕鯨から販売まで行う会社が直営し、新鮮で高品質なクジラ肉を提供する。こちらの店は今回のリニューアルでクジラ料理以外も提供を開始、他の料理目当ての客にもくじら料理に触れてもらいたいとしている。現在くじら肉の消費量は1962年をピークに激減、現在はおよそ100分の1にまで落ち込んでいる(水産庁「捕鯨をめぐる情勢」より)。しかし去年水産庁は十分な資源が確保できているとしてナガスクジラを商業捕鯨の対象に解禁。この店ではこの解禁を好機と捉え今回店名も「くじらの王様」と変え消費量拡大を狙う。