- 出演者
- 柴田英嗣(アンタッチャブル) 山崎弘也(アンタッチャブル) 王林
オープニング映像。
信子が韓国・陽川区を訪れた。脱北者のターニンググルメを調査する。
信子が脱北者のターニンググルメを調査。脱北者のチャン・ミョンジンさんと会った。ミョンジンさんは11歳で脱北。ソウル市内の3階建てのアパートの屋上で暮らしている。オクタッパンという貯水タンク用の物置を改装した。部屋には北朝鮮で撮った写真が1枚貼られていた。北朝鮮では写真を多く持っていると脱北と疑われるという。ミョンジンさんの家にはプレイステーション5が。これがないと生活できないできないという。脱北して衝撃的だったのがプレイステーション2。ゲームというものを初めて見たそう。
信子が脱北者のターニンググルメを調査。脱北者のチャン・ミョンジンさんはYouTuber。ユーモアを交えながら話す北朝鮮のリアルエピソードが人気。YouTubeの収益は月1万円ほど。YouTubeだけでは食べていけないため、Uber Eatsの配達員もしている。韓国の大卒初任給からすると3分の1ほどで生活はギリギリ。脱北者から韓国の国会議員になる人が現れて脱北者らによる政党も結成されるなど社会的地位は向上しているが、それでもまだ偏見は残っているという。少しでも脱北者のことを知ってほしい、そう願い、ミョンジンさんはYouTubeをやっている。ソウル市内に住むミョンジンの母親の元を訪ねると、北朝鮮の味・とうもろこし麺を作ってくれた。韓国には北朝鮮料理専門店が存在する。店は脱北者が経営。客の多くが脱北者だという。取材した店では中国経由で仕入れた北朝鮮食材も販売している。
信子が脱北者のターニンググルメを調査。脱北者のチャン・ミョンジンさんらと一緒にオドゥサン統一展望台を訪れた。この展望台からは北朝鮮が見える。約2km先の距離。韓国がこの地に展望台をつくったのは北朝鮮という存在を教育させるため。朝鮮戦争は休戦中で終戦ではない。脱北という命がけの決断をした人生のターニングポイントにはとうもろこし餅があった。北朝鮮にいた頃から食べており、早く簡単に食べられるため脱北するときに食べていたという。
七五三掛龍也がタイ・ペッチャブーンを訪れた。その地には無国籍少年のオンバークくんがいた。オンバークくんはタイの国技・ムエタイに勤しんでいる。
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- バンコク(タイ)ペッチャブーン(タイ)
七五三掛龍也が無国籍少年のターニンググルメを調査。無国籍少年のオンバークくんは18歳。ムエタイに勤しみ、これまで70戦ほど戦って50勝15敗5引き分け。オンバークくんは15人ほどいるジムの中で有望株の若手ファイター。試合は月に1~2回。1試合のファイトマネーは約66000円ほどだが、負ければファイトマネーがもらえないこともあるという。取材した翌日はことしの行く末を占う大事な1戦が控えていた。オンバークくんは無国籍の難民。戦争が始まりタイに避難。ミャンマーの山奥で貧困生活を送っていたため、子どもの出生や国籍を証明する住民登録票がない。オンバークくんはムエタイで有名になればタイ政府に認められて国籍を手に入れる近道になると考えているという。オンバークくんは14歳のとき、宅配便の荷物に隠れてムエタイジムに来た。無国籍難民は無許可で国内を移動すると捕まってしまうため。ジムの女将は命がけで来たオンバークくんを受け入れた。家族に3年間会えていなかったオンバークくんだが、この日、久しぶりに里帰りすることに。3年ぶりに家族と再会した。母と姉が腕をふるい、オンバークくんの大好物を作ってくれた。そして、決戦の朝を迎えた。母を試合会場に誘ったが、「息子が殴られるところを見たくない」などと行くことを拒んだ。
七五三掛龍也が無国籍少年のターニンググルメを調査。無国籍少年のオンバークくんは勝てばタイトルマッチへの足がかりになる一戦を迎えた。約500人の観客の中には母の代わりに駆け付けたきょうだいの姿も。オンバークくんは見事スリーダウンのTKO勝ちを収めた。勝利のご褒美メシはタイ式バーベキューのムーガタだった。